福島県の温泉郷「土湯温泉」は、伝統工芸品の「土湯こけし」で有名な人気温泉地です。
JR福島駅から路線バスで行くことができるので、アクセスが比較的よいといえます。
あまり知られていないですが、土湯温泉郷には、おいしい温泉グルメが堪能できる店がいくつもあります。
そこで今回は福島・土湯温泉のおすすめ名物グルメ10選を紹介します。
福島・土湯温泉のおすすめ名物グルメ10選
味工房 ひさご
会津地鶏のラーメンや、会津名物のソーツカツ丼が食べられる食事処「味工房 ひさご」。
なかでも蕎麦は十割手打ちなので、歯応えと風味を堪能していただきたい逸品です。
おすすめメニューの「五種よくばりそば」。卵焼きのような食感のきのこの焼き物、福島の郷土料理「いかにんじん」、舞茸の天ぷら、温泉卵、そして「くるみ入り蕎麦粉の豆腐」という、季節の料理全5品がついた贅沢なひと品。なかでも蕎麦粉の豆腐はチーズのようなクリーミーな味わいで絶品でした(季節の料理はこの写真とは異なる場合あり)
住所:福島県福島市土湯温泉町杉の下21
営業時間:月〜水曜:11:30〜14:00、金〜日曜:11:30〜14:00、18:00〜19:30L.O.
定休日:木曜
味工房 ひさご(食べログ)
おららのコミセ
オニテナガエビの釣り体験を楽しめるという、ユニークなカフェ「おららのコミセ」。
ドリンクはソフトドリンクのほか、ビールやどぶろく、福島の地酒や自家製甘酒などのアルコール類を取り揃えており、フードメニューはガレットやおにぎりなどの一品料理があります。
金・土曜日は夜も営業しているため、ちょっと一杯飲みたい時にもおすすめです(冬期のみ。要確認)。
エビ釣りの料金体系。ドリンク付きで釣ったエビは焼いて食べられるとのこと
この釣り竿でエビを釣るそうです
エビの釣り方や釣ったエビの焼き方が案内でありますので、子どもでも楽しめます
生け簀にはエビがたくさんいました。ハサミが大きいものやちっちゃいエビまで、特徴はさまざま
地元・土湯温泉で製造されたりんごのお酒「おららのシードル」。福島は桃だけじゃなく、りんごも名産ですよね
住所:福島県福島市土湯温泉町字上ノ町1
営業時間:10:30〜16:30(エビ釣り終了・L.O.16:00)
※冬期の金〜日曜10:30〜16:30(エビ釣り終了・L.O.16:00)、17:00〜21:30(L.O.21:00)
定休日:不定休
おららのコミセ(食べログ)
たこ焼き茶屋 土湯温泉店
土湯温泉にいる時、無性にたこ焼きが食べたくなったら、「たこ焼き茶屋 土湯温泉店」へ行きましょう。
たこ焼き以外にも各種ドリンクのほか、焼きいもも販売しています。
イートインスペースがあるので、ちょっと小腹が空いた時に立ち寄るのがよいでしょう。
ソース、しお、だし醤油、ブラックペッパー&ソルトのいずれかを選べるほか、チーズ入りもできます。オーダーを受けてから焼くので熱々のたこ焼きが食べられます
住所:福島県福島市土湯温泉町字上ノ町11
営業時間:11:00〜15:45頃
定休日:火・水曜
カフェ&クラフト ロータス
『肉体も精神も食べ物でできている』をコンセプトに、健康を配慮したメニューを提供している「カフェ&クラフト ロータス」。
ドリンクはオーガニックコーヒーとティー、各種オーガニックジュースやマクロビジュースがあり、アルコールの飲み放題メニューもあります。
フードメニューは1日10食限定のランチや、インドカレーとバインミーなどがあります。そのほか、パティシエに作ってもらったものをお取り寄せしたケーキを提供います。
青を基調とした店内に並べられたこけし。和とオリエンタルが融合したエキゾチックな空間
「ベトナムコーヒー」と「りんごのシブースト」。ベトナムコーヒーは5分くらいで落ち切るので、それまで待つ。落ちるのが終わったら蓋をひっくり返す。すると蓋が受け皿になるので、そこにコーヒーが入ってる容器を置く。そのあとで底に沈んでいる練乳をかき混ぜて飲みます
住所:福島県福島市土湯温泉町下ノ町9
営業時間:土曜12:00〜17:00頃(夏期は22:00頃まで営業している場合あり)、日曜11:00〜16:00
定休日:月〜金曜
公式サイト:https://lotusyogastudio.jp/
カフェ&クラフト ロータス(食べログ)
足湯cafe CASVAL
足湯に浸かりながら飲食が楽しめるカフェ「足湯cafe CASVAL(キャスバル)」。
カレーやうどん、ハッシュドビーフ、オムライス、スフレパンケーキなどのフードメニューを提供しています。
窓際の席に足湯がありますが、席数が限られているため、「座れたらラッキー!」くらいに思っておいた方が賢明でしょう
源泉湯庵 森山
ペットのわんちゃんが泊まれる別館がある宿泊施設「旅館 ニュー扇屋」が営んでいる、プリンが楽しめるカフェ・売店の「源泉湯庵 森山」。
源泉湯庵 森山が提供してる「湯庵プリン」は、ご自宅用としてもお土産として購入しても、おすすめできる逸品です。
プレーンやはちみつのほか、果実が入ったプリンなどを取り揃えています
卵の風味が豊かで、超がつくほど濃厚な味わいのプリンです
住所:福島県福島市土湯温泉町字下の町18
営業時間:9:00~18:00
定休日:水・金曜
公式サイト:https://gensenyuan.jp/fr/4
源泉湯庵 森山(食べログ)
温蒸し食堂 ゆげ
土湯温泉でしか味わえない「蒸し料理専門店」として、さまざまな蒸し料理を提供している「温蒸し食堂 ゆげ」。
「公衆浴場 中之湯」向かいの土湯温泉観光協会の2階にあるので、日帰り温泉の前後や情報収集がてらにランチタイムに立ち寄りたい食事処です。
わっぱに入った「温蒸し“肉”ごはん」の温蒸しセット。ほかには“鮭”と、きのこや山菜が入った“山”の温蒸しごはんがあります。ふっくらと仕上がったごはんは全て麦飯で、味噌こんにゃくをはじめとした付け合わせもおいしかったです
なかや菓子店
土湯温泉で昭和初期からずっと、温泉まんじゅうを作り続けている和菓子屋「なかや菓子店」。
蒸したての温泉まんじゅうをお買い求めすることができます。
温泉まんじゅうのほか、さまざまな種類のまんじゅうやどら焼きを製造・販売しています
朝イチで買った「温泉まんじゅう」と「どら焼き」。まんじゅうは蒸したてを買ったら、温かいうちにすぐ食べるのがおすすめ。どら焼きは少し時間を置いてから食べるとよいそうです
蒸したてなのでまだ温かい温泉まんじゅう。ふっくらした味わいを楽しめます
まんじゅうが温かいと、あんこの甘さがより一層際立ちます
こけしのキャラクター「きぼっこちゃん」が、なんともかわいらしいです
どら焼きはつぶあんで生地が分厚い。バタークリームが入っているのが特徴的です
YUMORI cafe
宿泊施設「YUMORI ONSEN HOSTEL」の中にある「YUMORI cafe」。
ここでは日帰り入浴が利用できるので、その後に休憩するのに利用したいカフェです。
開放感があるカフェの店内。ゆったりとくつろげる心地よい空間です
カフェラテに甘糀が入った不思議な味わいの「美糀ラテ」。砂糖を入れなくても自然な甘さを感じられます
住所:福島市土湯温泉町字堂ノ上7-1
営業時間:11:00~21:00(ランチ~14:00、カフェドリンク~18:00、バードリンク15:00~21:00)
定休日:木曜
公式サイト:https://yumori-hostel.jp/
YUMORI cafe(食べログ)
御とめ湯り 飯どころ
土湯温泉の高台に位置する宿泊施設「御とめ湯り」内にある「御とめ湯り 飯どころ」。
日帰り温泉後に小腹が空いた時や、ちょっと何かをつまみたくなった時に利用するのがよいです。
ごはんのサンドやパン。和食のつまみ、和のスウィーツなどを取り揃えています
ぶり大根のライスバーガー。十五穀米または白米を選べます。ちなみに日帰り入浴を利用した入館者は、コーヒー1杯無料でいただけます
住所:福島県福島市土湯温泉町見附32-1 御とめ湯り内
営業時間:11:00~19:00L.O.
公式サイト:https://otomeyuri-spa.com/
御とめ湯り 飯どころ(食べログ)
土湯温泉グルメを味わうには週末がおすすめ
土湯温泉のグルメを存分に堪能したい方は、ぜひ週末に足を運んでいただくことをおすすめしたいです。
なぜなら、週末土日のみ営業している店や、普段は昼のみの営業でも週末は夜も営業しているという店があるからです。
土湯温泉は福島駅から路線バスでアクセスできる上、東北自動車道の出口から10数kmほどしか離れていないので、自家用車でもアクセスしやすいです。
週末トリップとして、ぜひ土湯温泉を選択肢に入れてみてはいかがでしょう。
以上、【食べ歩き必至】福島・土湯温泉のおすすめ名物グルメ10選を紹介しました。
ご参考にしていただけましたら幸いです。