モンゴルのカフェ事情って、どんな感じか想像つきますか?
草原と遊牧民などのイメージがまっさきに思い浮かびますが、モンゴルの首都・ウランバートルを歩き回ると、いたるところにおしゃれなカフェがあり、その充実ぶりに驚かされます。
そしてモンゴルではラーメンも人気で、ウランバートル市内にはおいしいラーメンが食べられる店がたくさんあります。
そこで今回は、モンゴル・ウランバートルにあるカフェ・ラーメン店のなかで、厳選したおすすめ9店を紹介します。
ウランバートルのおすすめカフェ7選
Millie’s Espresso
「チョイジンラマ寺院博物館」の近くにある「Millie’s Espresso」。
少しわかりづらいところにありますが、チョイジンラマ寺院博物館の斜め向かいにある建物をよく見ると、「Millie’s Espresso」と緑色の文字が見えてきますので、その建物の入口を入ってすぐ右側のドアから入ります。
ウランバートル市内で人気のカフェで、本格的なコーヒーと食事を楽しめます。
ウランバートル市内中心部にもかかわらず、喧騒から離れた閑静な場所にあるため、ゆったりとくつろげます
ブレックファースト・メニュー。エッグベネティクトやフレンチトーストなどが食べられ、ランチとディナーではハンバーガーやピザなども提供されます
バニラ・モカを選択。バニラの香りとほどよい甘さが際立っていました
住所:Building 5/3, jamyan gunii st 1st floor, Ulaanbaatar, Mongolia
営業時間:月〜土曜:8:00〜22:00
定休日:日曜
ULAANBATAAR COFFEE CULTURE
モンゴル国立博物館からザナバザル美術館方面へ向かって観光通り(Жуулчны Гудамж)を歩いていくと、左側に見えてくる「ULAANBATAAR COFFEE CULTURE」。
白を基調としたおしゃれな外観が目をひくこのカフェでは、地元の人々がテラス席でまったりとくつろいでいます。
店内も外観と同様におしゃれで白を基調としており、落ち着いた雰囲気です
コーヒーのメニューが充実しており、スムージーや紅茶などもあります
この日は暑かったのでアイスカフェラテを選択。私も地元の人々と同様に店内でゆったりとくつろぎました
住所:Builders Square, in front of Zanabazar Museum, Ulaanbaatar, Mongolia
営業時間:月〜土曜:6:00〜22:00
COFFEE FELLOWS コーヒー・フェローズ
おっさんの笑顔のロゴがビッグインパクトの「コーヒー・フェローズ」。
コーヒー・フェローズではエスプレッソを中心とした本格的なコーヒーのほか、ケーキやベーグルなども楽しめます。
ヨーロッパの雰囲気を醸し出しているコーヒー・フェローズは、モンゴルのカフェではなく、もともとはドイツ・ミュンヘンで家族経営で設立されましたが、今ではドイツ国内で200店舗以上を展開している、人気のカフェチェーンとなっています。
コーヒー・フェローズはウランバートルに2店舗あり、アジアにあるのはモンゴルのみのようです(2019年10月時点)。
ちなみに上の写真はノミン・デパートへ続く遊歩道の突き当たりT字路、ソウル・ストリート沿いにある店舗です。
ウランバートルの高級ショッピングモール「シャングリ・ラ・モール」内のコーヒー・フェローズ。ビジネスマンや若者に人気です
深煎りのコーヒーと、コーヒーの存在を際立たせるケーキでコーヒーブレイク。そのほかベーグルもおすすめです
住所:Prime Minister Tserendorj Street, Ulaanbaatar, Mongolia
営業時間:月〜金曜:7:30〜22:00、土・日曜:9:20〜22:00(シャングリ・ラ・モール店は異なる)
Caffe Bene カフェ・ベネ
ウランバートル市内に点在している「カフェ・ベネ」は、韓国の代表的なコーヒーチェーン店です。
モンゴル国内だけでも30店舗以上も展開しており、街中を歩けば目につくので気軽に立ち寄れます。
木目調を基調とした店内。温かい雰囲気を感じられます
多彩なコーヒーメニューのほかにも、スムージーやフラペチーノなどもあります。価格表記の見方ですが、例えば6.9なら6900トゥグルクということになります
ヨーロッパのカフェの自由で芸術的なイメージを象徴したというロゴ。デザインがかわいい
住所:Sukhbaatar St., Baga toiruu, Khoroo 6, Sukhbaatar district, Ulaanbaatar 14201 Mongolia
営業時間:月〜金曜:8:00〜23:00、土・日曜:9:00〜23:00(店舗により異なる)
TOM N TOMS COFFEE トム・アンド・トムズコーヒー
こちらもカフェ・ベネと同様に、韓国の人気コーヒーチェーンである「トム・アンド・トムズコーヒー」。
コーヒーのほかに、ジュース、スムージー、紅茶などのメニューも充実しています。
トム・アンド・トムズコーヒーもウランバートル市内に数多くありますので、立ち寄ってみてはいかがでしょう。ちなみにウランバートル中心部で比較的アクセスしやすいのは、シャングリ・ラ・モールにある店舗です。
見えづらいかもしれませんが、価格帯はモンゴルの物価を考えたら高めです。日本にある一般的なカフェと大して変わらないんじゃないかというくらいです
カフェ・ベネとは対照的に、トム・アンド・トムズコーヒーの紙コップは黒を基調としたデザインです
住所:Shangri-La Centre, Ulaanbaatar, Mongolia(シャングリ・ラ・モール1F)
営業時間:7:30〜23:00(店舗により異なる)
TOUS les JOURS トゥレジュール
ウランバートル市内にいくつもの店舗を構えている本格ベーカリー「トゥレジュール」。
トゥレジュールは先に紹介したカフェ2店と同様に、韓国にあるベーカリー。
パンのほかにケーキやサンドウィッチもあるので、カフェとして利用するのもよいでしょう。
シャングリ・ラ・モール内にも店舗があります
住所:4, Seoul St, Ulaanbaatar, Mongolia(Seoul Plaza Mongoliaの近く)
営業時間:9:00〜21:00(店舗により異なる)
さくら・ベーカリー・カフェ
日本人オーナーが経営する「さくら・ベーカリー・カフェ」。
海外によくある“日本風の和食”ではなく、しょうが焼き定食や鍋焼きうどんなど、本格的な和食が食べられるカフェ。
ウランバートル市内で屈指の人気を誇り、店内でも外でも席が空くのを待っている人がいるほど。
モンゴル人の多くはスロー・スターターらしく、夕方から動く人が多いとのこと。そのため夕方に訪れるとご覧のとおりの混雑ぶり(特に土・日曜の夕方が多いとのこと)。この時は入店を諦めて、日を改めました
朝イチに来店したら、お客さんは誰もいませんでした。私が入店してから少しするとお客さんが何人か入ってきましたので、開店後すぐに訪れることをおすすめしたいです。店内では日本のマンガが読めるようです
ケーキの種類も豊富。さくら・ベーカリー・カフェのケーキはモンゴル国内で別格のおいしさ。来店したら召し上がられることを、ぜひおすすめしたいです
数あるケーキの中でミルクレープを選択。カフェオレと共にいただきました
クリームと生地のカリカリが絶妙で、とてもおいしかったです。もうひとつくらいケーキを注文すればよかったと後悔するほどに
住所:Prime Minister Tserendorj Street, Ulaanbaatar, Mongolia
営業時間:火〜土曜:10:00〜19:30、日曜:10:00〜17:00
定休日:月曜
クレジットカード利用可
Tsuna Cafe
ウランバートル国際空港内にある「Tsuna Cafe」。
時間があれば帰国する際、出発前に立ち寄ってみてはいかがでしょう。
本格的なイングリッシュ・ブレックファーストも食べられます
キャラメル・モカとチョコレートケーキ。電源の差し込み口がある席もあるので、スマホなどの充電ができます(電圧などは日本と異なるので要注意)
住所:ウランバートル国際空港内
ウランバートルのおすすめラーメン店2選
Arig Anya アリグ・アニャ
ウランバートルのラーメンチェーン「アリグ・アニャ」。市内中心部には、ソウル・ストリート、ザ・ブルースカイホテルの裏手、そしてシャングリ・ラ・モール内にあります。
カフェテリア形式のカジュアルな雰囲気で、店内は若者や家族連れで賑わっています。
ザ・ブルースカイホテル近くの店舗
店内に入ると端末があり、そこで注文と会計が最初にできるという、なかなかのハイテクぶり(クレジットカード払いの場合)。現金払いでしたら、後でカウンターで支払う形式です
とんこつラーメンを注文。日本のそれとは違い、とんこつ独特の臭みがまったくなく、クリーミーなラーメンといった感じだがさっぱりした味わいで、それはそれでおいしい。具の豚肉は日本でいう焼き肉のような味付けで、日本人にも慣れ親しんだ味わいで、食べやすくてとてもおいしかったです
住所:Cross from the 1st High School, Seoul Street, Ulaanbaatar, Mongolia
営業時間:10:00〜21:30(店舗により異なる)
たけさん
私がテレルジ国立公園のプライベートツアーに参加した際、現地のツアーガイドさん(日本語が堪能で日本在住経験あり)にすすめられたラーメン店「たけさん」。
「たけさん」は長野県にある土鍋ラーメンの人気店のようで、ウランバートルにあるのは2018年に海外支店1号店としてオープンした店で、2022年10月にも2号店をオープンする予定だそうです。
信州味噌を使った「土鍋ラーメン」が人気メニューで、本格的な日本の味噌ラーメンがモンゴルのウランバートルで食べられます。
「いらっしゃいませ」などのあいさつが日本語なのも、日本人としては嬉しいポイントのひとつです。
シャングリ・ラ・モールからオリンピック・ストリートを挟んで反対側、斜め向かいにある商業ビルの3Fにあります
店内は若者を中心に賑わっていて、盛況ぶりがうかがえます
看板メニューの「信州味噌とんこつラーメン」は絶品です
価格がリーズナブルだったので、ローストビーフも注文しました
これをいったら身も蓋もないですが、あくまで私見です。
モンゴルで食べた料理の中で、信州味噌とんこつラーメンがダントツ1番でおいしかったです!
ラーメンのほか、餃子や鶏の唐揚げといった
サイドメニューも充実しています
住所:Olympic street, Sukhbaatar district 14220, Ulaanbaatar, Mongolia(Olympic Residence 3F)
営業時間:10:00〜24:00(店舗により異なる)
公式サイト(日本):https://www.takesan-donabe.co.jp/
ウランバートルのカフェをおすすめしたい理由
ウランバートルにはたくさんのカフェがありますが、これまで紹介してきたカフェの中で、外国資本のカフェはいずれも日本に進出していないようです。
日本では決して経験できることのないウランバートルのカフェ・ラーメン巡り。もし訪れた際はぜひ立ち寄って、食べ歩きを楽しんでみてくださいませ。
以上、モンゴル・ウランバートルのおすすめカフェ・ラーメン9選を紹介しました。
ご参考にしていただけましたら幸いです。
・ブッキング・コム【Booking.com】
・エクスペディア【Expedia】
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・現地発オプショナルツアー予約 ベルトラ【VELTRA】
【モンゴルのおもなツアー予約サイト一覧】
・【HIS】エイチ・アイ・エス
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