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【北のパリ】ノルウェー・トロムソのおすすめ観光スポット10選!

北のパリ”と呼ばれるノルウェーの町「トロムソ」は、北極圏最大級の町として知られています。

オーロラ鑑賞やトナカイの餌やり、そして犬ぞりなどのアクティビティが人気です。

しかし、トロムソ市内にもユニークな観光スポットがいくつもあります。

そこで今回は、ノルウェー・トロムソのおすすめ観光スポット10選を紹介します。

2025年2月時点の情報であり、季節、諸事情などにより、概要・営業時間・定休日・価格などが今記事と異なる場合があります。ご訪問時は事前に施設、店舗および公式ウェブサイト等で最新情報をご確認ください。
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ノルウェー・トロムソのおすすめ観光スポット10選

トロムソ市立図書館

2005年に開館した「トロムソ市立図書館(Tromsø City Library and Archive)」は、ノルウェーの建築家ケル・ベイテ(Kjell Beite)が設計したことで知られています。

近代建築のユニークな外観をもつトロムソ市立図書館は、市民の憩いの場となっており、学生が勉学に励んでいたり、子ども連れの家族が楽しんだりしています。

観光地というわけではないため、見学の際はお静かにお願いしますね。

さまざまな書籍や絵本、DVDなどを取り揃えており、日本のアニメDVDや漫画本もありました

トロムソ市立図書館 Information
住所:Grønnegata 94, 9008 Tromsø, Norway
営業時間:月〜木曜9:00〜19:00、金曜9:00~16:00、土・日曜11:00~15:30
公式サイト:https://tromso.kommune.no/bibliotek

ポーラリア(北極圏水族館)

北極圏に生息する海洋生物を観察できる「ポーラリア(Polaria:北極圏水族館)」。

アザラシの餌やりショーが人気で、そのほかパノラマ映像でドキュメンタリー映画を楽しむこともできます。

かわいい動物のグッズや北欧デザインの雑貨が多く取り扱っているおみやげコーナーも必見です。

アザラシの餌やりショーには、多くの子ども連れの家族が楽しみにしています

飼育員さんから餌をもらっているアザラシ。わらわら寄ってきました

いろいろな曲芸を披露してくれるアザラシ。見ていて楽しいです

くつろいでいるのか氷を食べているのかわからないけど、アザラシの顔がなんともいえない表情をしていました

規模が小さいながらもオーシャナリウムがあり、アザラシが遊泳している姿が見られます

パノラマ映像で大迫力のノルウェーの自然を題材にしたドキュメンタリー映画が放映されていました

ポーラリア Information
住所:Hjalmar Johansens gate 12, 9007 Tromsø, Norway
営業時間:[6〜8月]10:00〜17:00、[9月〜5月]10:00〜16:00
入場料:大人295NOR
公式サイト:https://polaria.no/en/

北極圏博物館

海に面したところにある「北極圏博物館(The Polar Museum)」。

この博物館では、ノルウェーの探検家アムンゼンの展示室や、北極圏の暮らしに関連した資料が展示されています。

ノルウェーの北極圏に生息する動物の剥製や、狩猟に関する資料も展示されていて興味深いです

北極圏博物館 Information
住所:Søndre Tollbodgate 11, 9008 Tromsø, Norway
営業時間:11:00〜17:00
入館料:大人120NOR
公式サイト:https://en.uit.no/tmu/polarmuseet

マジック・アイス・トロムソ

氷の世界を楽しめるアミューズメント施設の「マジック・アイス・トロムソ」。

マジック・アイスはトロムソのほか、ノルウェーのベルゲン、ロフォーテン諸島のスヴォルヴァー、そしてアイスランドのレイキャヴィークにもあります。

個人的にはロフォーテン諸島のスヴォルヴァーにあるマジック・アイスに1回行ったので、トロムソのマジック・アイスには行っていません。

そのため、マジック・アイスの詳細については別記事「【世界でもっとも美しい場所】ノルウェー・ロフォーテン諸島の町・観光スポットをご紹介!」をご参照くださいませ。

マジック・アイス・トロムソ Information
住所:Kaigata 4, 9008 Tromsø, Norway
営業時間:[4月1日〜10月31日]14:00〜22:00(金・土曜は〜24:00)
[11月1日〜3月31日]11:00〜23:00(金・土曜は〜24:00)
※営業時間について、くわしくは公式サイトをご参照ください
入館料:プランによって異なるため、くわしくは公式サイトをご参照ください(目安:大人300〜899NOK)
公式サイト:http://www.magicice.no/

北ノルウェー美術館

ノルウェー北部の自然や人々をテーマにした作品を展示している「北ノルウェー美術館(NO:Nordnorsk Kunstmuseum、EN:Northern Norwegian Art Museum)」。

ここではノルウェー北部の人々の生活ぶりや自然などの写真や絵画、現代アートなどが見られます。

なぜ1階の奥にある休憩所に、画材や洗う用の水道が置いてあるんだろうと思っていたら……

子どもたちが絵を描いたりして楽しむ休憩所がありました。セルフサービスでコーヒーや紅茶を飲むことができました

北ノルウェー美術館 Information
住所:Sjøgata 1, 9008 Tromsø, Norway
営業時間:11:00〜17:00
定休日:月曜
入館料:大人110NOR
公式サイト:https://nnkm.no/en/

北ノルウェー北極大学博物館

さまざまな分野の展示が見られる「北ノルウェー北極大学博物館(NO:Norges arktiske universitetsmuseum、EN:Arctic University Museum of Norway)」。

この博物館ではノルウェーの自然や文化、考古学、動物や植物、地学など、さまざまな学問をテーマにした資料が見られます。

ノルウェーの歴史や文化についてさまざまな展示があり、ノルウェーについて深く知ることができます

北方の少数民族サーミの生活に関する展示もあります

北ノルウェー北極大学博物館 Information
住所:Lars Thørings veg 10 9006 Tromsø, Norway
営業時間:月〜金曜10:00〜16:30、土・日曜11:00〜16:00
入館料:大人120NOR
公式サイト:https://en.uit.no/tmu

北ノルウェー・サイエンスセンター

トロムソ大学のキャンパス内にある「北ノルウェー・サイエンスセンター(NO:Nordnorsk vitensenter、EN:Northern Norwegian Science Center)」。

この科学館にはプラネタリウムがあり、そのほか体験型の展示で科学を学ぶことができるので、子どもから大人まで楽しむことができます。

実際に遊びながら科学を学べる展示がたくさんあり、楽しみながら勉強になります

北ノルウェー・サイエンスセンター Information
住所:Hansine Hansens veg 17, 9019 Tromsø, Norway
営業時間:11:00〜16:00(夏期6月中旬〜8月中旬は10:00〜17:00)
入館料:大人140NOR
公式サイト:https://nordnorsk.vitensenter.no/en

トロムソ展望台

トロムソ展望台(Tromsø Utsiktspunkt)」は、ひと言でいえば住宅街にある丘の上です。

冬の間は雪で地面が凍結していて滑って転ぶ危険性があるため、昇り降りする際はくれぐれも足もとにご注意くださいませ。

ここから見るトロムソの景色は絶景そのもの。トロムソ橋と北極教会が見えます

トロムソ展望台の場所はこちらです

この場所はちょっと秘密にしておきたかったなって思ってしまいました。

北極教会

1965年に建築家ヤン・インゲ・ホーヴィ(Jan Inge Hovig)の設計により建てられた「北極教会(Ishavskatedralen / Tromsodalen Kirke)」。

オーロラとトロムソの冬がモチーフになっている三角形の白いモダンな建物が特徴です。

幻想的で美しい三角形のステンドグラス

北極教会 Information
住所:Hans Nilsen’s Road 41 9020 Tromsdalen, Norway
営業時間:時期や曜日によって異なる。くわしくは公式サイトのカレンダーこちらにて要確認
入場料:大人80NOR
公式サイト:https://ishavskatedralen.no/en/

ストールシュタイネン

トロムソ市街があるトロムソ島の対岸にある山「ストールシュタイネン(Storsteinen)」。

ここの山頂へはケーブルカーで行くことができ、そこから眺めるトロムソの町並みや周辺の自然はとても美しいです。

私が行った日は2月下旬でちょうどオーロラのシーズン。上の写真のとおり、ケーブルカー乗り場の前はものすごい長蛇の列ができていました。

1時間以上並んでやっとケーブルカーに乗れました。その頃にはすでに日が暮れてしまいました

山頂にあるカフェはめっちゃ混雑していて、座れる席なんてどこにもありませんでした

座るのを諦めて窓の縁にホットチョコレート(59NOK)とシナモンロール(70NOK)を置いて飲食しました。ちなみにこの2つで当時のレートで約1800円しました。高すぎるだろ! おいしかったけどね

この日は天気がよく、トロムソ市街の夜景とオーロラを見ることができて感激しました

Fjellheisen(ケーブルカー) Information
住所:Sollivegen 12, 9020 Tromsdalen, Norway
運行時間:9:00〜24:00(カフェ9:00〜23:30) ※詳細は公式サイトにて要確認
料金:往復[夏期]445NOR、[冬期]545NOK(詳細は公式サイトにて要確認)
公式サイト:https://www.fjellheisen.no/engelsk/fjellheisen-home
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“北のパリ”トロムソの町歩き

写真:トロムソ市街のメインストリート「Storgata」

ここでは“北のパリ”と呼ばれるトロムソの町について少しだけ紹介します。

これは「トロル」という妖精の一種。北欧の国々、とりわけノルウェーの伝承に登場します。町のあちこちにトロルのフィギュアがありました

探検家アムンゼンの像。町の中心部にあります

町のシンボル「トロムソ大聖堂」。世界最北のプロテスタント大聖堂だそうです

ノルウェーの町にあるショッピングモール「Alti」。ロフォーテン諸島のスヴォルヴァーにもありました

買い物も休憩もトイレ利用も使い勝手が良くて便利だと思います

巨大なトロムソ橋は歩いて渡ることもできます。高い所が嫌いな人(私)にとっては、ちょっとスリルがあって怖いかもしれません

夕方の西日により逆光なので見えづらいですが、橋の上から見るトロムソの市街地です

北極教会やストールシュタイネンがある本土側の雄大な自然と町並み

お次はトロムソ観光においてお得なチケットについて紹介します。

トロムソ観光で利用したいお得なチケット

トロムソの観光スポットは入場料がそれなりにかかるところが多いです。

少しでもお得に利用したい方は「トロムソ・パス」の購入を検討してみてはいかがでしょう。

トロムソ・パスはトロムソの観光名所のチケットをセット販売したもので、以下の4種類があります(価格は2025年のもので大人料金)。

【Tromsø pass Cruise:563NOK】
ケーブルカー(往復)と北極大聖堂のチケットを含む
【Tromsø pass Classic:1171NOK】
Cruise+ノルウェー北極大学博物館、ポーラリア、北ノルウェー・サイエンスセンターのチケットを含む
【Tromsø pass Family:1279NOK】(package for 1 person)
ケーブルカー(往復)、北極博物館、ノルウェー北極大学博物館、ポーラリア、トロル博物館、北ノルウェー・サイエンスセンターのチケットを含む
【Tromsø pass Culture:1792NOK】
Classic+マジック・アイス・トロムソ、トロル博物館、パースペクティヴェット博物館、北ノルウェー美術館のチケットを含む

トロムソ・パスは観光案内所(上の写真)で購入することができます。場所はこちら

観光案内所はメインストリート「Storgata」沿いにあり、トロムソ大聖堂から北方向へ徒歩約5分くらいのところにあります。

左側がトロムソ・パスの案内と価格、右側がプリペイド・バスチケットの案内と価格です

こちらがトロムソ・パスです(写真のはクラシック)。今どき珍しく紙でできています。QRコードのレシートはケーブルカーのチケットです。くれぐれもなくさないようにしましょう

なお、トロムソ・パスについてくわしくは公式サイトにてご確認くださいませ。

トロムソ・パスには路線バスの乗車券は付帯しておらず、路線バスに乗る場合は前述した「プリペイド・バスチケット」を購入する必要があります。

また、シングルチケットを乗車時に買う場合は現金での支払いだそうです。

プリペイド・バスチケットは観光案内所では購入できず、セブンイレブンで販売しているそうです。

しかも、どこのセブンイレブンでも販売しているわけではなく、スタッフさんがここのセブンイレブンでしか買えないみたいなことを言っていました。

素直にいうことをきいておけばいいものを、トロムソ大聖堂のそばにあるセブンイレブンに行って確認してみたら、販売していないとのことでした。

それから、スタッフさんが教えてくれたセブンイレブンに行き、プリペイド・バスチケットを購入しました。

ここがプリペイド・バスチケットを販売しているセブンイレブンです。場所はこちら、観光案内所のすぐ近くにあります

こちらがプリペイド・バスチケットで、路線バスに乗る際に端末にタッチして乗ります

今記事で紹介したストールシュタイネン、ノルウェー北極大学博物館、北ノルウェー・サイエンスセンターの3つは徒歩で行くには厳しすぎるので、路線バスをぜひ活用しましょう。

なお、トロムソ空港〜トロムソ市街間も路線バスでアクセスできます。

トロムソの路線バス。トロムソには鉄道がないので、地元の市民や観光客がよく利用しています

バスの中の様子。席にはUSBの差し込み口があるので、乗車中にスマホの充電ができます

物価が鬼のように高いノルウェーでの旅行において、この記事を参考していただいて少しでも節約できれば幸いです。

なお、トロムソのグルメに関しては、別記事「【ガチ厳選!】ノルウェー・トロムソのおすすめグルメ・レストラン11選!」をご参照くださいませ。

以上、【北のパリ】ノルウェー・トロムソのおすすめ観光スポット10選を紹介しました。

ご参考にしていただけたのであれば幸いでございます。

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