【ガチ厳選】ストックホルムのおすすめグルメ カフェ・ベーカリー8選

北欧のスウェーデンには「フィーカ（Fika）」という文化があります。

「フィーカ（Fika）」とは、仕事や作業などすべての手を止めて、甘いお菓子や軽食のパンなどをコーヒーと共に嗜む時間のことで、スウェーデンの人々はこのフィーカを大切にしています。

スウェーデンの人々は1日に数回フィーカの時間をとり、家族や会社の同僚、パートナーなどと一緒に時間を過ごし、心を通い合わせています。

フィーカは、スウェーデン語でコーヒーを意味する「kaffi」が語源だといわれています（kaとffiをひっくり返して生まれたとか）。

そのスウェーデンの首都・ストックホルムには、フィーカを楽しむのに最適なカフェがそこかしこにあります。

そこで今回はフィーカを嗜む際に利用してほしい、ストックホルムのおすすめカフェ・ベーカリー8選を紹介します。

【ガチ厳選】ストックホルムのおすすめカフェ・ベーカリー8選

Vete-Katten ベーテ・カッテン

ストックホルム市内に複数店舗を構えている「ベーテ・カッテン（Vete-Katten）」は、1928年に創業した老舗パティスリー・カフェです。

クラシカルで上品な店内で、クオリティの高いパンやケーキを食べられ、フィーカを楽しむのに最適な場所です。

朝からお客さんで賑わっている、ストックホルムで人気の高いパティスリー・カフェといえます。

色とりどりのめちゃくちゃおいしそうなケーキが並んでいます。ケーキの美しさは芸術の領域です

この店で評判のプリンセスケーキ。ラズベリーの酸味とクリームの程よい甘さが絶妙に絡み合う絶品ケーキです。1度ご賞味あれ

Fabrique

ストックホルムに19店舗もの店を構えるほか、ロンドンやニューヨークにも出店している石窯ベーカリー「Fabrique」。

新鮮で自然な食材と伝統的な手法を用いて、手作りのペストリーとサワー種のパンなどを作っています。

ストックホルムにおいて、朝食のお供を手に入れるのにおすすめのベーカリーです。

店舗によっては広いイートインスペースがあるので、朝食に焼きたてのパンを楽しめます。立ち込めるパンの匂いに囲まれながらの食卓は至福のひと時です

Bistro Nobel　ビストロ・ノーベル

ストックホルム旧市街の「ガムラ・スタン」にあるノーベル博物館内にある「ビストロ・ノーベル（Bistro Nobel）」。

ここではノーベル賞授賞式のディナーで出されるアイスクリームが食べられるので、記念にぜひ食べていただきたいです。

あと、ビストロなのでランチも楽しめます。ノーベル博物館見学の際に立ち寄ってみてはいかがでしょう。

ラズベリーとバニラのアイスクリームに綿飴が乗っかっている、こちらは2021年の時のアイスクリームかな。お土産として人気のメダルチョコも添えられています

ちなみにちょっと古いですが、2012年の時のアイスクリームです。こっちの方がボリューミーでしたね

Skeppsbro Bakery

旧市街ガムラ・スタンの海沿いに面するベーカリー「Skeppsbro Bakery」。

朝は通勤・通学の際に立ち寄り、朝食を楽しんだり、テイクアウトで買っていくお客さんで賑わいを見せています。

シナモンロールやクロワッサンなど、焼きたてのパンが所狭しと並んでいます

サンドウィッチの種類も充実しており、具が多いのがうれしいところ

大きな窓から光が差し込む明るい店内で食べるパンは格別です

マヨネーズを使った玉子とチーズのクロワッサンサンド。個人的な偏見ですが、海外のマヨネーズはおいしいイメージがあまりありません。しかし、この店のサンドウィッチは超絶品でした

テラス席から眼下に広がるこの景色を見ながらパンを食べるなんて、控えめに言って最高か

Skeppsbro Bakeryは、ストックホルムのイチ押しベーカリーといえます。

Kaffekoppen　カフェコッペン

ガムラ・スタンの大広場に面している「カフェコッペン（Kaffekoppen）」は写真を見ても一目瞭然、いつも観光客や地元の人々で賑わっている人気のカフェです。

ケーキやサンドウィッチがおいしくて評判で、クリスマスの月にはグリューワインやジンジャーブレッドなども楽しめます。

テイクアウトもできるので、宿泊先や屋外のベンチで食べるのもいいです。ホットチョコレートと何のケーキかわからないけど、見るからにおいしそうなタルトを購入しました

Grillska Huset

ガムラ・スタンの大広場に面した、ノーベル博物館の斜め向かいにある「Grillska Huset」。

Grillska Husetは、ベーカリー（Bageri）とレストランの2店舗に分かれているため、パンを楽しむならBageriの方です。

すべてのパンがおいしそうなので、どれにすればいいか迷ってしまいます

私が選んだのは「Valonbulle」。穴の中にはバターとシュガーミルクが入っていて、甘さの中に塩味が利いてるのが絶妙です

Café Schweizer

ガムラ・スタンにある1920年創業の老舗カフェ「Café Schweizer」。

コーヒーやケーキなどのデザートでフィーカを楽しむのにおすすめの店で、サンドウィッチや搾りたてのジュースも評判です。

スウェーデンは物価が高いため、朝食のメニューで1番小さくて安いのがこれです。これでも89SEKするんですよ（89クローナ：約1130円）。とはいえ、このサンドウィッチはピクルスがアクセントになっていておいしかったです

Älskade traditioner

ガムラ・スタンの南にある大きい島、セーデルマルム（Södermalm）地区にあるカフェ「Älskade traditioner」。

ここでは評判の絶品ワッフルが食べられるということで、そのワッフルを求めて店内はいつも賑わっています。

カウンターで注文して番号付きのレシートを受け取り席につき、でき上がった料理を持った店員さんが番号を叫びながら持ってくる形式です。

現金払い不可なので、そこはご注意くださいませ。

私が訪れたのは土曜日ですが、開店前から待っているお客さんもいました

そして開店と同時にお客さんがぞろぞろ途切れることなく入ってきました。店員さんのレトロポップな制服がかわいらしいです

見ているだけでワクワクするような店内の様子。60年代、70年代を彷彿とさせるようなレトロな内装で、お客さんを楽しませてくれます

“ベリーの王様”といわれる「クラウドベリー」のワッフル。自然な甘さで少し酸味がある、オレンジマーマレードに似たような味のクラウドベリー。小さな種のプチプチ感がクセになります。もちろんワッフルもふわふわな食感で、ものすごくおいしいです

本場スウェーデンでフィーカを体験してみましょう

ここまでスウェーデンの首都ストックホルムにある、おすすめのカフェ・ベーカリーを紹介しましたが、ストックホルムに限らず、スウェーデン各地に素敵なお店がたくさんあります。

スウェーデンに旅行や留学、滞在をした際にお気に入りのカフェを見つけて、ご自身でフィーカを体験してみてください。

スウェーデンに住んでいる方なら、お店だけじゃなく自宅などで家族や友人とフィーカを毎日楽しんでいるかと存じます。

そんなスウェーデンに住んでいる方々のことを、心底うらやましく感じる今日この頃です。

以上、【ガチ厳選】ストックホルムのおすすめカフェ・ベーカリー8選を紹介しました。

ご参考にしていただけましたら幸いでございます。

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