ニュージーランド南島の中でも、とくに多くの観光客が訪れるという、風光明媚な街並みを持つ「クイーンズタウン」。
冬にはスキーやスノーボードを楽しむ人々で賑わうクイーンズタウンには、さまざまな見どころが点在しています。
そこで今回は、クイーンズタウンのおすすめ観光スポットと1日モデルコースを紹介します。
クイーンズタウンへのアクセス
クイーンズタウンへは日本の直行便がなく、クライストチャーチやオークランドから国内線に乗り換える必要があります。
飛行機での所要時間は次のとおりです。
オークランド:約1時間50分
クライストチャーチ:約55分〜1時間10分
クイーンズタウン空港から市内中心部へは、路線バスが運行しているのでそちらを利用しましょう。
なお、クライストチャーチ〜クイーンズタウン間(レイク・テカポ経由)を、InterCityという長距離バスが運行しています。
クライストチャーチからクイーンズタウンまで、InterCityの直行便で約8時間10分かかるので、あまりおすすめできません(レイク・テカポで降車・滞在して、後日そこから出発というパターンならOKですが)。
クイーンズタウン観光の1日モデルコース
世界中からたくさんの観光客が訪れる人気観光地のクイーンズタウンですが、人口が約15800人ほどで、街自体の規模はそれほど大きくありません。
そのため、市内中心部の主要観光スポットは1日で周ることができます。
クイーンズタウンのモデルコースの一例は次のとおりです。
※夏は日照時間が長いので、クイーンズタウン・ガーデンを後回しにしてもOK
これを踏まえて、次はクイーンズタウンのおすすめ観光スポットを紹介します。
クイーンズタウンのおすすめ観光スポット
クイーンズタウン・ガーデン
ワカティプ湖から突き出ている半島に位置している「クイーンズタウン・ガーデン」。
約14ヘクタールの敷地をもつクイーンズタウン・ガーデンには、多彩な花や木などの植物が植えられており、自然の中で散策を堪能することができます。
敷地内にはテニスコートやアイススケートリンク、ディスク・ゴルフのコースなどもあり、地元の人々がさまざまなアクティビティを楽しんでいます。
植えられているバラも多種多様で特徴が異なるものの、それぞれ違った美しさを見せています
クイーンズタウン・ガーデン側から見るワカティプ湖と街並み。自然と都市の調和が取れた風景が美しいです
ワカティプ湖
ニュージーランドで3番目の大きさを誇る、細いS字の形状をした氷河湖「ワカティプ湖」。
ワカティプ湖の湖岸では地元の人々や観光客が思い思いのひと時を過ごしており、人々の憩いの場となっています。
ワカティプ湖では、ジェットボートなどのアクティビティも楽しめます
アンダーウォーター・オブザーバトリー
ワカティプ湖の水深約5mのところに造られた施設で、ワカティプ湖に生息する魚やカモが泳ぐ姿を見ることができます。
自然のままの姿を見られるので、水族館とは違ったおもしろさがあります。
この写真ではわかりづらいですが、見渡す限りたくさんのトラウト(ニジマス)が泳いでいました
住所:Main Town Pier, Marine Parade, Queenstown, New Zealand
営業時間:8:30~17:00 ※時期によって異なる。要確認
料金:大人15ドル、子供(3~14歳)8ドル
公式サイト:https://www.kjet.co.nz/our-trips/time-tripper/
ザ・モール
飲食店やショップが建ち並ぶ、クイーンズタウンの目抜き通り「ザ・モール(The Mall)」。
食事もファッション用品やお土産の買い物も、この界隈でひととおり済ますことができます。
数多くの人々で賑わいを見せているザ・モール
キーウィ&バードライフ・パーク
ニュージーランドの国鳥「キーウィ」など、ニュージーランド固有種の鳥たちを観察できる施設の「キーウィ&バードライフ・パーク」。
敷地内は原生林が生い茂っており、ところどころに鳥小屋が点在しています。
日本語のオーディオガイドもあるので、見るだけでなく聴きながら楽しむこともできます。
キーウィが飼育されている小屋。中は暗闇の世界です
キーウィ・エンカウンターズ(餌付け)は、真っ暗な室内で夜行性のキーウィを観察することです。
暗闇に目が慣れるのに少々時間がかかりますが、走り回るキーウィの姿を見ることができます。
写真撮影が禁止ですが、真っ暗なのでどの道キーウィを撮影することはほぼ不可能です。
ユニークな姿をしたキーウィですが、意外なほど動きが速いのに驚かされます。
色とりどりの鳥たちが飛び交っています。動きが速いので写真になかなか収められない……
ニュージーランド固有種のオウム「ケア(Kea)」。至近距離で見ることができます
コンサベーション・ショーの会場です。子ども連れの家族がたくさんいました
恐竜時代から姿形が変わっていないという「トゥアタラ(ムカシトカゲ)」。本当に小さな恐竜のようです
なんだかよくわからない動物だけど、おそらく「フクロギツネ」だと思います
スタッフさんがキャッチボールの要領で、鳥を飛ばしています
鳥が飛び立つ瞬間。向こう側にいるスタッフさんの手の上にきちん乗る姿が、とってもお利口さんですね
住所:51 Brecon Street, Queenstown 9300, New Zealand
営業時間:9:00~17:00(時季によって異なる。要確認)
キーウィ・エンカウンターズ(餌付け):10:00、12:00、13:30、16:30
コンサベーション・ショー:11:00、15:00
※ショーやキーウィの餌付けの詳細な時間は、現地または公式サイトにて確認することをおすすめします。
休業日:クリスマス
料金:大人(16歳以上)52ドル、子供(5~15歳)26ドル
公式サイト:https://www.kiwibird.co.nz/
スカイライン・ゴンドラ・レストラン&リュージュ
クイーンズタウンを訪れたら外してはいけない観光スポットのひとつ、それが「スカイライン・ゴンドラ・レストラン&リュージュ」です。
ゴンドラに乗って「ボブス・ピーク(Bob’s Peak)」にある展望台まで上がっていきます。
展望台から見るクイーンズタウンの絶景はすばらしく、周囲の自然の景観も見事です。
午後に向かうと、ゴンドラに乗るお客さんの長蛇の列。午前中は機械トラブルで運休していたようなので、混雑ぶりに拍車がかかっていました
並んでる途中に無料で使える日焼け止めがありました。持ってくるのを忘れた私にとって非常にありがたい。なお、日差しが強いニュージーランド(紫外線は日本の約7倍!)を旅行する際、日焼け止めの持参をおすすめします
やっと中に入れた〜。そしてなんと水がある。とってもありがたかったです
さまざまな料金体系があるので、目的によって選びましょう(写真のは現在と料金体系が異なるので、正確な料金は公式サイトにて要確認)
ゴンドラに乗って出発です。4人乗ったら満員になるコンパクトなゴンドラでした
展望台に向かっている途中の景色。すでにもう絶景です
頂上へたどり着いた先にあるコースでリュージュを楽しむ人々
私(40代・男)は「ガキくさいからリュージュはやらなくてもいいや」と思っていましたが、どう見てもめっちゃ楽しそうだったので、やっておけばよかったと、ちょっぴり後悔しました。
リュージュのゴール地点。距離もけっこう長いし、景色もいいしで、これは楽しそうなアクティビティです。そこからまたリフトに乗ってスタート地点に戻ります
着いた当初はなんでリフトがあるんだろうと思っていましたが、リュージュを利用しているお客さん用だったことがわかりました
建物内にカフェがあるので、景色を堪能しながらゆっくりとくつろげます
展望台から見るクイーンズタウンの遠景は必見です
住所:53 Brecon Street, Queenstown, New Zealand
ゴンドラ運行時間:9:30~21:00(リュージュやレストランなどは公式サイトで要確認)
料金[大人(15歳以上)]:【ゴンドラのみ】52ドル
【ゴンドラ+ランチ】109ドル
【ゴンドラ+ディナー】129ドル
【ゴンドラ+リュージュ2回】71ドル
そのほかさまざまな料金体系あり。公式サイトにてご確認くださいませ
公式サイト:https://www.skyline.co.nz/en/queenstown/
・ブッキングドットコム【Booking.com】
・エクスペディア【Expedia】
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・【Klook】クルック・ワクワクが見つかる旅行・レジャー予約サイト!
【ニュージーランドのおもなツアー予約サイト一覧】
・【HIS】エイチ・アイ・エス
・【JTB海外旅行】オーストラリア・ニュージーランド
・クラブツーリズム
“女王の街”という名にふさわしいクイーンズタウン
クイーンズタウンは読んで字の如く、“女王の街”という名にふさわしい風光明媚な湖畔の街。
今回は夏に訪れた時の話でしたが、冬には世界中から多くの観光客が、スキーやスノーボードを楽しむためにクイーンズタウンを訪れています。
ニュージーランド屈指の観光都市・クイーンズタウンに、ニュージーランド旅行の際に訪れてみてはいかがでしょう。
以上、ニュージーランド・クイーンズタウンのおすすめ観光スポットと1日モデルコースを紹介しました。
ご参考にしていただけましたら幸いです。
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