【オーストラリア・ホバート発】おすすめの日帰り観光1日ツアーはずばりこれ!!!!!

オーストラリアの南東に位置する島「タスマニア」には、世界遺産の原生地域や歴史深い町、そしてタスマニアの野生動物が見られる施設など、魅力的な観光スポットがもりだくさん!

タスマニア州にある観光スポットには、公共交通機関があまり多くないため、レンタカー利用かもしくはツアーに参加して行くことが一般的です。

もっとも簡単で効率的な方法は、州都ホバートを起点にしてツアーに参加すること。

ホバート発の数あるツアーの中で、マウント・フィールド国立公園ボノロング・ワイルドライフ・サンクチュアリ(ボノロング野生動物保護区)リッチモンドマウント・ウェリントンを1日でめぐるツアーが1番のおすすめです。

そこで今回は、上記の人気観光スポットを効率的に一気にめぐる1日観光ツアーについて紹介します。

季節や諸事情などにより、画像と現在の外観・営業時間・定休日・価格・ツアーの概要などが今記事と異なる場合があります。ご訪問時は事前に施設および公式ウェブサイト等で最新情報をご確認ください。
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マウント・フィールド国立公園、ボノロング・ワイルドライフ・サンクチュアリ、リッチモンド、マウント・ウェリントンをめぐる日帰りツアー

ホバート発の日帰り観光ツアーはさまざまなツアーがありますが、この記事で紹介するツアーはホバートを出発して4つの人気観光スポットをめぐる日帰りツアーです。

マイクロバスに乗り、4つの人気観光スポットを効率的に1日で一気にめぐるので、お得感と満足度が高いツアーとなっています。

私自身も参加しましたが、感想は控えめにいっても「最高!」のひと言でした。

ちなみに私が参加したツアーは催行会社「iWander Tasmania」の「マウント・フィールド国立公園、マウント・ウェリントン、ボノロング・ワイルドライフ・サンクチュアリ、リッチモンドの1日ツアー」で、ツアー予約サイト「GetYourGuide」でネット予約しました。

このツアーは宿泊施設によってですが、直接ピックアップしてもらうか、集合時間(この時は早朝7:45)までに決められた集合場所に集まり、マイクロバスに乗って出発します。

マイクロバスが出発してから約1時間25分で、最初の目的地に到着しました。

マウント・フィールド国立公園

タスマニアは州全体の20%が原生地域のまま残っている自然の宝庫であり、「マウント・フィールド国立公園(Mount Field National Park)」は世界自然遺産「タスマニア原生地域」の一部です。

公園の入口にあるビジターセンターから往復20〜30分のウォーキングコースが定番で、2つの滝を見て再びビジターセンターに戻るコースとなっています。

原生林が残っている公園内で、ウォーキング中にハリモグラやカモノハシといった野生動物を見かける機会があるかもです。

このツアーではビジターセンターからスタートするのではなく、別の入口からスタートして、2つの滝に立ち寄り、そしてゴールのビジターセンターに到着というコースです。

このコースは歩くペースと滝の見物時間にもよりますが、時間にして45分〜1時間くらいです。

公園内を歩いていると、見渡す限りの原生林に囲まれています。

しかも、木々や植物が太古の昔からあるような外見で、まるで原始時代にタイムスリップしたかのような風景が広がっています。

それこそ、恐竜に突然出くわしてもおかしくないくらい。うーん、いいすぎたかな?

2つの滝が織りなす姿が美しい「ホースシューの滝(Horseshoe Falls)

階段状の滝が美しい「ラッセル・フォールズ(Russell Falls)」。公園内で屈指の人気観光スポットです

マウント・フィールド国立公園(ビジターセンター) Information
住所:66 Lake Dobson Road, Mount Field, Tasmania 7140, Australia
営業時間:9:00〜17:00
公式サイト:https://parks.tas.gov.au/explore-our-parks/mount-field-national-park

ビジターセンターに戻ったら出発ですが、出発まで休憩の時間が少しあります。

センター内にはカフェ・土産物店・ギャラリーがあるので、カフェでコーヒーでも買って少し落ち着いていきましょう。

マウント・フィールド国立公園を出発したら、次の目的地へと向かいます。

ボノロング・ワイルドライフ・サンクチュアリ

ボノロング・ワイルドライフ・サンクチュアリ(ボノロング野生動物保護区:Bonorong Wildlife Sanctuary)」は、ホバートから車で約25分のところに位置する野生動物保護区。

この施設ではカンガルー、ワラビー、エミューは放し飼いされており、タスマニアデビルやハリモグラなど、タスマニアならではの動物を観察することができます。

スタッフさんが案内しながら動物についての説明をしてくれる、30分の無料ガイドツアーもあります。

園内には動物病院もあり、治療している様子などの見学が可能です。

園内をめぐる夜間ツアーもあり。

麻酔マスクを装着されているハリモグラの姿が、なんだかとても不思議な光景でした

タスマニアデビルという名前が似つかわしくないほど、愛くるしい姿をしています

ユニークな姿をしたハリモグラ(エキドナ:Echidna)。すごく遅く歩くのかと思いきや、意外にすばしっこく歩くので逆におもしろい。それでも速くはないけど

施設に入る際に紙袋をもらったのですが、黒いボックスの中にカンガルーの餌が入っていて、それを入れるための袋です

放し飼いされているカンガルーに餌やり体験ができます。ここまで動物と触れ合えるのも、野生動物保護区ならではといったところでしょう

オーストラリアに生息する飛べない鳥「エミュー

タスマニア州では、残念ながらコアラを抱っこすることができません。シドニーがあるニューサウスウェールズ州や、メルボルンがあるビクトリア州も同様です。

オーストラリアでコアラを抱っこできる州は3つだけ。クイーンズランド州(ブリズベンやゴールドコーストなど)、南オーストラリア州(アデレードなど)、そして西オーストラリア州(パースなど)です。

くわしくは、オーストラリア政府観光局の公式サイトにてご確認くださいませ。

ボノロング・ワイルドライフ・サンクチュアリ Information
住所:593 Briggs Road, Brighton, Tasmania 7030, Australia
営業時間:9:00〜17:00
ガイドツアー:10:00、11:30、13:30、15:30
入園料:大人(16歳以上)AUD33.5
公式サイト:https://www.bonorong.com.au/

今回紹介しているツアーには、ボノロング・ワイルドライフ・サンクチュアリの入園料が含まれていますので、入園時に支払う必要はございません。

約1時間20分の滞在の後、次の目的地へと出発します。昼食は次の目的地でとる形となります。

リッチモンド

リッチモンド(Richmond)」はホバートから北東約25kmほど離れたところに位置する小さな町。

1820年代に入植は始まったという歴史のある町で、当時の雰囲気が色濃く残っている町並みが広がっています。

1823年に造られたという、オーストラリア最古の石橋「リッチモンド・ブリッジ(Richmond Bridge)」。町でもっとも有名なスポットです

リッチモンド・ブリッジの向こう側に見える尖塔は、オーストラリア最古のカトリック教会「セントジョン・カトリック教会(St John the Evangelist Catholic Church)」。川沿いは多くの地元の人々や観光客が散歩していました

リッチモンドの見どころのひとつ「リッチモンド監獄(Richmond Gaol)

このほか、1820年代のホバートの町並みをミニチュアで再現した「オールド・ホバート・タウン(Old Hobart Town)」も、時間があれば見学することをおすすめしたいです。

リッチモンドの滞在は約1時間40分でした。リッチモンドを出発しましたら、最後の目的地「ウェリントン・パーク」がある「マウント・ウェリントン」へと向かいます。

マウント・ウェリントン

ホバート市内から西に約20kmほど離れたところに位置する、標高1270mの「マウント・ウェリントン(Mount Wellington)」。先住民の呼称で「クナンイ(kunanyi)」とも呼ばれています。

山頂にあるウェリントン・パークは、ホバートとその近郊を含むパノラマビューを堪能できる展望地です。

ちなみに私が訪れた時、最初は雨を通り越してまさかの雪が降っていました。

本当に凍えるほど寒かったので、訪れた多くの人々が「Pinnacle Observation Shelter」という建物(上の写真)の中に入って、寒さをしのぎながら景色を眺めていました。

日によっては夏でも冷え込むことがあるので、防寒対策はしっかりと。ライトダウンジャケットなどを持参することをおすすめしたいです

山の上の天気は変わりやすく、最初は凍えるほど寒い雪だったのに、だんだん晴れてきました。

晴れた時に見るホバートのパノラマビューは、もう絶景そのものです

マウント・ウェリントンの観光が終わったら、ホバート市内に戻ってツアーは終了です。

ホバート市内に戻ったのは17時より少し前。トータル約9時間のツアーでした。

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ホバート発の日帰りツアーはほかにもたくさんあります!

写真:ボノロング・ワイルドライフ・サンクチュアリにいるカンガルーの大群。こんな光景、ほかでは見られないかも……

今回は1番のおすすめツアーとして、「マウント・フィールド国立公園、ボノロング・ワイルドライフ・サンクチュアリ、リッチモンド、マウント・ウェリントンをめぐる日帰りツアー」を紹介しました。

しかし、ホバート発の日帰りツアーでほかにもおすすめしたいツアーがいくつかあります。

日程の都合により、私は行くことができませんでしたが、もしまたホバートに訪れたら今度は行ってみたいと思っているツアーです。

ホバートの南に浮かぶ島「ブルーニー島(Bruny Island)icon」をめぐるツアーや、世界遺産「オーストラリアの囚人遺跡群」がある「ポート・アーサー(Port Arthur)」をめぐるツアー、そしてタスマニアで屈指の人気観光地である「クレイドル山/セントクレア湖国立公園」をめぐるツアーはおすすめしたいし、私も行きたいです。

ただし、ホバート発の「クレイドル山/セントクレア湖国立公園」をめぐる日帰りツアーはあるにはあるのですが、ホバートからは遠いので日程的にも体力的にも少しきついかもしれません。

クレイドル山/セントクレア湖国立公園へは、ホバート発なら数日間のツアーを選択するか、タスマニア州第2の都市「ロンセストン(Launceston)」に宿泊し、ロンセストン発の日帰りツアーに参加する方が体力的な負担が少ないかと存じます。

日程的に余裕がないけど絶対に行きたいという方なら、日帰りツアーにぜひ参加してみましょう。

ツアーに参加することの最大の利点は、自分が車を運転する必要もなく、効率的に観光スポットをめぐれることですからね。

以上、オーストラリア・タスマニア州ホバート発、おすすめの日帰り観光1日ツアーについて紹介しました。

ご参考にしていただけたら幸いです。

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