【鉄道旅】臨時快速「風っこストーブ湯けむり号」に乗車してみた件

日本全国津々浦々、さまざまな特徴を持ったユニークな快速・特急列車が走っています。

そういった電車は訪れる観光客を魅了し、そして楽しませてくれる存在です。

そこで今回は宮城県の仙台〜鳴子温泉駅間の1往復を走る、冬限定の臨時快速「風っこストーブ湯けむり号」に乗った時の体験談を紹介します。

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臨時快速「風っこストーブ湯けむり号」に乗車してみた件

私が2022年1月に鳴子温泉を訪れて、そこから仙台駅へ戻る際の列車がたまたま「風っこストーブ湯けむり号」でした。

決して狙って「えきねっと」で予約したわけではなく、本当に偶然でした。

せっかくなので、雪深い鳴子温泉郷から杜の都・仙台への約1時間45分の鉄道旅を楽しもうと思い、「風っこストーブ湯けむり号」を乗車しました。

ちなみに上の写真は鳴子温泉駅の通路から撮影した様子です。

ホームには乗客だけでなく、当然のごとく鉄道ファンもいて写真撮影をしていました

それでは乗車していよいよ出発です。

列車内の様子。レトロな内装で開放感あふれる大きな窓からは雪原の絶景を楽しめます

木製の椅子の上には座布団が敷いてあるので、お尻が痛くなるのが軽減されますし、そして何より暖かい

列車内には本当にストーブがあり、その周囲は暖かいというか暑いくらいです。網の上で乗客が食べ物を焼くことができるので、焼きたて熱々の食事を楽しめます

ストーブには煙突がついており、そばには常に職員もいるので安全面は心配ご無用といえるでしょう

鳴子温泉駅の隣の駅、鳴子御殿湯駅のそばにある「なるまん」。鳴子温泉の名物である栗だんごが販売されています。鳴子温泉に訪れた際に立ち寄れたら食べてみてください

鳴子温泉郷のひとつ「川渡温泉」。1月の東北の内陸部はこんなにも雪深いのですね。地面がまったく見えない

眼下に広がる雪原は寂しさと冷たさを感じるが、それが返って美しさと儚さも醸し出し、絶景へと姿を変えていきます

記念にスタンプを押してもらえます。駅員さんに「乾くまでしばらく待って」と念を押されました

しばらく待って触ったらこうなってしまいました。ギャー!!

しばらくというのはこの場合、相当待つことを意味します。切符の表面はツルツルなので、スタンプのインクがなかなか乾きません。待ち過ぎなぐらいがちょうどいい、これでもかというくらい待ってください。

車内ではイベントもあり、駅員さんと乗客のみんなでじゃんけんをして、勝ち残ったらグッズがもらえるというゲームが繰り広げられました。

勝ち残ったらもらえるのですが、グッズが余っていたので敗退した方も駅員さんとサシでじゃんけんをして勝てば、結局はもらえました(私もです)。

そして戦利品がこちら。ステッカーと絆創膏かな?

しばらくすると列車は内陸部を抜けて太平洋沿いへと進んでいきます。

列車は日本三景のひとつ「松島」へとたどり着きました

停車している時間が少しありましたので、駅前のロータリーまで出てきました。さすがに海沿いまでは行けるわけないけど

温暖な太平洋沿いは雪がないので、内陸部とまったく違う風景が見られます

松島駅を出て約30分後、仙台駅に到着しました。これにて臨時快速「風っこストーブ湯けむり号」の鉄道旅は終了です

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臨時快速「風っこストーブ湯けむり号」の2023年の日程は?

臨時快速「風っこストーブ湯けむり号」の2023年の日程は、仙台駅発の鳴子温泉駅行きは1月21日(土)鳴子温泉駅発の仙台駅行きは1月22日(日)のようです(参考:鉄道コムJR東日本)。

日程が合わなかったりして乗車できなかったら、次の年以降にチャレンジてみましょう。または、ほかの季節のイベント列車もあるのでJR東日本のサイトで確認してみてください。

ユニークな特別列車に乗る鉄道旅、旅行の思い出にさらに彩りを与えてくれる存在となるといえますね。

以上、【鉄道旅】臨時快速「風っこストーブ湯けむり号」に乗車してみた件について紹介しました。

ご参考にしていただけましたら幸いです。

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