バルト三国でもっとも南に位置するリトアニア。人口が300万人ほどの小さな国は、意外にも日本とは深いつながりがあります。
「命のビザ」を発給して、数多くのユダヤ人、避難民を救ったことで有名な「日本のシンドラー」と呼ばれる、杉原千畝氏ゆかりの地であります。
リトアニアの首都・ヴィリニュスの旧市街は、バルト三国の他の2か国であるエストニアのタリン旧市街やラトビアのリガ旧市街と同様に、世界遺産に登録されており、荘厳で美しい教会が数多く点在し、中世の街並みが色濃く残っています。
そのヴィリニュスからバスで30〜40分くらいのところに位置する、湖に浮かぶかのように佇む美しい古城があります。
その名はトラカイ城。リトアニアでは有名な観光名所です。
赤レンガで作られた城が水面に映る姿を目にしたら、その美しさに言葉を失います。そこで今回はヴィリニュスからの行き方を紹介します。
【ヴィリニュス発】トラカイ城へのアクセス
まず、ヴィリニュスのバスターミナルからトラカイ城へ向かいます
バスターミナルの建物の中。旧共産国だからか、雰囲気は少々暗い
ターミナルのバス停。構造上仕方がないけど、ここも暗いなぁ。
トラカイに行くバスの本数は多いし、バス停の時刻表やインフォメーションで確認すれば何番のバス停に乗ればいいか、迷うことはないと思います。
料金はおおむね1.8〜2ユーロです。チケットオフィスではもちろん、バスの運転手から直接購入もできますので、小銭を忘れずに用意しましょう。
30〜40分で到着します。ここがトラカイのバスターミナルです。ヴィリニュスも一国の首都なのにのどかでしたが、トラカイはさらにのどかでした
この時にヴィリニュス行きの時刻を確認してみてください。レトロな手書きの時刻表です。修正液の跡が見えます
バスターミナルから北へ一本道を歩いていきます。このような風景が延々と続きます
およそ30分くらい歩くと、湖と橋が見えてきます。奥に見えるのがトラカイ城です。楽器を弾いている人や、釣りをしている人を見かけました
この橋を渡った先がトラカイ城です。ここから見るトラカイ城も素敵です
門をくぐって中に入るとこんな感じ。中世の雰囲気を感じます。ギロチン台で子供が遊んでます
トラカイ城の近くのレストラン・kibininė
この地域の名物であるキビナイ(kibinai : Karaite pasties)。羊肉が入っていて、ヨーロッパというよりトルコとか、中央アジアの料理みたいでした
以上、リトアニアの古城・トラカイ城について紹介しました。
ご参考にしていただけましたら幸いです。
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※私が行った当時(2016年7月)のを元に書きましたので、多少の差異はご了承ください。