【小松・塩焼きそばの二大巨頭】勝ちゃんと清ちゃん


石川県の空の玄関口・小松空港がある石川県小松市。
小松市には2つの麺類のソウルフードがあります。
ひとつ目は松尾芭蕉も食したとされる伝統の「小松うどん」。
そしてもうひとつは塩味が効いた熱々の「塩焼きそば」。
JR小松駅の近くには、二大巨頭ともいえる塩焼きそばの名店があります。
今回は塩焼きそばの有名店である「勝ちゃん」と「清ちゃん」について紹介します。

※新型コロナウイルス感染拡大により、営業時間・定休日が通常と異なる場合があります。ご訪問時は事前に店舗および公式ウェブサイト等で最新情報をご確認ください。

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石川県小松市のアクセス方法


小松市は加賀市にあり、金沢市から約30kmくらい離れた南西に位置しています。

小松市までの公共交通機関のアクセスは次のとおりです(自家用車と高速バスは割愛します)。
・JR金沢駅からJR小松駅までJR北陸本線で約30分
・小松空港からJR小松駅まで連絡バスで約12分
・JR東京駅から北陸新幹線で金沢駅経由で北陸本線と合わせて約3時間
・大阪から特急サンダーバードで約2時間10分
・名古屋からで特急しらさぎで約2時間10分

小松空港のバス切符売り場

小松空港からJR小松駅まで行くバスは3番乗り場から発車します

ちなみに2024年に金沢駅から西へ北陸新幹線が延伸し、小松駅も新幹線が開通予定ですので、アクセスがさらによくなりますね。

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餃子菜館 勝ちゃん


勝ちゃん(かっちゃん)は、のちに紹介する「清ちゃん」の店主さんの弟さんが代表を務める中華料理店。
「餃子菜館」という名前がつくだけあって、名物の餃子も人気。
上の写真を見てのとおり、開店前にもかかわらずこの行列ができています。

【餃子菜館 勝ちゃん Information】
住所:石川県小松市土居原町395
TEL:0761-22-4077
営業時間:11:30~13:30、17:00~20:30
定休日:水曜
餃子菜館 勝ちゃん(食べログ)

【悲報】餃子菜館 清ちゃん(閉店)


清ちゃん(せいちゃん)は塩焼きそば発祥の店で、店主さんが「チャーメン」という中国の炒めそばをもとに改良・考案したのが、「塩焼きそば」だそうです。
残念だがら、情報によると清ちゃんは店主さんの引退とともに、2021年8月29日に65年の幕を下ろしてしまったとのこと。
しかし「清ちゃん」で修行した弟子が独立して、自分の店にも塩焼きそばをメニューに加えるなどして、今ではすっかり小松市のソウルフードとして根付いています。
もし「清ちゃん」の店主さんがいなければ、小松市で塩焼きそばが生まれなかったことでしょう。
そのことを考えれば、「清ちゃん」の偉大さは計り知れないものがあります。

小松市民のソウルフード・塩焼きそば


さんざん引っ張ってすみません。これが小松市民のソウルフード・塩焼きそばです。
塩焼きそばといってもしょっぱくなく、ほどよい塩加減。たっぷり入った野菜のシャキシャキ感と、油の量と炒め具合が絶妙。
それでいて価格は勝ちゃん・清ちゃんいずれも、だいたい600円前後と極めてリーズナブル。
ちなみに上の写真のは「清ちゃん」の塩焼きそば。閉店前に訪れることができてよかったです。
自己満足なコメントで申し訳ないです。。。

金沢や加賀温泉郷へ行く前に小松で塩焼きそばを食べよう

今回は2つの店を紹介しましたが、小松市内にはほかにも6つの店が塩焼きそばをメニューとして置いています。
その6つの店は次のとおりです。

蘭々 石川県小松市松任町104
珍龍 石川県小松市園町ホ117-1
尚軒(なおけん) 石川県小松市糸町2-2
カンチ 石川県小松市向本折町ホ76-5
南栄 石川県小松市清水町80
珍香樓シェアン 石川県小松市園町ニ-57-1

石川県の人気観光地といえば、金沢や加賀温泉郷がまっさきに思い浮かびますが、そこへ行く際に小松に立ち寄って、小松市民が愛するソウルフード・塩焼きそばを堪能してみてはいかがでしょう。
以上、小松・塩焼きそばの二大巨頭、勝ちゃんと清ちゃんを紹介しました。
ご参考にしていただけましたら幸いです。

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