北欧スウェーデン最大の島・ゴットランド島は、夏はリゾート地して知られており、たくさんの観光客が訪れています。
その島の主要都市であるヴィスビーの旧市街は世界文化遺産であり、中世の佇まいと雰囲気を色濃く残すその街並みは、スタジオジブリ『魔女の宅急便』に登場する街『コリコ』のモデルだといわれています。
ヴィスビーは島であるため、魚介類を中心とした絶品グルメが食べられるグルメが数多くあり、行く先々で観光客や地元の方々で賑わいを見せています。
そこで今回は、ゴットランド島・ヴィスビーのおすすめグルメ6選を紹介します。
スウェーデン ゴットランド島・ヴィスビーのおすすめグルメ6選[ガチ厳選]
Bakfickan
大広場(Stora torget)にある、新鮮な魚介類の料理を提供するレストラン「Bakfickan」。
物価が高い北欧のスウェーデンですが、Bakfickanでは割とリーズナブルな価格で、おいしい魚介類の料理を堪能することができます。
人気店のためディナーは要予約です。ちなみに上の写真に写っているおばちゃんたちは、予約していなかったため諦めざるをえなかったのです。
私が入店して「ランチは要予約ですか?」と伺ったら、「Not necessary(必要ありません)」と答えたので、翌日の11時過ぎに再び来店しました。
するとスタッフの方が予約台帳を確認して、そのあとで「どうぞ」と通されました。
え? 昨日「Not necessary」って、言ったよね?
このことから、ランチでも予約した方が無難です。
白いタイルの壁と水色を基調としたフレーム、小物がかわいらしい内観
パンとサラダはこちらから取ってきます
ヴィスビーの醸造所「Gotlands Bryggeri」のビール「Sleepy Bulldog」
グランドメニューではなく、日替わりメニューのフィッシュケーキ
魚介類の旨味が凝縮されたフィッシュケーキの中には、北欧の人々が大好きな小エビがたっぷり。バターソースとレモンがよく合い、マッシュポテトに入ってる玉ねぎがいいアクセントになっています
※ちなみに私が嫌いなのでグリーンピースは除いてもらっています。
住所:Stora Torget 1 621 56 Visby, Sweden
営業時間:月〜金曜11:00〜22:00、土・日曜12:00〜22:00
公式サイト:http://www.bakfickanvisby.se/
Jessens Saluhall & bar
市場兼レストランの「Jessens Saluhall & bar」。
ここでは新鮮な魚介類を使ったおいしい料理が食べられると評判のレストランです。
私が日本人だとわかると日本語で話しかけてくる、気さくでイケメンのお兄さんたちが営んでいます。
本当は飲む気分じゃなかったけど、店員のお兄さんが親切だったので、気をよくしてゴットランド島のビールを注文しちゃいました
Jessens Saluhall & barのフィッシュスープは超絶品。ヴィスビーに来た方には絶対に食べてほしいおすすめの逸品です
シャケとタラなどの魚介類がゴロゴロ入っています。クリーミーでちょっぴりスパイシーな味わいがたまらないスープです
住所:Hästgatan 19 621 56 Visby, Sweden
営業時間:月〜木曜11:00〜20:00、金曜11:00〜18:00、土曜11:00〜16:00
定休日:日曜(冬期は休業しているかも:未確認)
公式サイト:http://www.saluhallochbar.se/
Crêperie & Logi
ヴィスビーでおすすめのクレープ店といえば、この「Crêperie & Logi」というカフェ。
ヴィーガン向けのクレープや、魚介類を使ったメニューがあり、食事でもデザートでも、クレープやガレットを楽しめるカフェです。
ヴィスビーのほかに、ストックホルムとヨーテボリなどにも店舗があります。
この組み合わせは万国共通なのかな? 抜群の安定感を誇るバナナとチョコレートのクレープ。この店のクレープは生地がモチモチしていて、とてもおいしいです
住所:Wallers Plats 3, 621 56 Visby, Sweden
営業時間:11:00〜22:00
公式サイト:https://www.creperielogi.se/
Mille Lire
大広場のそばにある、本格的なイタリアンピザが食べられる「Mille Lire」。
マルガリータやナポリ、カプリチョーザなどのピザのメニューは多彩で、選ぶのに迷ってしまうほどです。
物価が高いスウェーデンを基準にしてみたら、値段はそこまで高くないという印象です。
トマトソース、マッシュルーム、ハム、モッツァレラチーズ、アーティチョーク、オリーブが入ったカプリチョーザを選択
中でもこのモッツァレラチーズはすごく伸びて食べ応えがあり、こんなにおいしいモッツァレラチーズを私は今まで食べたことがありません(イタリアに行ったことがない私が言うのも何ですが)。
住所:Södra Kyrkogatan 9 621 56 Visby, Sweden
営業時間:11:00〜深夜
公式サイト:https://millelire.se/
Fiket i Visby AB
旧市街の入口のひとつ「東門」のそばにあるカフェ&バー「Fiket i Visby AB」。
城壁にめり込んだ建物にあるFiket i Visby ABは、カウンターで注文して前払い、その後に店員が持ってくるシステム。
観光客というより地元の人々が訪れており、語らいの場となっている店です。
りんごの甘みと木の実の酸っぱさが特徴のジュースを注文。さっぱりしていておいしかったです
巨大なスモークサーモンが2枚入ったスモークサーモンのサラダ。食べ応え抜群で、サラダというよりむしろメインメニューです
住所:Österväg 2 621 45 Visby, Sweden
営業時間:月・火曜11:00〜17:00、水〜金曜11:00〜19:00、土曜11:00〜16:00
公式サイト:https://www.fiketvisby.se/
Gotlato
大広場に面しているジェラート店「Gotlato」。
観光や散策の際に気軽に立ち寄れて、ジェラートを楽しめる店です。
さまざまな種類のジェラートがあり、どれにしようか目移りしてしまいます
スウェーデン語なのでわかりづらいとは思いますが(私もわかりません)、一応参考程度にメニューや価格をご参照ください
北欧の人々のある意味すごいところは、寒くてもジェラートを楽しむところです。デンマークでもアイスランドでもそうでした。しかし結局は、夏の暖かい日差しを浴びながら食べるジェラートが、やっぱり1番おいしいですね
住所:Stora TORGET 6, 621 56 Visby, Sweden
営業時間:11:00〜17:30 ※冬期休業あり(未確認)
SNS:Gotlato(Facebook)/Gotlato(Instagram)
ゴットランド島観光は夏がおすすめの理由
ヴィスビーにはこれまで紹介した以外にも、おすすめしたい店、もし私がヴィスビーに再訪したら行ってみたい店がいくつかあります。
私が訪れた曜日が定休日だったり、夏期のみの営業だったり、予算・時間・胃袋が限界になったりと、泣く泣く行くのを諦めたヴィスビーの店を紹介します。
ヴィスビーの港にある魚介類の料理が評判の「Österdahls Brygga」。私が訪れた日が定休日だったため、行けなかった店です(営業時間:水〜土曜17:00〜)。ここ、絶対においしいと思います(勘です)
肉料理に定評のあるパブレストラン「Gamla Masters」。旧市街の中央にあります
夏期(4月上旬〜9月上旬)営業の「Glassmagasinet」。なんと約260種類のアイスクリーム、約346種類のフレーバーがあるというジェラート屋さんです。写真のはヴィスビー港にある店舗。私が訪れた9月下旬は、すでに休業していました
先ほど紹介したJessens Saluhall & barのそばにある店舗。こちらも夏期営業のみ(5月〜夏)
ヴィスビーに訪れるのは夏がおすすめな理由として、冬期休業している店があることと、あともうひとつあります。
それは、ゴットランドには8月上旬、「中世週間」というイベントがあり、中世の服装をした人々が街を歩いています。
まるで中世にタイムスリップしたかのような、リアルRPGを体験している気分になります。
この男性、完全にヴァイキングでした
この人たちだけを見ていたら、まるでドラクエの世界に入り込んだみたいです
スーパーマーケットの袋が違和感ありまくりですが、かわいらしい女の子も中世の服装をしていました。リアル町人ですね
できることなら、ゴットランド島の観光シーズンである夏に訪れてみましょう。
気候が温暖で日も長いし、観光もグルメも存分に堪能できますからね。
以上、スウェーデン ゴットランド島・ヴィスビーのおすすめグルメ6選を紹介しました。
ご参考にしていただけましたら幸いです。
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