明治時代から食べられている、日本の伝統スウィーツのひとつ・たい焼き。
今回の記事では、東京のたい焼き御三家と呼ばれる名店を3店すべてを、あますことなく紹介します。
浪花家総本店
麻布十番商店街にある浪花屋総本店は、1975年にテレビ番組の「ひらけ!ポンキッキ」のオリジナルナンバーとして発表され、リリースされた童謡の「およげ!たいやきくん」のモデルにもなった名店。
行列必至だそうですが、平日の午後に行ってみましたら、数名ほどお客さんがいましたが、並ばずに買うことができました。
5個買いました。紙袋のイラストに味がある
箱を開けると、こんな感じ。皮の香りがなんともいえない
いざ実食してみますと、うっすらと塩味が効いていて、しっぽまであんこが入っており、皮に焦げ目がついているので、香ばしさとあんこの甘さと塩気のバランスがよくて、おいしいというのはいうまでもなかったです。
浪花屋総本店のたい焼き(1個200円:2023年12月時点)
ちぎり方がヘタクソで恐縮ですが、断面の様子です
柳屋
柳屋はオフィスビル群と下町情緒が同居する日本橋人形町の甘酒横丁にある大正5年創業の老舗。
柳屋のたい焼きの特徴はパリパリの皮と控えめで上品な甘さのあんこ。女性ウケしそうなたい焼きです。
なお、この近くに清寿軒という、すごくおいしいどら焼きがある和菓子屋がありますので、そちらもおすすめです。
清寿軒についてのくわしい記事はこちら。
柳屋のたい焼き(180円:2024年12月時点)
柳屋のたい焼きの断面
住所:東京都中央区日本橋人形町2-11-3
TEL:03-3666-9901
営業時間:12:30〜18:00
定休日:日・月曜(祝日の場合は営業)、ほか夏季・冬季・ゴールデンウィークは一部休み
公式サイト:https://yanagiya.hp.peraichi.com/
柳屋(食べログ)
たいやき わかば
四谷にあるたいやき わかば(以下わかば)は、1953(昭和28)年創業の和菓子屋。
個人的には15年くらい前に友人の口コミで知りました。
それ以来、わかばの虜になりました。わかばは新宿通り(国道20号)から1本入ったところにあり、少々わかりづらいところに位置していますが、スーパーのマルエツとカステラ屋の間の道を入っていけば、たどり着くことができます。
私は土曜日に行きましたが、上の写真の通り、行列ができていました。
わかばのたい焼き(210円:2024年1月時点)
わかばのたい焼きの断面
わかばのたい焼きは他の2店舗と比べて重量感があり、しっぽまであんこがびっしり。塩味が効いていて、濃厚な甘さだけど決して重くない。個人的には1番好きなたい焼きです。
プライベートで外国人の友人にプレゼントしたら、大変喜んでいただけました。
10個購入。整然と並ぶ姿は、もはや芸術の領域。私の外国人の友人たちは写真撮ってました
住所:東京都新宿区若葉1-10
TEL:03-3351-4396
営業時間:月〜土曜9:30〜18:30(祝日は9:30〜18:00)
定休日:日曜
公式サイト:http://www.246.ne.jp/~i-ozawa/
たいやき わかば(食べログ)
ありきたりなことをいいますが、好みは人それぞれです。
他にもまだまだ名店がありますので、いろいろなたい焼きを食べ比べてみてもおもしろいと思います。
以上、東京たい焼き御三家の、浪花家総本店・柳屋・わかばについてご紹介しました。