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【必見】熊本市内をめぐる1日観光モデルコースを紹介します!

日本三名城のひとつ(諸説あり)で、漆黒の美しい外観を誇る「熊本城」を中心に栄える熊本市。

熊本市は絶品グルメが楽しめ、熊本城や水前寺成趣園を中心に魅力的な観光スポットがいくつもあります。

そこで今回は、熊本市内をめぐる1日観光モデルコースの一例を紹介します。

この記事は2025年3月時点の情報であり、季節、改定、諸事情により、営業時間・定休日・価格などが実際と異なっている場合があります。ご訪問時は事前に店舗・施設および公式ウェブサイト等で最新情報をご確認ください。
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熊本市内をめぐる1日観光モデルコース

今回、紹介する熊本市内の1日観光モデルコースは、熊本城や水前寺成趣園を優先したコースで、以下の順でめぐります。

・桜の馬場 城彩苑
・熊本城ミュージアム わくわく座
・熊本城
・アミュプラザくまもと(ONE PIECE 麦わらストア 熊本店)
・熊本駅(肥後よかモン市場)
・水前寺成趣園
・熊本県庁(ルフィの像)
・SAKURA MACHI Kumamoto(バスターミナル:空港行)

あっちに行ったり来たりと、ルートでいえばあまり効率的ではありませんが、営業時間などを考慮しました。

なお、グルメに関しては今記事では割愛しますが、このコースを周っている間にばっちりグルメを堪能しています。

熊本市のグルメに関してくわしくは、下記の記事をご参照くださいませ。

今回のコースは距離が長いので徒歩のみでは不可、市電を利用します。

ここでは私がした市電の利用方法を紹介します。

熊本市電は1回の乗車で大人180円(子ども90円)でしたが、2025年6月1日から200円(100円)に値上がりしました。

乗るたびに支払うのは面倒なので、「乗換案内(ジョルダン)」のアプリをダウンロードして、熊本市電1日乗車券を購入しました。

降りる時に画面を見せればいいので便利で時短できて効率的です。

ただし、熊本市は全体的にオーバーツーリズム気味なので、市電の中はたいへん混雑しています。

熊本市電はA系統(熊本駅〜健軍町(けんぐんまち)間)とB系統(北熊本駅〜健軍町間)の2線が走っていますが、特にA系統の混雑ぶりがすごかったです。

熊本市電1日乗車券は利用日に限り、施設利用割引が利用できます。

乗車券やアプリに関してくわしくは、熊本市交通局のこちらのページをご参照くださいませ。

そのほか、熊本市電に関して不明な点がありましたら、くわしくは熊本市交通局の公式サイトをご参照していただければと存じます。

このようなレトロなタイプの市電も現役で稼働しています

それでは熊本市内の1日観光モデルコースを追っていきますが、スタート地点は特に決めていません。

今回は私が泊まったのが熊本城の近くにあるホテルだったので、そこがスタート地点になりますが、熊本駅をスタート地点として設定してもOKです。

行幸橋を渡る前にある「加藤清正公像」

行幸橋を渡って熊本城へ行く前に、桜の馬場 城彩苑へ行きましょう。

桜の馬場 城彩苑

桜の馬場 城彩苑」は熊本城のそばにある観光施設です。

飲食店やおみやげ屋などが軒を連ねており、城下町のような雰囲気を味わえます。

グルメやショッピングは朝なので後回しにして、次の目的地へ行きましょう。

熊本城ミュージアム わくわく座

熊本城や城下町の歴史や文化を学べるスポット「熊本城ミュージアム わくわく座」。

甲冑や刀なども展示しています。

プロジェクションマッピングやジオラマなどで、歴史や文化を楽しみながら体験できます

【熊本城ミュージアム わくわく座 Information】
住所:熊本県熊本市中央区二の丸1-1−1 熊本城ミュージアム「わくわく座」
営業時間:9:00〜17:30(入館は17:00まで)
入館料:大人300円、2館共通券(熊本城・わくわく座):850円
公式サイト:https://www.sakuranobaba-johsaien.jp/waku-index/

熊本城の入園料は大人800円なので、熊本城ミュージアム わくわく座で2館共通券を購入すればお得になります。

しかも、熊本城で購入するのと比べて、あまり並ばずに購入できるので効率的です。

熊本城ミュージアム わくわく座の見学が終わったら、熊本城へ向かいましょう。

熊本城

日本三名城のひとつで、武将・加藤清正が築いたとされる「熊本城」。

熊本市のシンボルでランドマーク的な存在の熊本城に、国内外問わずたくさんの観光客が訪れています。

熊本城は平成28年(2016)に発生した熊本地震により、多大なる被害を受けましたが、天守閣は2021年に復旧しました。

しかし、城全体の完全復旧にはまだまだ長い時間を要すると見込まれています。

この看板を見る限りだと、完全復旧は2052年ということですかね。まだまだ復旧への道のりは長いですね

城への入口は北口と南口がありますが、平日の出入場は南口からのみとなっています。

今回はこの日が土曜日だったので、北口から行きました。

桜の馬場 城彩苑から出て階段を上って右へ行くと南口へたどり着きますが、北口から行くので左へ曲がります。

左に曲がってすぐ見えるのが「未申櫓(ひつじさるやぐら)」。南西を意味することから「未申」という名がつきました

熊本城の西側にある「二の丸広場」。この日は何かのイベントが開催されていたみたいです

二の丸広場からは大天守、小天守、宇土櫓の3棟が一望できます

土日祝日は営業している北口券売所。とりあえずまっすぐ城へは行かず、左へ曲がります

左へ曲がると見えてくる「加藤神社」。その名のとおり、加藤清正を祀る神社です

祈祷や参拝だけでなく、神前結婚式もできるそうです

加藤神社から眺める熊本城。写真撮影スポットになっています

加藤神社の見学が終わったら、また北口方面へ戻ります。

第三の天守とも呼ばれる「宇土櫓(うどやぐら)」は、残念ながら工事により囲いに覆われています

そして熊本城の天守閣に到着。漆黒の美しい佇まいが荘厳です。写真撮影が終わったら天守の中に入っていきましょう

地階は「穴蔵」で、井戸があります

1階は「加藤時代」で、加藤家の統治時代を解説しています。こちらは天守の模型

こちらは御上段(おじょうだん)模型。精巧に再現されています

2階の「細川時代」。ジオラマ模型がありました

6階の展望フロアから見る熊本市街の風景

天守閣を出たら、最初は北口から来たので南口へ向かいます。

本丸御殿闇り通路(ほんまるごてんくらがりつうろ)」。地下通路があるのは日本全国の御殿建築の中でも珍しいそうです

手前の二段の石垣は「二様の石垣」。古い石垣(右)に新しい石垣(左)が足されており、時代が異なる石垣が見られます

地震の爪痕が痛々しい「数寄屋丸二階御広間(すきやまるにかいおんひろま)

坪井川沿いに面した「長塀」は国指定の重要文化財です

【熊本城 Information】
住所:熊本県熊本市中央区本丸1-1
営業時間:9:00〜17:00(最終入園16:00)
入園料:大人(高校生以上)800円、2館共通券(熊本城・わくわく座):850円
休園日:12月29日 ※荒天などにより休園する場合あり
そのほか詳細は、公式サイトにてご確認ください
公式サイト:https://castle.kumamoto-guide.jp/

熊本城の見学が終わる頃は、お昼時より少し早い時間帯になると存じます。

有名店・人気店は並んだりして混雑しますので、ランチタイムは充分に確保しましょう。

昼食を終えたら、熊本駅へ向かいます。

しかし、私はその前に自分が行きたかった喫茶店に立ち寄ったので、熊本駅へはその後に行きました。

その喫茶店は下記の記事で紹介していますので、ご参照いただければと存じます。

アミュプラザくまもと

熊本駅前にある大型商業施設「アミュプラザくまもと」。

グルメ、ファッション、雑貨などさまざまな店が入っているので、要するにデパートです。

アミュプラザくまもとの6階にある「ONE PIECE 麦わらストア 熊本店」。ファンにとっては垂涎もののグッズがたくさんあります。興味がない人はすっ飛ばしてもらっても構いませんが、せっかくだから立ち寄ってみましょう

【アミュプラザくまもと Information】
住所:熊本県熊本市西区春日3-15-26
営業時間:10:00~20:00、レストランは11:00~22:00 ※店舗により異なる
公式サイト:https://www.jrkumamotocity.com/

熊本駅

熊本市の玄関口となっている「熊本駅」は、九州新幹線の停車駅でもあります。

駅には2つの駅ビルが直結しているので、グルメやショッピングをするのに便利です。

熊本駅構内にある「肥後よかモン市場」。絶品の熊本グルメがたくさんあるので、ぜひ立ち寄ってみましょう

【肥後よかモン市場 Information】
住所:熊本県熊本市西区春日3-15-30
営業時間:9:00~20:00 ※店舗により異なる
公式サイト:https://www.jrkumamotocity.com/floor/floorguide/?area=area2

次は水前寺成趣園へ向かいます。

熊本駅からはJR豊肥本線で「新水前寺駅」まで行き、そこから徒歩約11分でトータル約25分ほど。

または熊本市電A系統で「水前寺公園」まで行き、そこから徒歩約3分でトータル約40分ほどかかります。

水前寺成趣園は熊本駅からは5km近く離れていて、少し遠いです。

水前寺成趣園

日本一の湧水庭園とも称される桃山式の回遊式庭園で、国の名勝・史跡の「水前寺成趣園」。

肥後国熊本藩初代藩主・細川忠利から綱利の3代にかけて造営された見事な庭園です。

湖畔西側に佇む「古今伝授の間

料金を支払って中に入って座ることができるようです(抹茶とお菓子付き)

古今伝授の間からこの景色を見ながら、くつろぐのは趣がありますね

庭園内にある「出水神社」。歴代の肥後藩主と細川忠興(三斎)の妻・ガラシャ夫人が祀られています。無病息災や商売繁盛、学業成就などのご利益があります

細川藤孝(幽斎)公(右)と細川忠利公(左)の像

古今伝授の間、石橋、そして出水神社を臨む風景が極上の美しさを誇ります

祭などの際に能楽が開催される「能楽殿

【水前寺成趣園 Information】
住所:熊本県熊本市中央区水前寺公園8-1
営業時間:8:30~17:00(入園16:30分まで)
入園料:大人400円
公式サイト:http://www.suizenji.or.jp/index.html

水前寺成趣園を出たら熊本県庁へ向かいます。徒歩で約10分かかります。

その途中に洋館「熊本洋学校教師ジェーンズ邸」があり、この近くに夏目漱石が熊本に住んでいた時の家「夏目漱石 大江旧居」もあります

熊本県庁に到着。「ルフィ」の像とご対面です

あとは市電に乗り、「SAKURA MACHI Kumamoto」へ向かいます。

SAKURA MACHI Kumamoto

SAKURA MACHI Kumamoto」は、屋上庭園がある大型複合商業施設。

グルメやファッションのショップや、映画館、公共ホールなどがあり、空港行きのバスターミナルもここにあります。

阿蘇くまもと空港行きのバスの停留所もあります。バスターミナルの規模は日本最大級です

【SAKURA MACHI Kumamoto Information】
住所:熊本県熊本市中央区桜町3-10
営業時間:施設・店舗により異なる
公式サイト:https://sakuramachi-kumamoto.jp/

ちなみに私は宿泊していたホテルに戻り、預けていたスーツケースを受け取ってから桜町バスターミナルへ行きました。

これにて熊本市内をめぐる1日観光は終了です。

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熊本市内をめぐるなら2日はほしいかな

ここまで熊本市内をめぐる1日観光のモデルコースを紹介しました。

1日だけでも充分ですが、余裕がありましたら2日は欲しいかなって思っています。

その方が熊本のグルメと観光をもっと濃密に楽しめますからね。

ここで紹介した熊本市内1日観光モデルコースに対して、異論は認めます(笑)。

熊本を訪れる目的は人ぞれぞれです。

自分のニーズに合ったモデルコースを作って、熊本市内をめぐってみてくださいね。

以上、熊本市内をめぐる1日観光モデルコースを紹介しました。

ご参考にしていただけたら幸いです。

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