標高3724m、ニュージーランドの最高峰「マウント・クック」。
マオリ語で「アオラキ」とも呼ばれるマウント・クックは、世界自然遺産に登録されている「テ・ワヒポウナム」に含まれています。
テ・ワヒポウナムは4つの国立公園から構成され、アオラキ／マウント・クック国立公園はそのひとつ。
アオラキ／マウント・クック国立公園で、自然や氷河、高山植物などを見ながらハイキングやウォーキングなどを楽しめる、ニュージーランドで人気観光地のひとつとなっています。
そこで今回は、アオラキ／マウント・クック国立公園を巡る絶景ツアーを、私の体験をもとに紹介します。
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【ニュージーランド】アオラキ／マウント・クック国立公園を巡る絶景ツアー
せっかくニュージーランドに来たのだから、アオラキ／マウント・クック国立公園にも行ってみたいと思い、ツアーに参加しました。
アオラキ／マウント・クック国立公園のツアーは宿泊を伴うものが多いのですが、日数をかけたくなかったので、たとえ駆け足になったとしても、日帰りのツアーにしようと思っていました。
そこで私が選んだのが、NZ South Island Tours & Travel（NZSI）の【クライストチャーチ発】マウント・クック国立公園／アオラキとテカポ湖を巡る日帰りツアーです。
ツアー予約の際、スーツケースを持っていけるかと、帰りの途中にレイク・テカポで降ろしてもらえるかをツアー会社に問い合わせしたら、どちらもOKとの返事をいただきました（保証するわけではないのであしからず）。
当日、出発地であるクライストチャーチの宿泊したホテルの前で、早朝7:00頃にピックアップしてもらい、ツアーはスタートです。
ツアーは少人数のため、バスではなく大型のバンでした。
ちなみに私のスーツケースは後部の荷物置きスペースに置くことができず、運転席と私が座った助手席の間に挟むような形で置くことになりました。ガイドさん、ご迷惑おかけしてすみません。
ツアー客全員をピックアップした後、クライストチャーチを出発して約2時間後、ジェラルディン（Geraldine）という小さな町で休憩しました。
ジェラルディンの位置は地図の写真を見てみると、クライストチャーチとレイク・テカポの中間よりややテカポよりといったところにあります
ジェラルディンのチーズ屋さんに立ち寄ってみました
試食もできるのでひととおり食べてみました。どれもめちゃくちゃおいしくて、店員さんがいない隙に食べまくってしまってごめんなさい。生ものだから持って帰れないので、買わないで試食しまくってごめんなさい
ガイドさん曰く、ここのカフェのコーヒーがおいしいというので立ち寄ってみました
ロングブラック（Long Black）を購入。ロングブラックとは何かというと、ダブルショットのエスプレッソにお湯を加えたものだそう
ニュージーランドのカフェでメニューを見ると、独特の名前なのでどれがどんなコーヒーなのか、非常にわかりづらかったです（オーストラリアも同様）。
ニュージーランドのコーヒーの種類は、こんな感じでイメージしてもらえればと存じます。
【Long Black】ロング・ブラック。ダブルショットのエスプレッソにお湯を加えたもの。味はほぼエスプレッソ
【Flat White】フラット・ホワイト。エスプレッソにほぼ同量のフォームミルク（泡立てたミルク）を加えたもの
【Latte】ラテ。エスプレッソにほぼ同量のスチーム・ミルク（蒸気で温められたミルク）を加えたもの
【Americano】アメリカーノ。ショート・ブラックに同量のお湯を加えたもの。ブラックコーヒーに似ている
【Mochaccino】モカチーノ。エスプレッソ、スチームミルク、ココアを加えたもの
【Cappuccino】カプチーノ。ほぼ同量のエスプレッソ、スチームミルク、フォームミルクを加え、1番上の層のフォームミルクにチョコレートパウダーをかけたもの
コーヒーの種類を知るのに、すごくわかりやすい画像（英語）がありました。併せてご参照くださいませ
“上記画像：New Zealand Trailsより引用”（Image: Quoted from New Zealand Trails）
休憩後、ジェラルディンを出発しましたら、次の目的地へ向かいます。
レイク・テカポ
世界遺産級の美しい星空で有名な「レイク・テカポ」。
ミルキーブルーの澄んだ湖の畔には、ピンクや紫のルピナスの花が咲き乱れている、ニュージーランド屈指の絶景が見ることができます。
湖を背景に見る「善き羊飼いの教会」。観光客に大人気のフォトジェニック・スポットです
「Maclaren Footbridge」という橋から見るレイク・テカポ。決して大げさではなく、絵画のような美しい光景です
テカポの観光時間は35分くらいと短めでした。
そしてレイク・テカポを出発し、次の目的地へと向かいます。
レイク・プカキ
日本ではあまり知られていませんが、「レイク・プカキ」もレイク・テカポと負けず劣らず美しい湖です。
南岸のビュー・スポットから北側にある山脈の美しい景色を望むことができます。湖の透明度も半端ない
レイク・プカキを出発したら、湖に沿ってぐるりを周って北上していきます。
アオラキ／マウント・クック国立公園へ向かう途中、「ピーターズ・ルックアウト（Peter’s Lookout）」で降車し、ちょっとだけ景色を堪能
あとはひたすら湖沿いを北上し、アオラキ／マウント・クック国立公園へ向かいます。
アオラキ／マウント・クック国立公園
車は「アオラキ／マウント・クック国立公園」に到着し、「サー・エドモンド・ヒラリー・アルパイン・センター（Sir Edmund Hillary Alpine Centre）」に停車しました。
ここにはホテルやカフェ・レストラン、ビジターセンターなどがあり、アオラキ／マウント・クック国立公園の観光拠点となっています。
この時、時刻は13:30頃。ここでランチの時間となりました。
1階はお土産屋、2階にカフェ・レストランがあります
並んでショーケースから好きなものを取ってレジで買う形式
サーモンとハムのパイ、ケーキとコーヒーで合計25ドルでした。観光価格でちょっと高かったけど、パイがクリーミーで中のサーモンの身がぷりぷりで、とてもおいしかったです
ランチ休憩が終わりましたら、ウォーキング・トラックへ車で向かいます。
この周辺には大自然を満喫できる数本のウォーキング・トラックがあり、数十分で周れるところから半日かかるコースまで多種多様。
このツアーではそのうちのひとつ、「タスマン・バレー・ウォーク」へ向かいました
タスマン・バレー・ウォークは、ブルー湖とタスマン氷河を見られる往復約40分のコース。ランチ休憩した施設からは、9kmくらい離れているので車で向かいました。
タスマン・バレー・ウォークのスタート地点から出発。ここから軽めのハイキングをします
タスマン氷河や湖が見えるビュー・ポイントまで登っていきます
途中で見えてくるのが、緑色っぽい「ブルー湖」が見えます。湖の色がなぜ緑色かの理由が看板に書いてありました
登っていく途中に後ろを振り向いた時の景色もなかなかの絶景です
ビュー・ポイントへ到着。タスマン氷河とタスマン湖、そしてマウント・クックをはじめとする峰々という絶景を楽しめます
夏なので溶けて量が多くないですが、湖の奥で層になっている箇所がタスマン氷河です
ビュー・ポイントから見て左側に見える、猫の耳のような形をした山が「アオラキ／マウント・クック」です
ウォーキングが終わりましたら、車に乗って帰路に着きます。
その途中、再びレイク・テカポに立ち寄り、休憩をとってからクライストチャーチへ戻ります。
そして、マウント・クック国立公園／アオラキとテカポ湖を巡る日帰りツアーはこれにて終了です。
ちなみに私は前述したとおり、レイク・テカポで宿泊するので、クライストチャーチに戻らずにそこで降ろしてもらいました。
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結論：アオラキ／マウント・クック国立公園は必見です
私は日帰りで行きましたが、アオラキ／マウント・クック国立公園は宿泊を伴うツアーを利用した方が、より充実度が増すと存じます。
クライストチャーチやクイーンズタウン発のツアーに参加したり、レンタカーを利用して個人で宿泊したり、楽しみ方は人それぞれです。
一生に一度は見てみたい絶景、アオラキ／マウント・クック国立公園へぜひ足を運んでみてくださいね。
以上、【ニュージーランド】アオラキ／マウント・クック国立公園を巡る絶景ツアーを紹介しました。
ご参考にしていただけましたら幸いです。
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