「スイス・アルプスの山々を切り取って海に浮かべたようだ」「洋上のアルプス」と形容されるほど、大自然の絶景が見られるノルウェー北部に位置する「ロフォーテン諸島」。
ロフォーテン諸島には路線バスも運行していますが本数が少ないため、島内をめぐるならレンタカーの利用が断然おすすめです。
そこで今回は、ロフォーテン諸島をレンタカーでめぐった際に得た、あらかじめ知っておいてほしい情報について紹介します。
・ブッキングドットコム【Booking.com】

・
・アゴダ【agoda】

【格安海外航空券のおもな予約サイト】
・早割はこちら!【エアトリ】
・格安航空券のサプライス【Surprice】
【ノルウェーのオプショナルツアーのおすすめ予約サイト】
・現地発オプショナルツアー予約 ベルトラ【VELTRA】
・
・
【ノルウェー・ロフォーテン諸島のオプショナルツアーのおすすめ予約サイト】
・【GetYourGuide】アクティビティ・現地ツアーのオンライン予約サイト
【ノルウェーのおもなツアー予約サイト一覧】
・
・クラブツーリズム
ロフォーテン諸島でのレンタカー利用

最初に、ロフォーテン諸島でレンタカーを利用した時のことについてのご紹介です。
しょっぱなからいろいろトラブったので、その時のことを交えながら紹介します。
まず、私がレンタカーをどこで予約したかについてですが、さまざまな車種とレンタカー会社を比較できて便利なQEEQというレンタカーのサイトを利用しました。
ロフォーテン諸島でレンタカーを借りる場所は、空港がある「スヴォルヴァー(Svolvær)」や「レクネス(Leknes)」が一般的だと思います。
ちなみに私はスヴォルヴァー市内のレンタカー「AVIS Leiebil」で借りました。
空港のレンタカーで借りることも当然できますが、返す時に空港に戻らなければいけないのが面倒なのと、別の場所で返却となると割高になると思ったため、市内のレンタカーを選択しました。
そこでスヴォルヴァー空港から市内へのアクセスですが、路線バスがないわけではありませんが、先述したとおり本数が少なく一本逃したらやばいので、タクシーを利用することにしました。
スヴォルヴァー空港内はバッゲージ・クレームがあるこのスペースだけの、かなりこぢんまりとしたところでした
スヴォルヴァー空港の前は駐車場とレンタカーのみで、本当に何もないところでした
タクシーを利用する際、旅行前に前もってアプリ「Taxifix」を入れておいて予約しました(参照:https://visitlofoten.com/en/topic/plan-your-trip/travel-within-lofoten/)。
13:15にスヴォルヴァー空港に到着する予定のため、13:40にタクシーを予約したところ、13:20過ぎに空港から出られたのでタクシーの予約を一旦キャンセルして今すぐ呼ぶよう再度予約しました。
そのせっかちさが仇となりました。待てど暮らせどタクシーが来ませんでした。
時間がおしていたため、やばいなと思っていたところ、同じくタクシー待ちをしていたご夫婦(旦那様は中国の方、奥様はノルウェーの方。スヴォルヴァー在住)が予約してチャーターした大きいワゴン車のタクシーに相乗りさせてもらいました。
乗車して出発後すぐ、道でタクシー待ちをしていて途方に暮れていた中国人のカップルも乗せてスヴォルヴァー市内へと向かいました。
ご夫婦曰く、スヴォルヴァー市内にはタクシーが6台しかないそうです。
まずはホテルでカップルが降り、そのあとにご夫婦が自宅で降り、最後に私がレンタカーショップで降りました。降りるのが最後になった私ですが、それがあとで起こるトラブルを回避することにつながり結果オーライとなりました。
タクシー代は割り勘したため、実際より半額以下ですんだのが、まさに「災い転じて福となす」でした。
市内のレンタカー「AVIS」に到着
ここでトラブル発生。営業時間内にもかかわらず、鍵がかかっていてスタッフが誰もいませんでした。
その時の私はeSIMを利用していたため、スマホで電話をすることができません。
しかし、タクシーがまだ出発していなかったため、タクシーの運転手のおっちゃんに電話してもらい、正直助かりました。
「5分待て」と言われ、待っていたらレンタカーのスタッフが車で来ました。
店内に入り手続き開始。外国でレンタカーを利用する際、国際運転免許証と日本の運転免許証が必要です。
なお、保険はケチらず絶対に入っておくことをおすすめします。
手続きが終わった後、これでやっとレンタカーでドライブ開始です。
ノルウェーではEV車が主流のようですが、私はEV車を運転したことがないため、ちょっと割高になりますがガソリン車にしました。
ホンダのジャズという車を借りました(ジャズといっても当然バイクじゃないよ)。この車は日本でいう「フィット」に相当するようですね
なお、今回のロフォーテン諸島のドライブ旅では、スヴォルヴァー→ボルグ→レイネ→オー→レクネス→ヘニングスヴァール→カヴェルヴォーグ→スヴォルヴァーの順でめぐりました。
ロフォーテン諸島での運転・道路・交通事情
ロフォーテン諸島でのドライブですが、結論からいえば難易度はそこまで高くありません。
ロフォーテン諸島は「E10」という一本道の幹線道路が連なっており、主要な町はだいたいこの道路沿いにあります。
そのため道に迷うことはあまりないかと存じます。
ノルウェーは「左ハンドル・右側通行」で、日本とは逆です。
私は左ハンドル・右側通行での運転が初めてのため、前もってYoutubeで動画を見ながらシミュレーションしていました。
私は普段、1カ月に一度、30分くらいしか車を運転していないため、ほぼペーパードライバーといえます。
そのためロフォーテン諸島での運転では、最初はめっちゃ緊張していました。
運転してみての感想ですが、結論からいいますと、わりとすぐに慣れました。
とはいえ、「右側通行、右側通行……」と念仏を唱えながら細心の注意を払いながら運転していました。
慣れたといっておいてなんですが、ウインカーとワイパーは日本車とは逆のため、しょっちゅう間違えてしまいました。
左ハンドルの車ではウインカーは左側、ワイパーは右側でした。
続いてロフォーテン諸島の交通・道路事情について体験したことを交えながら紹介します。
ロフォーテン諸島の道路には信号が見当たらなかったです。信号があったのは車一台しか通れない橋のふもとのみでした。
それなら交差点はどうなっているのかというと、外国にはあるけど日本ではほとんど見かけない「ラウンドアバウト」です。
ノルウェーでのラウンドアバウトのルールは、こちらのサイトをご参照くださいませ。わりとわかりやすいと思います。
ロフォーテン諸島での速度制限ですが、私の記憶では60〜80km、町中だと30〜50kmといった感じです。
制限速度を守るのは重要ですが、地元の人なのか、守っていない人が見受けられ、ガンガン飛ばしていました。
私は怖いので制限速度を守っていましたが、ガンガン追い抜かれました。時には止まって追い抜いてもらったりしました。
ほかの車が飛ばしているからといって、制限速度を超えてスピードを出して運転していいわけではないのでご注意くださいませ。
ちなみに警察はドライブ中はほとんど見かけず、パトカーと1回すれ違ったくらいでした。
オービスなどのカメラですが標識は見かけましたが、実際にあるかどうかはわかりませんでした。
E10はスヴォルヴァー〜オー間は約134kmですが、山並みを抜けて走ったりするため、アップダウンやクネクネした道が多いので思った以上に時間がかかります。
そのため、運転の際には休憩を挟んだりして、飛ばしすぎず気をつけていきましょう。
私が運転していた時は2月下旬で、雪道やアイスバーンを覚悟していました。
しかし、2024-25シーズンの冬はノルウェーでは近年まれに見る暖冬だったそうで、雪があまりありませんでした。
今記事では冬の運転はあまり参考になりませんが、ロフォーテン諸島で運転する際は細心の注意を払ってくださいね。
あと、あくまで私の感覚ですが、E10のレイネ〜オー間と、E10から入っていくヘニングスヴァールへの道は幅が狭いところが多いのでご注意くださいませ。
ロフォーテン諸島のバス停
ここではご参考程度にですが、ロフォーテン諸島のバス停をちょっとだけ紹介します。
上の写真はロフォーテン諸島最大の町「スヴォルヴァー」にある「Lofotgata」というバス停。スーツケースを持っている人がいるところがそうです。ショッピングセンターが目印となります。
「Lofotgata」バス停の時刻表(2025年2月時点)。ご参考程度に
ロフォーテン諸島でとくに美しい町として知られている「レイネ」にあるバス停
いずれも特に土日のバスの本数が少ないです。ちなみに私は土曜日にレンタカーを借りて月曜日に返却しました。
ロフォーテン諸島のレンタカーを調べてみると、土曜日の営業時間はほかの曜日と比べてだいぶ短いです。
レンタカーを利用する際、そこのところをご注意くださいませ。
ロフォーテン諸島のドライブで立ち寄った場所

ここでは私がドライブで立ち寄った場所を紹介します。
今記事では主旨がずれてしまうため、本当にちょっとだけです。
ボルグにある「ヴァイキング博物館」。バス停もあるのでバスでも行こうと思えば行けます
ロフォーテン諸島の最西端にある町「オー(Å)」の駐車場。路線バスの終着駅でもあります
スヴォルヴァーがある島と隣の島を結ぶ「Gimsoystraumen bro」。「Gimsøystraumen」というサービスエリアの駐車場から撮影しました
スヴォルヴァーの隣町「カヴェルヴォーグ」にある「ヴォーガン教会」。思い立った時にふらっと立ち寄れるのがレンタカーの魅力ですね
ロフォーテン諸島でのガソリンの給油方法
続きましてはロフォーテン諸島でのガソリンの給油方法を紹介します。
ロフォーテン諸島にあるガソリンスタンドはだいたい「Shell」か「Esso」など、またはコンビニエンスストアがある「Circle K」などですね。
EV車の充電スタンドはそこかしこにあるので、困ることはないかと思います。
ちなみに私はガソリン車を選択したので、レンタカーを返却する際にガソリン満タンにして返す必要があります。
どこでもいいといえばそれまでですが、とりあえず「Circle K」で給油することにしました。
まずは画面操作していきます。私は英語を選択しました
ここでちょっと問題が発生。なぜかはわかりませんがこの機械では私のクレジットカードが使えませんでした。
私のやり方がだめだっただけかもしれませんが。
そこで別の方法を選択。ガソリンを自分で給油した後、店舗にてクレジットカードでお支払いすることにしました。
ここではどうやったかを紹介します。
まずはノズルを引っ張り出して給油します。ちなみに日本でいうレギュラーガソリンは緑の「95」ってやつです。一般的なレギュラーガソリンは「Unleaded(無鉛)」って呼ばれていますね
続いて自分が入れたい量を給油していきます。どれくらい入れるかはご自身でご確認くださいませ
給油した後、店舗のレジカウンターへ向かい、その際に自分が使用した機械の番号を伝えます(私の場合は7番)。そしてクレジットカードで支払います。これで終了です
上記画像のとおり、この日のレギュラーガソリン1リットルの価格は21.74NOKでした。当時のレートでは300円くらいです。めっちゃ高いですね!
とまあ、こんな感じです。ガソリンの給油は個人的にもっとも懸念していたところでした。ご参考になったら幸いです。
・ブッキングドットコム【Booking.com】

・
・アゴダ【agoda】

【格安海外航空券のおもな予約サイト】
・早割はこちら!【エアトリ】
・格安航空券のサプライス【Surprice】
【ノルウェーのオプショナルツアーのおすすめ予約サイト】
・現地発オプショナルツアー予約 ベルトラ【VELTRA】
・
・
【ノルウェー・ロフォーテン諸島のオプショナルツアーのおすすめ予約サイト】
・【GetYourGuide】アクティビティ・現地ツアーのオンライン予約サイト
【ノルウェーのおもなツアー予約サイト一覧】
・
・クラブツーリズム
ロフォーテン諸島で絶景ドライブを楽しみましょう!
個人的には緊張して景色を楽しむ余裕があまりありませんでしたが、ロフォーテン諸島のドライブは随所で絶景が見られるすばらしいドライブとなります。
お前の価値観なんてどうでもいいよという話ですが、私の旅のモットーのひとつは公共交通機関を極力利用することです。
しかし、ロフォーテン諸島では路線バスでも周れますが、島内をくまなく周りたいのであればレンタカーを利用することをおすすめします。
みなさんもロフォーテン諸島を訪れましたら、ぜひレンタカーでの周遊をご堪能くださいませ。
以上、【ノルウェー・ロフォーテン諸島】レンタカーでめぐる絶景ドライブ旅について紹介しました。
ご参考にしただけましたら幸いです。