オーストラリア大陸の南東に浮かぶ、北海道よりひと回り小さい島「タスマニア」。
タスマニア州最大の都市でタスマニア観光の起点となっている街が、州都「ホバート」です。
そんなホバート市内には、おすすめの観光スポットがいくつもあります。そこで今回はホバートのおすすめ観光スポット6選と街歩きについて紹介します。
・ブッキングドットコム【Booking.com】
・エクスペディア【Expedia】
・アゴダ【agoda】
【格安海外航空券のおもな予約サイト】
・早割はこちら!【エアトリ】
・格安航空券のサプライス【Surprice】
【タスマニアの現地発オプショナルツアーのおすすめ予約サイト】
・現地発オプショナルツアー予約 ベルトラ【VELTRA】
・【GetYourGuide】アクティビティ・現地ツアーのオンライン予約サイト
・【KKday】国内・海外旅行(チケット・交通・ツアー・体験)の予約サイト
・【Klook】クルック・ワクワクが見つかる旅行・レジャー予約サイト!
【オーストラリアのおもなツアー予約サイト一覧】
・【HIS】エイチ・アイ・エス
・クラブツーリズム
ホバート国際空港から市内へのアクセス
ホバート国際空港はホバート市内中心部から約17km離れており、アクセス方法の選択肢はシャトルバス、タクシーまたはウーバー利用となります。
もっとも一般的なアクセス方法は、シャトルバスを利用すること。
「スカイバス」と呼ばれるシャトルバス利用で、空港から市内までの所要時間は約20分です。
スカイバスは時間帯にもよりますが、30〜50分に1本の頻度で運行しています。
スカイバスの料金は大人ひとり片道AUD19.5、往復AUD36です(2024年2月時点)。インターネットであらかじめ購入できるので公式サイトをご覧になってくださいませ。
小規模ながらも多くの人で賑やかなホバート国際空港。さすが人気観光地といったところ
空港内にあるタスマニアでビルとウォンバットの像。実物をぜひ見たいですよね
赤い車体が目印のスカイバス。車内には無料Wi-Fiもあるので便利です
タスマニア州・ホバートのおすすめ観光スポット6選
タスマニア海事博物館
タスマニアの海洋史のコレクションを展示している「タスマニア海事博物館(Maritime Museum of Tasmania)」。
船内の再現、大砲、船の模型、浮き輪や銛、船首像などが展示されています。
船や海事が好きな方にはおすすめの博物館です。
日本にゆかりのあるものも展示されています
住所:16 Argyle Street, Hobart, Tasmania 7000, Australia
営業時間:9:00〜17:00
休館日:クリスマス
入館料:大人AUD15
公式サイト:https://www.maritimetas.org/
タスマニア博物館&美術館
タスマニアの芸術・文化・歴史などの文化遺産や、自然などについての資料を展示している「タスマニア博物館&美術館(Tasmanian Museum and Art Gallery)」。
広大な博物館でたくさんの見どころがあります。
タスマニア先住民の文化に関する展示も見逃せないポイント
絶滅したタスマニアタイガー(フクロオオカミ)の剥製
生きているタスマニアタイガーの様子が見られるという、貴重な映像もあります
住所:Dunn Place, Hobart, Tasmania 7000, Australia
営業時間:10:00〜16:00
休館日:グッドフライデー、アンザックデー(4月25日)、クリスマス
入館料:大人AUD15
公式サイト:https://www.tmag.tas.gov.au/
サラマンカ・マーケット
捕鯨全盛時代の1835年頃に埠頭に面した場所に建てられた倉庫群「サラマンカ・プレイス」。
そのサラマンカ・プレイスで、毎週土曜日の朝から午後3時頃まで開催されているのが、「サラマンカ・マーケット(Salamanca Market)」です。
サラマンカ・マーケットでは、野菜や古着、アクセサリー、民芸品などを販売している露店が並んでいます。
新鮮な野菜も売られているサラマンカ・マーケット。上と下の写真はいずれも開催時間前に撮りましたが、開催中は多くの人で賑わいを見せていて、ホバート市内で観光客に人気のスポットとなっています
ファームゲート・マーケット
バサースト・ストリート(Bathurst Street)沿いで毎週日曜日に開催されている「ファームゲート・マーケット(Farm Gate Market)」。
規模はサラマンカ・マーケットよりかは小さいながらも、野菜や果物、パン、自家製のジャム、チーズなどを販売している露店が並んでいます。
コーヒーショップやオイスター・バーなどもあるので、食べ歩きも楽しめます。
ホバート囚人刑務所
1831年に建築された「ホバート囚人刑務所(Hobart Convict Penitentiary)」。
現在の建物内は旧刑務所、囚人礼拝堂、判事裁判所が歴史博物館となっており、旧刑務所内は所要時間約90分のガイドツアーで見学できます。
刑務所だっただけに重厚な佇まいの建物
住所:Campbell Street & Brisbane Street, Hobart Tasmania 7000, Australia
営業時間:[ガイドツアー]水〜日曜、10:00〜、11:30〜、13:00〜、14:30〜
休館日:クリスマスイブ、クリスマス、ボクシングデー、元旦、グッドフライデー
入館料:大人AUD35(ガイドツアー)
Webサイト:https://tasmania.com/things-to-do/historical-sites-culture/hobart-convict-penitentiary/
ナリナ歴史博物館
サラマンカ・プレイスの南側にある丘の上一帯は、ホバート旧市街の「バッテリー・ポイント(Battery Point)」と呼ばれるエリア。
バッテリー・ポイントのハンプデン・ロード(Hampden Road)には、ジョージア様式の古い建物が並んでおり、ヨーロッパの邸宅のような優雅な屋敷が建ち並んでいます。
そのハンプデン・ロード沿いにある「ナリナ歴史博物館(Narryna – The Merchant’s House)」は、1835年から1840年にかけて建築されたキャプテン・アンドリュー・ヘイグ(Captain Andrew Haig)の邸宅です。
現在は邸宅そのものが民俗博物館になっており、ダイニングルーム、ベッドルーム、ドレスルーム、育児室やキッチンなどが、当時のままの状態で展示されています。
公式サイトのこちらのページで、英語、日本語または中国語でのガイドマップのPDFが閲覧できます。
住所:103 Hampden Road, Battery Point, Hobart Tasmania 7004, Australia
営業時間:10:00〜16:00
休館日:日・月曜、グッドフライデー、イースターサタデー、アンザックデー(4月25日)、ホバート・ショー・デー、クリスマス、ボクシングデー、元旦
入館料:大人AUD10
公式サイト:https://www.narryna.com.au/
これまで紹介してきたのは、すべてホバート市内中心部にある観光スポットです。
アクセスするのに路線バスなど、公共交通機関を利用する必要がある観光スポットは心苦しいですが割愛させていただきました。
その割愛した観光スポットは次のとおり。いずれも魅力的な観光スポットで、時間があったら個人的にも行ってみたいところです。
・オーストラリア最古の兵舎がある「タスマニア陸軍博物館」
・ホバート近郊にあるオーストラリア最古の醸造所「カスケード醸造所」
・世界遺産「オーストラリアの囚人遺跡群」のひとつである「カスケーズ女子工場」
・広大な敷地内に日本庭園を持つ「ロイヤル・タスマニアン・ボタニカル・ガーデンズ」
・入場に予約必須(公式サイト参照)の美術館「MONA」
ホバートにはやたらオーストラリア最古が多いですね。
それだけホバートは、オーストラリアにおいて歴史ある重要な街のようですね。
タスマニア州・ホバートの街歩き
タスマニア島といえば、動植物と自然の宝庫が思いつきますが、ホバートって、どんな街かは想像つかない方が多いと存じます。
ホバートはタスマニア島最大の都市でタスマニア州の州都。オーストラリアでシドニーに次いで2番目に古い都市。
1820~30年代の歴史的建造物が多く残るホバートは、ヨーロッパ調の街並みと風光明媚な港、そしてオーストラリアの自然が融合した素敵な街です。
ここでは少しだけですが写真を掲載しますので、ホバートの雰囲気を味わっていただければと存じます。
市民の憩いの場となっている「フランクリン・スクエア(Franklin Square)」
ホバートのショッピングエリア「エリザベス・ストリート・モール(Elizabeth Street Mall)」
港に泊まっている帆船。この帆船についてくわしくはこちらのサイト(英語)でご確認くださいませ
海軍の船みたいなフェリーが港に停まっていました。じつはこの船、先ほど紹介した美術館「MONA」へ運行するフェリーのようです(未確認のためMONA公式サイト要参照)
毎週土曜にマーケットが開催されている「サラマンカ・プレイス」の普段の様子
イギリスとオーストラリアのアーティスト「ジリーとマーク」によって造られたサラマンカ・プレイスにある像
この像の名前は「Happy Birthday Mr. President」。ジョン・F・ケネディ元アメリカ大統領の誕生日を記念した祝賀会において、アメリカの女優で歌手のマリリン・モンローによって歌われた歌のタイトルです。
ジリーとマークは「ニューヨークの歴史の中でもっとも成功し、多作なパブリック・アートのクリエイター」と評されているアーティスト。ラビットウーマンとドッグマンが彼らの最愛のキャラクターで、もっともよく知られている作品です。
ホバート市内にある英国国教会「セント・デイビッズ大聖堂(St. David’s Cathedral)」。ホバート市内で教会の鐘が鳴り響いている時がありますが、おそらくここからです
セント・デイビッズ大聖堂の内部。美しいステンドグラスと重厚な佇まいが見応えありです
なお、ホバートのおすすめグルメについてくわしくは、別記事「【マジで厳選!】タスマニア州・ホバートのおすすめグルメ・レストラン・カフェ9選!」をご参照くださいませ。
・ブッキングドットコム【Booking.com】
・エクスペディア【Expedia】
・アゴダ【agoda】
【タスマニアの現地発オプショナルツアーのおすすめ予約サイト】
・現地発オプショナルツアー予約 ベルトラ【VELTRA】
・【GetYourGuide】アクティビティ・現地ツアーのオンライン予約サイト
・【KKday】国内・海外旅行(チケット・交通・ツアー・体験)の予約サイト
・【Klook】クルック・ワクワクが見つかる旅行・レジャー予約サイト!
ホバートを拠点にしてめぐってみましょう
空港があるホバートはタスマニアの観光拠点として最適。
ちなみに私はホバートに滞在した際にレンタカーを利用して、魔女の宅急便に登場したパン屋のモデルになった店があるロスという小さな町に訪れたり、ホバート発の1日観光ツアーに参加したりもしました。
レンタカーを利用して周遊したり、ホバート発のツアーに参加したりして、タスマニアの魅力を存分に味わってみてはいかがでしょう。
以上、オーストラリア・タスマニア州の州都ホバートのおすすめ観光スポット6選と街歩きについて紹介しました。
ご参考にしていただけましたら幸いです。