「世界でもっとも美しい船旅」
そう呼ばれているのが、ノルウェー沿岸を航行するクルーズ船「フッティルーテン(Hurtigruten)」。
フィヨルドの雄大な自然もさることながら、冬にはオーロラが見られるチャンスもあり、ノルウェーの絶景を存分に満喫できます。
そこで今回は世界中の観光客から人気を集めている、憧れの「フッティルーテン」の絶景クルーズ旅を紹介いたします。
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フッティルーテンとは? 予約するには?
そもそも、フッティルーテンって何?
そう思われた方がいるかと存じますので、簡単に紹介します。
フッティルーテンは、ノルウェー第2の都市ベルゲンから、北極圏の町キルケネスまで航行するクルーズ船です。
ベルゲンとキルケネスを往復で12日間かけてめぐります。
もちろん途中から乗って途中で降りるのもOKです。
冒頭でお伝えしたとおり、フィヨルドの雄大な自然や冬の夜はオーロラが見られたりするので、世界中から来た観光客が船旅を楽しんでいます。
ざっくりですが、フッティルーテンの概要はこんな感じです。
10年以上前の写真ですが、フッティルーテンの航路の地図です。よろしければご参照くださいませ
ちなみに私の場合は、ロフォーテン諸島の寄港地スヴォルヴァーから、北極圏最大の街トロムソまで1泊2日で行きました。
夜に出発して、午後2時15分くらいに到着するスケジュールで、船内のキャビンで1泊しました。
ここでは、私がどうやって予約したかを、おおまかにですが紹介します。
まず、2つ上の画像がフッティルーテンの公式サイトの画面です。
日本語の公式サイトもありますが、フレキシブルに予約できなさそうですし、正規販売代理店にお問い合わせをする必要があったりと、かえっていろいろ面倒そうなのでここでは予約しませんでした。
英語ですが、公式サイトで予約する方をおすすめしたいです。
左上の「Voyages」をクリックするとメニューが表示されます。「See all voyages」がパッケージツアー。「Port to Port」が自分で出発地と到着地を指定して予約できるところです
こちらが「All Voyages」。パッケージツアーみたいなのが並んでいます
「Port to Port」をクリックして画面を下にスクロールすると、「Book your port-to-port voyage」ボタンが出てくるのでクリックします。
その行程が手間だという方は、こちらにリンクを付けておきましたのでどうぞ。
するとこの画面になりますので、「From Port」と「To Port」の欄から、出発地と到着地を指定します。そうすると下にいろいろ選択肢(日付、片道か往復か、人数など)が出てくるのであとは自分の希望を選んでいきます
そこから先は部屋や食事の選択、プロフィールと支払い方法の記入などが必要ですが、あとは成り行きなので割愛します。
ちなみに私は自由に選びたいので、「Port to Port」から予約しました。
お次は私が実際に体験した、フッティルーテンの絶景オーロラクルーズを紹介します。
フッティルーテン 冬の絶景オーロラクルーズ
先述したとおり、私はロフォーテン諸島最大の町スヴォルヴァーから、北極圏最大の町トロムソまでフッティルーテンで行きました。
ここではその時のことを紹介します。
フッティルーテンが停泊するスヴォルヴァーの港(上の写真)から出発しました。
公式サイトで見る限り船は9種類あるようですが、私が乗ったのは「MS Midnatsol」という船。英語でいうミッドナイト・サン、「真夜中の太陽」という意味です
港に到着したフェリーの舷門が開いているところ。下船する人と少しの間外に遊びにいく人がぞろぞろと降りてきました
フェリーに入ってすぐのところ。受付は右側にあり、右奥の先は荷物置き場です
船内のエレベーター。ここだけ見ていると、船の中とは思えない。まるで高級ホテルのようです
私が泊まったキャビンはこちら。これが1番安い部屋です
シャワーもトイレも完備しています
さらばスヴォルヴァー、また会う日まで。今度は暖かい季節に行くつもりです
冬の外の通路は寒くてめちゃくちゃ風が強いので、散歩する際は風に飛ばされないよう注意。たとえ短時間でもしっかり着込んでおきましょう
私は夜中にデッキで一眼レフカメラと三脚を構えて、オーロラの出現を心待ちにしていました。
夜中の1時30分過ぎについにオーロラを見ることができました。ただ、この時は微妙な感じで、これが本当にオーロラなのかどうかわかりませんでした
肉眼ではオーロラはくっきり見えませんでした。実際は緑のぼんやりとしたモヤのように見えます
オーロラを見た後に就寝しました。そして朝8時頃に起床。
こちらのレストランが朝食の会場です
ビュッフェ形式の豪華な朝食。さまざまなおいしそうな料理が並んでいました
絶景を見ながらの朝食という贅沢なひと時を楽しめます
高かったからランチはフェリー内で食べたくないなと思い、せこいですがこれでもかというくらい食べました
お土産などが買えるショップも充実しています
11時頃にフィンスネス(Finnsnes)という港町に到着。トロムソまであと3時間ちょっとです
フィンスネスを発着する際はこの橋の下を通ります
巨大なフッティルーテンが通れるくらいの高さがある橋です
甲板にある温水プールに入りながら景色を堪能できます
最上階のデッキでは360°パノラマの風景が楽しめます。左側奥にあるエアコンの室外機の下は温風が吹いていて温かい。寒空の下で景色を見る際に利用したい秘密の場所です
ノルウェーの北極圏はこんな感じ。雪化粧と自然の調和が美しすぎます
「ギボスタッド(Gibostad)」という小さな村
ラウンジからも景色を楽しめるので、寒いのが苦手な方はここでくつろいでいてもよいでしょう
船内にはウォーターサーバーがあるので、物価が高いノルウェーにおいてありがたい存在です
遠くに見える橋はトロムソ橋。トロムソまでもうすぐです
近づくにつれ、トロムソの美しい町並みがだんだんと姿を現します
トロムソの街並み。左側の白い建物は、北極圏水族館「ポーラリア」です
独特のフォルムをしている北極教会が右側に見えてきます
トロムソに到着。フッティルーテンはこの港に停泊するので、ここで今回の船旅は終了です
トロムソ港のターミナル。後ろを振り向けばトロムソの町並みが広がっています
ここではノルウェー沿岸急行船のフッティルーテンについて、私の体験談を交えて紹介しました。
トロムソについての記事は、次回以降に掲載する予定です。
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フッティルーテンのほかの、もうひとつフェリー
ノルウェーの沿岸を航行するフェリーは、今回紹介した「フッティルーテン」が有名です。
しかし、そのほかにもノルウェーの沿岸を航行する「Havila Voyages(ハヴィラ・ヴォヤージュ)」というフェリーがありました。
私自身は利用したことがないので、残念ながら予約方法や設備などの詳細を紹介できません。
ハヴィラ・ヴォヤージュの公式サイトを見る限りですと、失礼な表現ですがフッティルーテンの廉価版といった感じでした。
あくまで私の感覚ですが、フッティルーテンは高級感があって正直高いです。
参考程度にお伝えしますが、今回の私のフッティルーテンの代金は、円安の影響もあってか、トータルで約7万円ちょっとしました(通貨はユーロ)。
ただ、高いからといって経験しないのは正直もったいないと思います。
ノルウェーのフィヨルドやオーロラが見られる沿岸クルーズは、一生に一度は体験してほしい素敵な船旅です。
ノルウェーに訪れたなら、ハヴィラ・ヴォヤージュも含めて、フッティルーテンの船旅を検討してみてはいかがでしょう。
以上、ノルウェー沿岸急行船「フッティルーテン」の絶景クルーズ旅を紹介しました。
ご参考にしていただけましたら幸いです。