欧州三名湯※のひとつで、東北で有数の歴史ある温泉郷である「飯坂温泉」。
飯坂温泉は宿泊することをおすすめしたいですが、日帰りでも充分に楽しめる温泉郷です。
そこで今回は、飯坂温泉のおすすめ観光スポット・モデルコースを紹介します。
※残りの2つは鳴子温泉と秋保温泉、いずれも宮城県にあります。
飯坂温泉のアクセス
飯坂温泉のアクセス方法を紹介します。
飯坂温泉は車でしたら、東北自動車道「福島飯坂IC」から約4kmほどのところに位置しています。
公共交通機関の場合、福島駅より福島交通飯坂線で「飯坂温泉駅」まで約25分です。
福島交通飯坂線「福島駅」の改札。使えるICカードは「NORUCA（ノルカ）」のみで、Suicaなどは使えませんのでご注意を
福島交通飯坂線の車内。温泉のほのぼのとしたのれんや、窓のイラストがかわいい
飯坂温泉駅のホーム。提灯があるのが温泉街らしい
飯坂温泉でレンタサイクルが利用できます
飯坂温泉駅。こぢんまりとしているが、駅にコンビニエンスストアが併設されているので何かと便利です
飯坂温泉駅近くにある重要文化財の十綱橋（とつなばし）
飯坂温泉駅前の広場にある案内掲示板。おすすめの観光スポットやグルメが載っているので参考にしてみましょう
飯坂温泉の観光スポット
飯坂温泉の周るべき観光スポットや共同浴場などを紹介します。
ちなみに上の写真は「なかむらや旅館」。
建物は国の登録有形文化財で、白壁土蔵造りの建物からは歴史を感じられます。
波来湯
飯坂温泉駅より徒歩数分のところにある「波来湯（はこゆ）」。
源泉掛け流しの熱めの湯と、適温に調整された温い湯の2つがあるので、それぞれの好みで温泉を楽しめます。
十綱橋から見る飯坂温泉の景観。左側にあるのが波来湯です
鯖湖湯
飯坂温泉最古の共同浴場である「鯖湖湯（さばこゆ）」。
かの俳人・松尾芭蕉もここで湯浴みを楽しんだといわれています。
観光客よりも地元の人々で賑わっている鯖湖湯は、熱めの湯（熱めというよりかなり熱い）を掛け流ししているなんとも贅沢な共同浴場です。
旧堀切邸
豪商の旧宅を改装して作られた観光施設で、広い敷地内には福島県内で現存する最大で最古の土蔵「十間蔵」や和風邸宅の主屋、そして足湯などがあります。
その主屋と隣接している蔵は見学可能で、当時の生活感や雰囲気を感じ取ることができます。
入館無料なのが嬉しいポイント。
旧堀切邸の主屋
歴史を感じられる調度品などが置かれている建物内
旧堀切邸の足湯。観光客も地元の人々も訪れる憩いの場となっています
飯坂温泉の足湯
続いては、飯坂温泉に点在する足湯をいくつか紹介します。
ちなみに上の写真は旧堀切邸の足湯です。
ちゃんこちゃんこの湯
飯坂温泉駅より十綱橋を渡り、少し歩いたところにある「ちゃんこちゃんこの湯」。気軽にどなたでも楽しめる足湯です［住所：福島県福島市飯坂町湯野字湯ノ上10-3］
波来湯公園
波来湯公園に隣接している公園。
公園の入り口には「手湯」があり、坂道を下っていくと、川を眺めながらくつろげるベンチや波来薬師を祀る祠、そして波来湯分湯槽の足湯があります。
入り口の手湯。肌触りのいい湯を体験できます
波来湯分湯槽の足湯。旅の疲れを癒してみてはいかが
あ～しあわせの湯
共同浴場「鯖湖湯」の近くにある足湯。
円盤餃子を食べた後に訪れるもよし。温泉街を歩き回った後に訪れるもよし。
飯坂温泉発祥の地のそばで、歴史ある温泉を楽しんでみましょう。
鯖湖神社と湯かけ地蔵。癒したい体の部位にお湯をかけるといいとのことです
飯坂温泉のおすすめグルメ
飯坂温泉には福島名物の円盤餃子をはじめとした、おいしい料理がたくさんあります。
くわしくは下記の関連記事をご参照くださいませ。
・【はしご食べ歩き必至】飯坂温泉のおすすめスウィーツ5選
・【福島食べ歩き】飯坂温泉のおすすめカフェ・B級グルメ5選
・【福島みやげ】郡山・飯坂温泉のおすすめおみやげ7選
飯坂温泉は宿泊もおすすめしたい温泉郷
飯坂温泉は他の有名な温泉郷と比べて、福島駅から電車1本で行けてしまうくらい、アクセスが抜群によくて日帰り観光にうってつけですが、もちろん宿泊もおすすめです。
素敵な旅館がいくつもありますので、飯坂温泉にぜひ立ち寄ってみてください。
駅前の広場にいる松尾芭蕉がお出迎えしてくれますよ（笑）。
以上、飯坂温泉のおすすめ観光スポット・モデルコースを紹介しました。
ご参考にしていただけたら幸いです。
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