【スウェーデンの世界遺産】ドロットニングホルムの王領地 観光の見どころをご紹介

北欧のスウェーデンの首都・ストックホルム近郊にある世界遺産「ドロットニングホルムの王領地」。

そこには“北欧のヴェルサイユ”と呼ばれる美しい城「ドロットニングホルム宮殿」があり、ストックホルムで人気の観光スポットのひとつとなっています。

ドロットニングホルム宮殿がすごいのは、現スウェーデン王室が居住しているにもかかわらず、観光客が宮殿の敷地内を散策したり、王室の居室を除く宮殿の内部を見学できること。そういうところが、さすが北欧といったところですね。

そこで今回はスウェーデンの世界遺産である、ドロットニングホルムの王領地の観光スポットとアクセス方法についてご紹介します。

季節、諸事情により、価格・営業時間・定休日などが実際と異なっている場合があります。ご訪問時は事前に施設および公式ウェブサイト等で最新情報をご確認ください。
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ドロットニングホルムの王領地のアクセス

ここではドロットニングホルムの王領地の行き方をご紹介します。

ストックホルム中央駅やストックホルム旧市街のガムラ・スタンから行くとすると、地下鉄「T17」または「T18」に乗り、「ブロンマプラン(Brommaplan)駅」で下車します。

ブロンマプラン駅を出てバス停に向かいましょう

ブロンマプラン駅からすぐそばにあるバスターミナル

ブロンマプラン駅から路線バス(176、177、301〜312、317、323、336、338番)に乗り、バス停「Drottningholm」で下車します。ドロットニングホルムの王領地はそのバス停から徒歩すぐのところにあります。

一見するとアクセスが難しそうに見えるかもしれませんが、実際に行ってみると割と簡単ですのでご安心くださいませ。

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ドロットニングホルムの王領地の見どころ

ここではドロットニングホルムの王領地のおもな観光スポット・見どころをご紹介します。

ドロットニングホルムの王領地は敷地が広いため、所要時間は1時間で周りきるのは正直厳しい。余裕を持って2時間〜2時間30分ほどの目安で見学したいですね。

時間分配はざっくり分ければ宮殿で1時間、残り時間はそれ以外といったところです。

ドロットニングホルム宮殿

“北欧のヴェルサイユ”と称される、17世紀に建てられたバロック様式の「ドロットニングホルム宮殿」。

ストックホルムの観光において外せない観光スポットのひとつです。

上の写真は湖面から見たドロットニングホルム宮殿、この角度から見る宮殿の美しさは筆舌に尽くしがたい。個人的には1番好きなドロットニングホルム宮殿の景観です。

規律がとれた衛兵が宮殿を守っている姿が、凛々しくそして美しい

よく整備されたバロック様式の美しい庭園。ゆっくり散歩してみると気持ちがいいです

宮殿の前にある噴水。そこにある像はこん棒を持ってドラゴンと闘っている「ヘラクレスの像」。ドラゴンを鷲掴みしているのがすごいですね

ヘドヴィグ・エレオノラ王妃の寝室だった「謁見用寝室」。17世紀当時の贅を尽くした煌びやかな雰囲気を感じられます

各国重臣の肖像画が飾られている「国家の間」。儀式や集会などに利用されていました

ルヴィサ・ウルリカ女王の蔵書などが保管されている「ライブラリー」

見落としがちですが、天井画が美しいのでぜひ見ていただきたいところです

ドロットニングホルム宮殿 Information
住所:Drottningholms Slott Slottsstallet 11, 178 93 Drottningholm, Sweden
営業時間:5〜9月11:00〜17:00、10月〜4月の営業日11:00〜16:00
定休日:公式サイト参照
入館料:130SEK
公式サイト:https://www.kungligaslotten.se/english/royal-palaces-and-sites/drottningholm-palace.html

中国離宮 Kina Slott

アドルフ・フレドリック王がウルリカ王妃に誕生祝いに贈られたという「中国離宮」。

ロココ調と中国風の折衷様式という、エキゾチックな佇まいがなんともユニークです。

中国離宮 Information
営業時間:11:00〜17:00
営業日・定休日:公式サイト参照
入館料:120SEK
公式サイト:https://www.kungligaslotten.se/english/royal-palaces-and-sites/the-chinese-pavilion.html

ドロットニングホルム宮廷劇場

1766年に建てられた「ドロットニングホルム宮廷劇場」。

オペラやバレエの公演が行われており、今でも当時の舞台装置を定期的に使用している、世界で唯一のユニークな劇場です。

ガイドツアーで内部を見学することができます。

実際に使われた衣装が展示されています

フクロウの着ぐるみみたいなのが、なんともユニークでした

騙し絵みたいに見える舞台。公演が実際に行われています

ホールは思いのほか広くて、臨場感が感じられます

ドロットニングホルム宮廷劇場 Information
ガイドツアー(英語)
営業日:[5月~9月]毎日、[4・10月]土・日曜のみ
開始時間:[5月~9月]月〜水曜11:30、木〜日曜11:30・12:30・13:30・15:30、[4・10月]12:00、14:00
入館料:110SEK(ストックホルム・パスで入場可。パスはGo City® 公式サイトで購入できます)
公式サイト:https://dtm.se/home

ドロットニングホルムにはフェリーでも行けます

ドロットニングホルムの王領地のアクセスは先ほど紹介しましたが、地下鉄とバスを乗り継ぐ以外にも、おすすめしたいアクセス方法があります。

それは、ストックホルムの港からドロットニングホルムまでフェリーで行くことです。

ストックホルム市庁舎近くにある港からドロットニングホルム行きのフェリーが、ストロッマ・ツーリズム社より運行されています。

料金は片道215SEK、往復は315SEKですが、Go ストックホルム・パスがあれば、それを提示するだけで乗船することができます。

ストックホルムからドロットニングホルムまで、運行の時間と時期によってルートが変わりますが、所要時間はおおむね1時間くらい。

ドロットニングホルムまで、ちょっとした船旅が楽しめるのでおすすめです。

船内にはカフェやレストランがあるので、優雅なひと時を楽しめます

甲板の上で見る景色はとてもきれいです。私が9月に乗船した時でも風が強くて寒かったけど、毛布を借りられるので安心です

これらの景色はフェリーならではで見られる角度なので貴重です。上からストックホルム旧市街のガムラ・スタン、ストックホルム市庁舎、そしてセーデルマルム地区の街並み

この「Västerbron」という、大きな橋をくぐり抜けます

奇妙な形をしている船を発見。何かと思いきや、船体はサウナになっていました。湖の上でサウナを楽しむなんて、スウェーデンならではのユニークな発想ですね

ヘゲルステン(Hägersten)という地域。すごくきれいな街並みだなと思いながら眺めていました

この角度はフェリーからでしか見られないであろう、ドロットニングホルム宮殿の景観

フェリーは片道だけにして帰りはバスと地下鉄で帰ってもいいし、フェリーで往復してもいいのですが、ストックホルム・パスを持っていれば、そういう風にフレキシブルに変えられることができます。

チケットを買ってランチやディナーを楽しみながら、フェリーの船旅を楽しみたいのであれば、ストロッマ・ツーリズム社の公式サイトをご参照くださいませ。

以上、スウェーデンの世界遺産・ドロットニングホルムの王領地観光の見どころをご紹介しました。

ご参考にしていただけたら幸いです。

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