北欧のスウェーデンの首都・ストックホルムは、「水の都」や「北欧のヴェネツィア」と称されており、湖に囲まれた大小合わせて14の島からなる街並みが美しい都市です。
その島のひとつである「ユールゴーデン島」には、博物館が数多くあり、そのいくつかはストックホルム観光において必見のスポットといえます。
そこで今回はストックホルム・ユールゴーデン島のおすすめ観光スポット4選を紹介します。
ストックホルム・ユールゴーデン島のおすすめ観光スポット4選
スカンセン
1891年にオープンした、世界初の野外博物館である「スカンセン」では、スウェーデンの伝統的な文化を楽しんだり、北欧に生息する動物などを見ることができる施設です。
くまなく見るには1日中かかるほど敷地が広く、ひとりでもカップルや夫婦でも、家族連れでも楽しむことができます。
小さな工房や店がいくつもある、スウェーデンの昔の村を再現した「タウンクォーター」
店舗内で陶器やジャムなどを販売しています
スウェーデンの名産品のひとつでありガラス製品が作られている工房があり、見学できます
ガラス工房で作られたガラス製品を店舗でお買い求めできます
「ハーブガーデン」には、スウェーデン料理に欠かせないハーブや薬草が植えられています
1700年代に建てられた厩舎などがある「ムーラ・ファームステッド」。歴史を感じる木造家屋の雰囲気
スカンジナビアに生息する動物を飼育している動物園。遠くにいるので小さくてわかりづらいですが、トナカイがたくさんいました
子どもでも体高が私の身長(167cm)くらいある、巨大なヘラジカ(エルク)。座っているので大きさが伝わらないとは存じますが、ヘラジカはかなり大きい鹿です
グリズリーも飼育されています。巨大な体で動き回っている姿は圧巻です
動物園から見る景色は必見。あまり知られていない隠れたビュースポットです
18世紀に造られた木造の教会「セグローラ教会」
教会の内部。現在も結婚式やコンサートなどが行われているとのこと
スカンセンに移築された、ヴェステルイェートランド地方にあった学校「ヴェーラスクール」
住所:Djurgårdsslätten 49-51 115 21 Stockholm, Sweden
営業時間:時期によって異なるため、くわしくは公式サイト参照
入館料:185〜245SEK(ストックホルム・パスで入場可。パスはGo City® 公式サイト
公式サイト:https://skansen.se/en/
北方民俗博物館
ルネッサンス様式の宮殿風の建物が印象的な「北方民俗博物館」では、衣服や調度品などが展示されており、スウェーデンの文化をより深く知りたい方は必見の博物館です。
私が訪れた時の特別展示は、「シャネル」などのフランスのファッションブランド特集でした
色とりどりのきれいなドレスが展示されていました
スウェーデンの女優、イングリッド・バーグマン(Ingrid Bergman)の衣装。白黒の映画がちょっと流れていたけど、本当にきれいなお方でした
いかに広いかがわかる、2階から見た博物館内
スウェーデンの「ルシア祭」に関する展示
スウェーデンの昔ながらの生活様式も展示されています
住所:Djurgårdsvägen 6-16, 115 93 Stockholm, Sweden
営業時間:[9~5月]10:00~17:00(水曜日~20:00)、[6~8月]10:00~17:00
入館料:150SEK(ストックホルム・パスで入場可。パスはGo City® 公式サイトで購入できます)
公式サイト:https://www.nordiskamuseet.se/
ヴァーサ号博物館
スウェーデンの戦艦「ヴァーサ号」が丸ごと展示されている「ヴァーサ号博物館」。
ヴァーサ号は1628年にストックホルム港の沖合で沈没した戦艦で、現存する最古の完全船として有名。
多くの観光客が訪れるストックホルムの人気観光スポットのひとつで、夕方に混雑しやすく並ぶこともあるため、営業時間開始すぐに訪れることをおすすめしたいです。
ほぼ当時の姿のまま残されているヴァーサ号は圧巻です
上から見た様子も迫力満点! 大砲がある穴がいくつもあります
精巧な彫刻が目を見張る、ヴァーサ号の後部
ヴァーサ号にあった遺品や骸骨が展示されています
映像で当時の様子を再現されています
ヴァーサ号は海賊船というわけではないですが、見ているだけでワクワクします。男子はテンションが上がること間違いなしです(?)
住所:Galärvarvsvägen 14 Stockholm, Sweden
営業時間:[9~5月]10:00~17:00(水曜は~20:00)、[6~8月]8:30~18:00
定休日:12月24・25日
入館料:[10月~4月]170SEK、[5~9月]190SEK(ストックホルム・パスで入場可。パスはGo City® 公式サイトで購入できます)
公式サイト:https://www.vasamuseet.se/
アバ博物館
スウェーデンの国民的人気ポップグループ「アバ(ABBA)」に関する資料が展示されている「アバ博物館」。
訪問客を楽しませるさまざまな工夫が施されており、ファンでなくても充分に楽しめます。
アバのさまざまなステージ衣装が展示されています
真偽は定かではありませんが、この受話器にABBAのメンバーから電話がかかってくるらしいです
もちろんギターやピアノなどの楽器も展示されています
マイクと画面を使ってレコーディング気分でアバの曲を歌うことができます。要するにカラオケのようなもの
ステージに立ってアバの映像と一緒に踊ることができます。この女性3人組は非常にコミカルで、見てるこっちも面白おかしく楽しい気分になりました
数々の賞を受賞したアバの功績が展示されています
このジュークボックスでアバの曲を聴くことができますが、1台しかありませんでした。みんなアバの曲が聴きたいんだろうからさ、1台だけじゃ足りないですよ
たくさんの国で販売されたアバのレコードのジャケット。もちろん日本のもありました
ちなみにアバ博物館の隣には「グローナルンド遊園地」という遊園地があります。めっちゃ並んでました。
遊園地に行きたい方にとっては話は別ですが、アバ博物館に行こうとした私は間違えてこの遊園地の列に並んでしまいましたので、みなさんも気をつけましょう(笑)。
住所:Djurgårdsvägen 68, 115 21 Stockholm, Sweden
営業時間:[9月〜4月]10:00~18:00(木曜は~20:00)、[5月]10:00~19:00、[6〜8月]10:00~20:00
※クリスマスイブ〜大晦日は時短営業の場合あり
入館料:290SEK
公式サイト:https://abbathemuseum.com/en/
ストックホルム・ユールゴーデン島のアクセス方法
続いてはユールゴーデン島のアクセスを紹介します。
ユールゴーデン島のアクセスは、ストックホルム中心部のセルゲル広場近くにあるデパート「オーレンス・シティ」の前にある停留所から出発します。
停留所「T-Centralen」からトラム7番または路線バス7番に乗り、「Nordiska museet/Vasamuseet」または「Skansen」下車、時間にして約15分で到着。以上です。
投げやりな言い方ですが、それくらいアクセスがめっちゃ簡単ということです。
トラムに乗る際の注意点は、検札が車内が混雑している時以外は必ず来ますので、しっかり提示しましょう。
ストックホルムは地下鉄、路線バス、トラム共に充実していて利便性が高いので、ぜひ活用してみてください。
以上、スウェーデン・ストックホルムのおすすめ観光スポット[ユールゴーデン島編]を紹介しました。
ご参考にしていただけたら幸いです。
・ブッキング・コム【Booking.com】
・エクスペディア【Expedia】
【格安海外航空券のおもな予約サイト】
・早割はこちら!【エアトリ】
・格安航空券のサプライス【Surprice】
【スウェーデンの現地発オプショナルツアーのおすすめ予約サイト】
・現地発オプショナルツアー予約 ベルトラ【VELTRA】
【スウェーデンのおもなツアー予約サイト一覧】
・【HIS】エイチ・アイ・エス
・【JTB】海外航空券・海外ホテル・海外現地ツアー
・クラブツーリズム