
「世界でもっとも美しい場所」
そう形容されるほど美しい景観を誇る、ノルウェー北部の北極圏に位置する「ロフォーテン諸島」。
東西に細長く伸びるロフォーテン諸島には、島内のあちこちに魅力的な町や観光スポットが点在しています。
そこで今回は、ノルウェー・ロフォーテン諸島の町・観光スポットを紹介いたします。
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【世界でもっとも美しい場所】ノルウェー・ロフォーテン諸島の町・観光スポット
スヴォルヴァー
ロフォーテン諸島最大の港町である「スヴォルヴァー(またはスボルベル:Svolvær)」。
諸島内に2つある空港のうちのひとつがあり、フッティルーテンの寄港地でもあるスヴォルヴァーは、ロフォーテン諸島の交通の要衝としての役割を果たしています。
ちなみに「フッティルーテン」とは、ノルウェー沿岸急行船のことで、フィヨルドやオーロラを見ながら船旅を楽しむことができる、観光客に人気のクルーズ船です。
また、本数が少ないながらも路線バスも運行しており、町内と空港にはレンタカー店があるので、旅の拠点でもあります。
なお、ロフォーテン諸島でのレンタカー利用については、下記の記事をご参照くださいませ。
ロフォーテン諸島戦争博物館
スヴォルヴァー市内にある「ロフォーテン諸島戦争博物館」は、第2次世界大戦中に使用された軍服などのコレクションが揃う博物館です。
館内には、軍服を着たフィギュアが所狭しと並んでいます。
住所:Fiskergata 3, 8300 Svolvær, Norway
営業時間:月〜金曜11:00〜16:00、土曜11:00〜15:00、日曜12:00〜15:00、夜:毎日18:30〜22:00
入館料:大人120NOR、子ども50NOR
公式サイト:https://www.lofotenkrigmus.no/
スヴォルヴァー・ヤイター
ロッククライミングの名所である「スヴォルヴァー・ヤイター(スヴォルヴァーのヤギ:Svolværgeita)」。
町のシンボルとしても親しまれており、ハイキングも楽しむことができます。
麓にあるかわいらしい外観の「スヴォルヴァー・チャペル」
私が訪れたのは2025年2月のため、冬期は閉鎖していると思っていました。
チャペルの近くにいた地元の人に尋ねてみたら、登れるとのことでした。
2024〜25年の冬はノルウェーが近年稀に見る暖冬だったため、登れることができたんじゃないかなと思います。
実際にはわかりませんが、おそらく冬期は閉鎖されているかと存じます。
ハイキングコースの入口。確かに登れました。ただし、雪があるところは滑りやすく、たいへん危険なので要注意です
登っていく道中には滝が流れており、自然を存分に満喫できます。そこかしこが本当に美しい
雪が積もっているため途中で断念。雪の上を登るのは滑落する可能性が高く危険極まりないので、絶対におやめくださいませ。諦めて引き返しましょう
山から見るスヴォルヴァーの町並みは絶景そのものです
ハイキングコースの入口はこちらです
マジック・アイス・ロフォーテン
氷の彫刻が室内で楽しめるアミューズメント施設の「マジック・アイス・ロフォーテン」。
マイナス5度の幻想的な氷の世界を楽しむことができます。
ポンチョを借りることができるので、寒いのが苦手な方でも心配ご無用です。
できれば要予約が望ましいです。
ちなみにマジック・アイスはスヴォルヴァーのほか、ノルウェーのベルゲン、トロムソ、そしてアイスランドのレイキャヴィークにもあります。
たくさんの氷のオブジェが並んでいます。本当に寒いのでポンチョを借りることを強くおすすめします
館内には氷でできたバーがあります
ウエルカムドリンクのクロウベリーワイン。氷のグラスに注がれていますが、グラスの上に乗っけているので手が冷たくありません
住所:Fiskergata 36, 8300 Svolvær, Norway
営業時間:[6月1日〜8月31日]12:00〜22:00
[9月1日〜9月中旬]14:00〜22:00
[9月中旬〜5月31日]18:00〜22:00
※営業時間について、くわしくは公式サイトをご参照ください
入館料:プランによって異なるため、くわしくは公式サイトをご参照ください(目安:大人300〜899NOK)
公式サイト:https://www.magicice.no/
続きましてはスヴォルヴァーの町並みを紹介します。
港に面した広場。この周囲にはレストランやショップ、ホテルが建ち並んでいます
広場にある観光案内所
観光案内所の隣にある「北ノルウェー・アートセンター」。地元のアーティストの作品が展示されています
このお土産屋も広場にあります。だいたいひととおりのものが揃っているので買い物に便利です
大きなショッピングモールの「Alti Svolvær」。路線バスのバス停「Lofotgata」はここにあります
対岸のスヴェンノイ島(Svinøya)には、たくさんのタラが干されている木組みがありました。ロフォーテン諸島の風物詩って感じですね
カヴェルヴォーグ

スヴォルヴァーから5kmほど離れたところにある町「カヴェルヴォーグ(Kabelvåg)」。
ロフォーテンでもっとも古い町のひとつであるカヴェルヴォーグは、博物館や水族館、ギャラリーがあるので、スヴォルヴァーから足を伸ばしてみてもよいでしょう。
ロフォーテン水族館
「ロフォーテン水族館(Lofotakvariet:The Lofoten Aquarium)」では、近海で見られる魚介類を見ることができます。
カワウソやアザラシの餌やりショーは必見です。
日本の水族館ではあまり見られなさそうな、珍しい魚介類もお目にかかれます
アザラシの餌やりショー。スタッフのいうことをよく聞くお利口さんのアザラシばかりでした
ジャンピングキャッチもお手のものです
魚を欲しがっているカワウソの愛くるしさときたらもう!
魚を食べている時のカワウソの顔はかわいくなかったです。むしろブッサ!
住所:Storvåganveien 28, 8310 Kabelvåg, Norway
営業時間:(おそらく2025年)[12月・1月]休業
[2〜4月、10月・11月]日〜金曜11:00〜15:00
[5月・9月]毎日11:00〜15:00
[6〜8月]毎日10:00〜18:00
※4月17日~19日、5月17日は休業
※営業時間について、くわしくは公式サイトをご参照ください
入館料:大人150NOK。※ロフォーテン博物館、ギャラリー・エスポリンの共通コンボチケットあり
公式サイト:https://www.museumnord.no/en/our-venues/lofotakvariet/
ロフォーテン博物館
19世紀の漁村を再現した「ロフォーテン博物館」。
当時の屋敷での生活や漁師小屋「ロルブー(Rorbuer)」、伝統的な木造船などが展示されています。
住所:Storvåganveien 25, 8310 Kabelvåg, Norway
営業時間(おそらく2025年):[12月13日〜1月]休業
[2月・11月〜12月12日]火〜金曜11:00〜15:00
[3月・4月・10月]火〜金・日曜11:00〜15:00
[5月・9月]毎日11:00〜15:00
[6〜8月]毎日11:00〜18:00
※4月17日~19日および5月17日は休業
※営業時間について、くわしくは公式サイトをご参照ください
入館料:大人100NOK。※ロフォーテン水族館、ギャラリー・エスポリンの共通コンボチケットあり
公式サイト:https://www.museumnord.no/en/our-venues/lofoten-museum/
エスポリン・ギャラリー
「エスポリン・ギャラリー」では、ノルウェーの画家、カーレ・エスポリン・ジョンソンの作品が展示されています。
作品はロフォーテン諸島の風景画や人物画がメインです。
住所:Storvåganveien 22, 8310 Kabelvåg, Norway
営業時間(おそらく2025年):[12月13日〜1月]休業
[2月・11月〜12月12日]火〜金曜11:00〜15:00
[3月・4月・10月]火〜金・日曜11:00〜15:00
[5月・9月]毎日11:00〜15:00
[6〜8月]毎日11:00〜18:00
※4月17日~19日および5月17日は休業
※営業時間について、くわしくは公式サイトをご参照ください
入館料:大人120NOK。※ロフォーテン水族館、ロフォーテン博物館の共通コンボチケットあり
公式サイト:https://www.museumnord.no/en/our-venues/the-espolin-gallery/
ヘニングスヴァール
スヴォルヴァーやカヴェルヴォーグがあるアウストヴォーグ島(Austvågøya)の最西端で最南端に位置する小さな町「ヘニングスヴァール(またはヘニングスヴァー:Henningsvær)」。
入江が運河のように見えることから「ロフォーテンのヴェニス」とも呼ばれている、景観の美しい町です。
ロフォーテン諸島を中心に、北ノルウェー出身のアーティストたちの作品が展示されている「ギャラリー・ロフォーテン」
インスタグラムでよく見かける“世界でもっとも美しいサッカー・スタジアム”は、ヘニングスヴァールにあります
残念ながら私はドローンを持っていないので、俯瞰した撮影ができませんでした
ちなみにノルウェーでドローンを飛ばすには、空港から5km以上離れている必要があります。
そのため、ロフォーテン諸島では、空港があるスヴォルヴァーとレクネスではドローンを飛ばすことができません。
そして北極圏最大の町トロムソも近くに空港があるため、ドローンを飛ばすことはできないのでご注意ください。
ノルウェーでドローンを飛ばしたい方は、こちらのサイト(英語)にて詳細をご確認くださいませ。
ボルグ
ヴァイキング博物館
「ヴェストヴォーゴイ島(Vestvågøy)」のほぼ中心にあるのが、1000年以上前のヴァイキングの族長の故郷だとされる町・「ボルグ(Borg)」です。
ボルグは空港がある町「レクネス(Leknes)」から車で約15分のところに位置しており、そこに「ヴァイキング博物館」があります。
博物館の駐車場そばにバス停がありますので、路線バスで行くことも可能といえば可能です。
復元されたヴァイキングの住居。長さは目視で30mくらいあるのではないかな。かなり大きいです
その中には、ヴァイキングの当時の暮らしぶりを再現した生活様式が展示されています
住所:Prestegårdveien 4 8360 Bøstad, Norway
営業時間:10:00〜17:00(時期によって異なる)
入館料:大人200NOK(6〜8月は250NOK)
公式サイト:https://www.lofotr.no/en/lofotr-vikingmuseum/
レイネ
ロフォーテン諸島で特に美しい町として有名な「レイネ(またはレーヌ:Reine)」。
町の中に見どころは特にありませんが、幹線道路E10から眺めた時や、レイネに差しかかったところで見る景色は、筆舌に尽くしがたい絶景が眼下に広がっています。
レイネブリンゲン
レイネの町並みと周囲の雄大なロフォーテンの景観が見られることで有名な山「レイネブリンゲン(Reinebringen)」。
レイネの町から徒歩15分くらいのところにハイキングコースの入口があります。
私が訪れたのは2月。冬期は残念ながら入口は封鎖されています。登りたい方は夏期に行ってみましょう
オー
ロフォーテン諸島の最西端の町「オー(Å)」。
レイネから車で約15分のところに位置しており、海沿いには漁師小屋のロルブーが建ち並んでいます。
町に入らずトンネルを突っ切ると駐車場がありますので、そこに車を停めましょう。バス停もこちらにあります
ノルウェー漁村博物館
「ノルウェー漁村博物館(Norsk Fiskeværsmuseum:Norwegian Fishing Village Museum Å)」では、19世紀のボートハウス、タラ肝油工場、コテージ、鍛冶屋、郵便局、漁師小屋、ベーカリーなど、当時の姿を忠実に再現した建物を見ることができます。
冬期は閉鎖している施設もあるので、そこはご承知おきくださいませ。
ノルウェー漁村博物館では、7種類の建物を見ることができます。この時(2月)は6番の鍛冶屋と7番のベーカリーは閉まっていました
巨大なボートハウスの中には、年季の入ったボートと漁師の道具が展示されていました
住所:Å vegen 21, 8392 Sørvågen, Norway
営業時間:(おそらく2025年)[1月2日〜5月]毎日11:00〜15:00
[6〜9月]毎日10:00〜18:00
[10月〜12月7日]毎日11:00〜15:00
休館日:1月1日、4月17日~20日、5月1日・17日・29日、2025年12月8日~2026年1月2日
※営業時間について、くわしくは公式サイトをご参照ください
入館料:大人120NOK
公式サイト:https://www.museumnord.no/en/our-venues/norsk-fiskevaersmuseum/
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ロフォーテン諸島に来たらぜひロルブーに泊まってみましょう!
せっかくロフォーテン諸島に来たのであれば、ノルウェーの漁師小屋「ロルブー(Rorbuer)」に泊まってみましょう!
ロルブーは海沿いにあり、赤い色をした木造の高床式の建物が特徴です。
ロルブーの中の様子(一例)。はしごの上のベッドで寝たら、なんか冒険した気分になるかも?
キッチンも充実しているので自炊もできます。寝室もあってゆっくり寝られます。部屋を出てすぐのところにトイレとシャワーがありました
スヴォルヴァーやヘニングスヴァール、レイネなどロフォーテン諸島の町には、使わなくなったロルブーを改装して宿泊施設としたものがあるので、ぜひ宿泊を体験してみてはいかがでしょう。
きっといい思い出になりますよ。
なお、ロフォーテン諸島のおすすめグルメについて、くわしくは下記の記事をご参照くださいませ。
以上、【世界でもっとも美しい場所】ノルウェー・ロフォーテン諸島の町・観光スポットを紹介しました。
ご参考にしていただけたのであれば幸いです。