【自然の神秘とレトロな温泉街】四万温泉のおすすめ観光地を紹介


東京方面から車でも公共交通機関を利用してもアクセスがしやすい群馬県の四万温泉。
四万温泉とその周辺には、レトロな温泉街、自然が創り出す不思議な現象や巨大なダム、コバルトブルーの美しいダム湖など、訪れる人を魅了する観光地が点在しています。
そこで今回は四万温泉とその周辺にあるおすすめ観光地を紹介します。

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【自然の神秘とレトロな温泉街】四万温泉のおすすめ観光地を紹介


今回は四万温泉のアクセス方法についてくわしくは割愛しますが、中之条町駅から四万温泉までは関越交通バスで約40分。料金は上の写真のとおり、大人950円、小人(6〜12歳)480円です。
四万温泉の観光地は周辺に点在しており、徒歩で周るのは少し難しいかもしれません。
この記事では温泉口にある四万の甌穴群、四万温泉街、ゆずりは・日向見地区の3つに分けて紹介します。

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四万の甌穴群


群馬県指定天然記念物である四万の甌穴群。
名前にある「甌穴」とは、川の流れが渦巻き状になることにより石や砂が同じ箇所を循環して、川底が侵食されてできた丸い穴のことで、またの名をポットホール(pot hole)ともいいます。くわしくお知りになりたい方はWikipediaをご参照ください。
四万の甌穴群は万温泉の中心部からは約3km離れたところに位置していますので、徒歩で行くのは難しい。
そのため公共交通機関で来た方はバスを利用するのが現実的です。
四万の甌穴群はこの地域では特に人気の観光スポットとなっていますので、平日でも何人もの観光客が訪れています。

写真ではわかりづらいですが、水はめっちゃきれいです。清流のせせらぎと周辺の自然から感じるマイナスイオンたっぷりの新鮮な空気に癒されます

これが甌穴(ポットホール)。不思議な現象ですね

四万甌穴前のバス停から四万温泉方面へ向かうバスの時刻表。本数が少ないのでご注意を

四万の甌穴群に訪れた際、隣接する「森のカフェ KISEKI」でゆったりくつろぐのもおすすめです。

【四万の甌穴群 Information】
住所:群馬県吾妻郡中之条町四万3497
Webサイト:http://www.ouketsu.net/

四万温泉街


四万温泉の中心部にあるレトロな雰囲気が漂う昔ながらの温泉街。
上の写真は一般社団法人 四万温泉協会の観光案内所です。
ここでレンタサイクル「四万チャリ」を借りられます。くわしくは公式サイトをご覧ください。

河原の湯


四万グランドホテルのそばにある共同浴場「河原の湯」。
その名のとおり目の前に河原があります。

【河原の湯 Information】
住所:群馬県吾妻郡中之条町四万4228-2
営業時間:9:00~15:00(2021年12月時点では〜14:00)
定休日:無休
Webサイト:https://nakanojo-kanko.jp/shima/hotsprings/kawaranoyu/

四万温泉 柏屋カフェや篠崎商店の近くにある塩之湯飲泉所。味は想像にお任せします

工房無限大で、絵付けや陶芸体験ができます

昭和レトロの雰囲気を醸し出す落合通り

ピンボールの一種である「スマートボール」を楽しめる店もあります。昭和の匂いがプンプンです

いつの時代の消火栓と看板でしょうか。まるで映画「ALWAYS 三丁目の夕日」の世界観ですね

ゆずりは・日向見地区


四万温泉の中心部から北上して奥四万湖の間あたりに位置するゆずりは・日向見地区。
この周辺にも必見の観光スポットが点在しています。
上の写真は四万川ダムの上の道路。ここから眺める景色は絶景です。

ゆずりは飲泉所・ゆずりは杜の足湯


四万温泉の人気旅館「四万温泉 時わすれの宿 佳元」の近くにある足湯飲泉場。
中は広々としていますので、ゆったりとくつろいで旅の疲れを癒してみてはいかがでしょう。
くわしくはこちらのサイトをご参照ください。

さらに北上していくと2つの滝が見えてきます。

小泉の滝

大泉の滝

大泉の滝を通り過ぎてさらに8分ほど歩いていきますと、御夢想の湯と日向見薬師堂にたどり着きます。

御夢想の湯


四万温泉発祥の場所にある共同浴場「御夢想の湯」。
2006年に建て替えられた比較的新しい施設となっており、木造の湯屋造りが温かみを感じられます。
詳細はこちらのサイトをご参照してください。

御夢想の湯のそばにある日向見薬師堂。国指定重要文化財となっています

御夢想の湯と日向見薬師堂からさらに上っていくと見えてくるのが奥四万トンネル。お化けが出そうな雰囲気……。まあ大丈夫ですけどね

奥四万トンネルをくぐり抜けて約15分ほど歩くと、四万川ダムに到着します

ダムの上から下をのぞくとこんな感じ。高い所が嫌いな方は要注意

見る場所や時間、日光の照射具合から色が変わってみえる奥四万湖。コバルトブルーの水面が美しいです

奥四万湖にかかる赤沢橋。ジョギングを楽しんでいる方もいました

奥四万湖をぐるっと周るには距離にして約4km、徒歩で約1時間かかります。
自転車で周るのが一番てっとり早いとは思いますが、私は別の方法で周りました。

ジャーン! 持参したキックボードです

ちなみにこのキックボードは、スイスの「マイクロスクーター」のキックボードで、おしゃれで軽くて乗りやすいのでおすすめです。

四万温泉の観光の注意点

奥四万湖を周る際、ニホンザルやツキノワグマが現れないかなと、ビクビクしながら周った小心者の私です。
実際にニホンザルを見かけましたが、ツキノワグマはさすがに出てきませんでした。
しかし本当にツキノワグマが現れるほど、四万温泉の周辺の山や森は自然にあふれています。
ほかにも「摩耶の滝」や「小倉の滝」といった観光名所もありますが、山の入り口にツキノワグマやヤマビルに注意喚起する看板があります。
ヤマビル対策として看板のところに塩水の霧吹きが置かれていて、それを吹きかければよいのですが、ツキノワグマの場合は熊鈴や熊撃退スプレーを持参するのも、決して大げさな対策ではないかと存じます。
せっかくの旅行ですから、ケガやトラブルに見舞われないようにして楽しんでいただけたら幸いです。

ちなみに私が持っている熊鈴はこれです。
熊の顔がかわいいので気に入っちゃいました。
小の方を持っていますが、私個人としてはサイズ的に充分です。



以上、四万温泉のおすすめ観光地を紹介を紹介しました。
ご参考にしていただけましたら、幸いなことこの上ないです。

【四万温泉のおもな宿泊予約サイト一覧】
楽天トラベル
Yahoo!トラベル
じゃらん
日本旅行
るるぶトラベル
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ゆこゆこネット
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