“みちのく小京都”と呼ばれる秋田県の角館。
江戸時代の雰囲気を色濃く残す武家屋敷が建ち並び、国内外問わず多くの観光客が訪れています。
そこで今回は、秋田・角館のおすすめ観光スポット13選とお役立ち情報を紹介します。
・ブッキング・ドットコム【Booking.com】
・エクスペディア【Expedia】
・アゴダ【agoda】
・楽天トラベル
・JTB
・るるぶトラベル
・じゃらん
・ゆこゆこネット
角館駅までのアクセス
公共交通機関での角館のアクセスは次のとおり。なお、自家用車でのアクセスはカーナビで調べればわかるので割愛させていただきます。
・秋田駅→角館駅 約45分
・仙台駅→角館駅 約1時間30分
・大宮駅→角館駅 約2時間40分
・東京駅→角館駅 約3時間10分
【秋田空港から】
予約制乗り合いタクシー「秋田エアポートライナー」利用(要予約)
またはレンタカー
ちなみに角館駅から武家屋敷通りまで、徒歩約20分かかります。けっこう歩きますね。
駅から武家屋敷通りまで向かう道に観光スポットや飲食店がいくつもあるので、立ち寄ってみてもよいでしょう。
角館のお土産屋・お役立ち情報など
ここでは角館にあるお土産屋と、知っておいたらちょっとは役に立つであろう情報を紹介します。
ちなみに上の写真は角館郵便局。失礼な表現かもしれませんが、町の規模の割には巨大です。
なんとATMが日曜日も営業しているようなので、突然のご入り用の際は超絶便利ですね。角館には現金払いのみの飲食店や施設がけっこうありますからね
駅前にある観光案内所の「仙北市観光情報センター【角館駅前蔵】」。情報収集などを目的に立ち寄るのがよいです
武家屋敷通りでは人力車に乗って観光することができます。くわしくはこちらのサイトにてご参照くださいませ
武家屋敷通りにある雑貨店「ねこのみせ 滑川」。その名のとおり、たくさんの猫の雑貨や小物を販売しています
店の前で猫ちゃんが店番をしていました
武家屋敷通りの入口付近にあるお土産屋「食彩 町家館」と「角館こだわり蔵」。その隣にはローソンがあります。武家屋敷通りからもっとも近いコンビニエンスストアです
伝統工芸品や雑貨、桜染に食品まで多種多彩な商品を扱うお土産屋の「角館さとくガーデン」
角館さとくガーデンの隣の駐車場には「武家丸」という名前の秋田犬がいます。とっても愛くるしい
桜皮細工を中心に秋田の木工、民芸品や特産品を販売している「角館桜皮細工センター 郵便局通り本店」。着物着付け・レンタルサービス(予約制)もありますので、くわしくは公式サイトをご参照くださいませ
ちなみに角館桜皮細工センターで、角館と資生堂がコラボした商品が販売されていました。
せっけん、ハンドクリーム、あぶらとり紙、リップクリームなどです。
個人的にはまったく興味がなかったのですが、試供品でハンドクリームをつけてみたら、香りがとても上品でつけ心地もよかったので買っちゃいました。
角館にはそれ以外にも魅力的なお土産があります。次のとおりです。
・地酒または地ビール
・はちみつ
・いぶりがっこ
・稲庭うどん
・ニテコのサイダー
・桜皮細工などの伝統工芸品
・もろこし など
そのほかにもありますが、安藤醸造の商品はのちほどご紹介。秋田の伝統和菓子「もろこし」と、佐藤養助の稲庭うどん、レガール・リッツの焼きモンブランについては、下記の記事でご紹介していますのでご参照くださいませ。
角館のおすすめ観光スポット13選
武家屋敷「石黒家」
武家屋敷通りの最北に位置する武家屋敷「石黒家」。
数ある武家屋敷のなかで唯一、座敷に上がることができるのと、人が実際に居住しています(もちろんその場所は見学不可)。
座敷に上がってスタッフさんが案内をしてくれて、武家屋敷の説明をしていただけます。
欄間に施された「亀の透かし彫り」。光が当たると亀の姿が見えてきます
奥にある蔵には武具や着物などが展示されています
住所:秋田県仙北市角館町表町下丁1
開館時間:[4〜11月]9:00~17:00、[12月〜3月]9:00~16:00
※臨時休館の場合あり
入館料:大人500円
公式サイト:https://www.hana.or.jp/~bukeishi/
角館歴史村・青柳家
芦名家・佐竹北家に仕えた青柳家の武家屋敷がある「角館歴史村・青柳家」。
数ある武家屋敷のなかで広い敷地を誇り、母屋だけでなく武器蔵や解体新書記念館、秋田郷土館、カフェ、お土産屋などがあり、さまざまな楽しみ方ができる武家屋敷です。
入口の薬医門の前にある「馬つなぎ石」。当時は馬が屋敷に入れなかったため、この石につないでいたそうです
武器蔵にはさまざまな武具が展示されています
裏山の源太寺山から数百年絶え間なく流れ込む沢水の「神明水」
「秋田郷土館」の2階に展示されている歴史資料は必見です
2階には時計やカメラなどのアンティーク品が展示されており見学自由。1階はお土産屋、半地下にはレトロなカフェ「ハイカラ館」があります
住所:秋田県仙北市角館町表町下丁3
開館時間:[4〜11月]9:00~17:00、[12月〜3月]9:00~16:00
入館料:大人500円
公式サイト:http://www.samuraiworld.com/
あきた角館 西宮家
初代の角館町長を務めた西宮藤剛さんの住居である「あきた角館 西宮家」。
母屋(甘味・食事処)と北蔵(レストラン)と米蔵(雑貨店)があります。
中庭にはレストランがあり、ご当地グルメの「御狩場焼」が名物です。
母屋は団体のご予約が入った時に営業だそうです
武家屋敷「河原田家」
明治24年(1891)に建てられた、角館武家住宅の典型的な造りの武家屋敷「河原田家」。
屋敷内の襖の絵と庭は必見です。
住所:秋田県仙北市角館町東勝楽丁9
開館時間:9:00~17:00(最終受付16:30)
休館日:年末年始(12/28~1/4)
入館料:大人500円
Webサイト:https://tazawako-kakunodate.com/ja/shops/94
武家屋敷「小田野家」
明治33年(1900年)の大火後、主屋が再建された武家屋敷「小田野家」。
京都庭園作法の伝統植栽法を取り入れた庭園は必見です。
住所:秋田県仙北市角館町東勝楽丁10
開館時間:9:00~17:00
休館日:12月~4月中旬
Webサイト:https://tazawako-kakunodate.com/ja/shops/92
武家屋敷「岩橋家」
江戸時代の末期に改造、屋根の萱葺もさらにそのあとの改造で現在の姿になった武家屋敷「岩橋家」。
ぐるりと回って屋敷のなかの様子を見てみましょう。角館の武士の生活様式を垣間見ることができます。
映画『たそがれ清兵衛』の撮影場所として知られています。
住所:秋田県仙北市角館町東勝楽丁3
開館時間:9:00~17:00
休館日:12月~4月中旬
Webサイト:https://tazawako-kakunodate.com/ja/shops/91
武家屋敷「松本家」
こちらも映画『たそがれ清兵衛』の撮影場所として知られている武家屋敷「松本家」。
ほかの武家屋敷とは異なり、茅葺き屋根なのが特徴的です。
住所:秋田県仙北市角館町小人町4
開館時間:9:00~16:00
休館日:11月初旬~4月中旬
Webサイト:https://tazawako-kakunodate.com/ja/shops/96
安藤醸造 本店
嘉永6年(1853)創業の醸造業である「安藤醸造 本店」。
明治時代に建てられたレンガ造りの蔵がレトロ感を醸し出しています。
伝統の味を守り続けている味噌・醤油・漬物などを製造・販売しており、試食・試飲も可能。
内部を無料で見学できます。蔵座敷があり、そこにある豪華な襖絵は必見
文庫蔵は休憩スペースとして利用できます
「しろだし」が1番人気の商品。それもそのはず、だしを極めたつゆって感じで、試飲をしてみたらすごくおいしくて、迷うことなく買っちゃいました
外町史料館たてつ
先ほど紹介した「角館桜皮細工センター 郵便局通り本店」内にある「外町史料館たてつ」。
江戸時代より続く商家・たてつ家(田鉄家)が実際に使用していた趣味や生活用品、所蔵品が展示、無料公開されています。
新潮社記念文学館
角館出身で新潮社創設者である佐藤義亮氏の顕彰を目的に設けられた「新潮社記念文学館」。
近代文学の歴史や資料などを展示しています。
住所:秋田県仙北市角館町田町上丁23
開館時間:9:00~17:00(12月〜3月は〜16:30)
休館日:月曜、年末年始(12月28日~1月4日)
入館料:大人500円
大村美術館
フランスの装飾芸術家ルネ・ラリックのガラス作品や長女スザンヌ・ラリックの食器、アール・デコのコレクションが収蔵されている「大村美術館」。
なかでも精巧に作られたルネ・ラリックのガラス作品がじつに見事です。
住所:秋田県仙北市角館町山根町39-1
開館時間:10:00~17:00(12月〜3月は〜16:00)
休館日:木曜(祝日の場合は前日)、12月〜3月は水・木曜(祝日の場合は営業)
入館料:大人800円
公式サイト:https://www.museomura.com/
角館樺細工伝承館
角館町の伝統的工芸品である樺細工の振興と、広域観光の拠点施設という2つの目的を持って設立された「角館樺細工伝承館」。
館内ではさまざまな樺細工が展示されており、職人による樺細工の実演が見られるほか、1階にはショップや喫茶室があり、秋田の伝統工芸品を存分に見学することができます。
住所:秋田県仙北市角館町表町下丁10-1
開館時間:9:00~17:00(12月〜3月は〜16:30)
※入場は閉館時間30分前まで
休館日:年末年始(12月28日~1月4日)
入館料:大人500円
平福記念美術館
角館町出身で近代日本画の巨匠といわれる平福穂庵・百穂父子の作品が展示されている「平福記念美術館」。
平福記念美術館はモダンな洋風建築の外観で、外にある回廊も必見です。
住所:秋田県仙北市角館町表町上丁4-4
開館時間:9:00~17:00(12月〜3月は〜16:30)
※入場は閉館時間30分前まで
休館日:月曜、年末年始(12月28日~1月4日)、展示替え休館あり
入館料:大人500円
角館の町を歩いていると、ところどころで「クマ出没注意」の看板を目にしますので、念のためご注意くださいませ。
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角館では温泉も入れますよ!紹介します!
角館にも温泉に入れる施設がありますが、その前に角館のおすすめホテルを紹介します。
「町家ホテル角館」(上の写真)は武家屋敷通りの入口付近に位置しており、先ほど紹介した「食彩 町家館」「角館こだわり蔵」「ローソン」の裏手にあります。
別記事「【食べ歩き必至】秋田・角館のおすすめグルメ14選[超ガチ厳選!]」で紹介している飲食店や、今記事で紹介した観光スポットはすべてこのホテルから徒歩圏内です。
シンプルな造りながらも居心地のいいシングルルーム
それとあとひとつ特典があります。それは「かくのだて温泉」のチケットをフロントで購入すれば、通常700円のチケットが650円で購入できます(現金払いのみ)。
それだけではありません。かくのだて温泉の受付で購入すると700円で1回ポッキリの利用ですが、町家ホテル角館のフロントで購入したチケットを利用すると、購入日に1回と翌日の午前中に1回、合計2回入浴できるのでたいへんお得です(くわしくはフロントにてお問い合わせくださいね)。
地元の人々の憩いの場となっている「かくのだて温泉」。「町宿ねこの鈴」という宿泊施設に併設されています
私が行った時の客層ですが、たまたまかもしれないので偏見になりますが次のとおりです。
17:30頃の入浴:地元のやんちゃなお兄さんたち
8:15頃の入浴:地元のおっちゃん、おじいちゃんたち
なお、営業時間などは公式サイトにてご確認くださいませ。
観光もグルメも温泉も楽しめる、そんなすてきな武家屋敷タウンの角館で、レッツエンジョイ!
以上、【みちのく小京都】秋田・角館のおすすめ観光スポット13選とお役立ち情報を紹介しました。
ご参考にしていただけましたら幸いです。