【シンガポール】現地で食べたいおすすめ絶品チキンライス店5選

中華系、インド系、マレー系など、さまざまな文化が入り混じる、エキゾチックな東南アジアの都市国家「シンガポール」。

そのため、シンガポールでは多種多彩のグルメを堪能することができるので、世界中からその味を求めて観光客が訪れてきます。

なかでもシンガポールの屋台「ホーカー・センター(Hawker centre, 小販中心)」などでは、手頃な価格で絶品のローカルフードを食べられるため、いつも訪れる人々で賑わいを見せています。

シンガポールのローカルフードは、「チキンライス(海南鶏飯)」や「ラクサ(Laksa, 叻沙)」、「カヤトースト(kaya toast)」などが代表的です。

そこで今回は、人気観光地であるシンガポールでおすすめの絶品チキンライス店4選を紹介します。

季節、諸事情などにより、営業時間・定休日・メニューとその内容・価格などが今記事と異なる場合があります。ご訪問時は事前に店舗および公式ウェブサイト等で最新情報をご確認ください。
スポンサーリンク

「ホーカー・センター」とは?

ホーカー・センターとは、シンガポールにある廉価な飲食の屋台や店舗が軒を連ねる複合施設のことです。

シンガポール最大のホーカー・センターである「チャイナタウン・コンプレックス・フード・センター(Chinatown Complex Market and Food Centre)」や、人気のチキンライス店がある「マクスウェル・フード・センター(Maxwell Food Centre)」(上の写真)などが有名です。

マクスウェル・フード・センター内の様子。夜で閉店している店がいくつもあるのにもかかわらず、多くの人で賑わっています

この時は4月下旬でしたが、お客さんと飲食店の熱気も相まって、屋内はものすごく蒸し暑かったです。

スポンサーリンク

【シンガポール】現地で食べたいおすすめ絶品チキンライス店5選

天天海南鶏飯

ミシュラン・ビブグルマンを獲得している、シンガポールで人気1・2を争うほどの有名店である「天天海南鶏飯(Tian Tian Hainanese Chicken Rice)」。

※「ビブグルマン」とは、ミシュランがおすすめする「価格以上の満足感が得られる料理を提供しているお店」のこと。

先ほど紹介したマクスウェル・フードセンターの中にあり、連日お客さんで長い行列ができています。

売り切れ次第閉店のため、営業時間内でも遅い時間に来店すると、このようにシャッターが降ろされている店舗を見る憂き目に。なので来店はできるだけ早めにしましょう。

天天海南鶏飯 Information
住所:No.1 Kadayanallur Street #01-10/11 Maxwell Food Centre, Singapore 069184
営業時間:10:00~19:30(売り切れ次第終了)
定休日:月曜
Webサイト:https://www.instagram.com/tiantianchicken/(Instagram)

阿仔海南雞飯

天天海南鶏飯と同じくマクスウェル・フードセンターの中にあるのが、この「阿仔海南雞飯(Ah Tai Hainanese Chicken Rice)」。

阿仔海南雞飯は天天海南鶏飯に引けを取らないくらいレベルの、絶品チキンライスが食べられるということで、お客さんでいつも賑わいを見せています。

阿仔海南雞飯のチキンライス。鶏肉は歯が必要ないんじゃないかというくらい柔らかくて、それでいて旨味がしっかりしています

ちなみにシンガポールのチキンライスに対して、知識ほぼゼロの状態でシンガポールに来ました。黒い甘だれソースと赤いチリソースのこともまったく知らない状態でした。

黒い甘だれソースはほどよい甘さで、ごはんと鶏肉との相性が抜群! 食材の旨さを最大限に引き出してくれます。

赤いチリソースはかなり辛いので、苦手な方はつけないで食べるか、もしくは少量だけつけて食べるのをおすすめしたいです。

阿仔海南雞飯 Information
住所:Stall No. 7 Maxwell Food Centre, Kadayanallur Street, Singapore 069184
営業時間:11:00〜19:30
定休日:火曜
Webサイト:https://www.facebook.com/AhTaiChickenRice(Facebook)

中峇鲁起骨海南鶏飯

漢方薬や乾物のお店が建ち並ぶ、中国の文化が色濃い通り「スミス・ストリート(Smith Street)」。夕方以降は屋台が並び、たくさんのお客さんで賑わいを見せています。

そのスミス・ストリート沿いにある、おすすめの店がこの「中峇鲁起骨海南鶏飯(Tiong Bahru Boneless Hainanese Chicken Rice)」です。

観光客よりも地元の人々が訪れており、観光地化されていないシンガポール本来の雰囲気の中で、チキンライスが食べられます。

日本語メニューがあるので安心です

海南レモンチキンライス」。表面の衣はカリカリだけど、中身の肉は柔らかい。ちなみにマヨネーズのような物体は、酸っぱいドレッシングのようなものでした

中峇鲁起骨海南鶏飯 Information
住所:56 Smith Street, Singapore 058961
営業時間:10:30~23:00
Webサイト:https://tiongbahruchickenrice.oddle.me/en_SG/

紅大哥水門鶏飯

紅大哥水門鶏飯(Go-Ang Pratunam Chicken Rice)」も天天海南鶏飯と同様に、ミシュラン・ビブグルマンに選ばれている飲食店です。

紅大哥水門鶏飯はシンガポールではなく、タイのバンコクで1番と呼び声の高い「ゴアーン・カオマンガイ・プラトゥーナム」のチキンライスを提供しています。

シンガポール国内に5店舗あり(Webサイト参照)。

小皿の料理がついたセットメニュー。チキンライスは単品では注文できないようです

アイスチャイティー。どんな味かと思いきや、すごく甘かったです

チキンは柔らかめであるが歯応えあり、タレがかかったごはんとの相性がよい。なかでもタレのおいしさが際立っていました

先述したとおり、チキンライスに対して知識ほぼゼロの状態で来店しました。

紅大哥水門鶏飯のチキンライスはシンガポールではなく、タイ式のチキンライス(タイでは「カオマンガイ」と呼びます)であることを、後日シンガポールの方と滞在先で会話をした時に知りました。

ゴアーン・カオマンガイ・プラトゥーナムは、バンコクではカオマンガイの有名店のようです(個人的にまだタイに行ったことがないため、無知ですみません)。

ちなみに私はこの時まで、チャイティーを飲んだことがありませんでした。紅大哥水門鶏飯で先入観ゼロの状態で飲んだ時、タイのチャイティーは激甘ってことを初めて知ることとなりました。

紅大哥水門鶏飯(Cross Street Exchange店) Information
住所:20 Cross Street, #01-10/10A/11/28-30, Singapore 048422
営業時間:11:00~22:00
Webサイト:https://www.instagram.com/goangsg/?hl=ja(Instagram)

【番外編】チャンギ空港

トランジットが短い場合や、シンガポールから日本へ帰る際に名残惜しい時に、空港価格なので市内の飲食店と比べて割高ですが、シンガポールのチャンギ空港内にある飲食店でチキンライスを食べてみてはいかがでしょう。

吊るされている鶏肉が食欲をそそります

まだ食べたことがなかったので、焼いた方のチキンライスにしました

空港の飲食店の料理だから高くてまずいという勝手なイメージがありましたが、このチキンライスの味自体は決してまずくはなく、むしろおいしかったです。

トランジットの間に立ち寄ってみましょう

日本からシンガポールを経由して他の国へ向かう時、トランジットが長くなる場合があります(私が訪れた時は約8時間ありました)。

トランジットが長い場合、チャンギ空港を出て地下鉄で街中に向かい、シンガポールのローカルフードを堪能することが充分にできます。

じつのところ、ここで紹介した市内の4店は、すべてトランジットの間に訪れた店です。

シンガポールに到着したのが17:20頃で、空港を出発して「マクスウェル・フードセンター」には19時頃に到着しましたが、人気店の天天海南鶏飯は閉店(売り切れ次第)までに間に合うことができませんでした。

それでもシンガポール市内に行って、ここで紹介した3店の食べ歩きと、マーライオンとマリーナ・ベイ・サンズの見物が、8時間あれば余裕でできましたからね。

次にシンガポールに訪れた時や、長いトランジットで立ち寄った時に、ほかのおすすめ店を発掘したり再び天天海南鶏飯に訪れたりして、この記事にまた追加していきたいと存じます。

2023年8月時点ではロシアのウクライナ侵攻により、日本からヨーロッパへ向かう際、残念ながらロシア上空を飛行機が航行できません。

ヨーロッパへの直行便はロシアを避けて航行するため遠回りになり、しかも航空代金は高額。

今では経由便は、UAE(アラブ首長国連邦)のドバイやカタールのドーハ、シンガポールなどがヨーロッパへ向かう際のおもな経由地となっていて、使い勝手は思いのほかよいです。カタール航空やエミレーツ航空、シンガポール航空は、世界最高の航空会社ランキングでトップ4位以内に君臨していますから。ちなみにその中にANA(全日空)が食い込んでいますね。

その際に生じた長いトランジットの際に、街中へ繰り出してシンガポールのローカルフードを堪能してみてはいかがでしょう。

以上、シンガポールで食べたいおすすめ絶品チキンライス店5選を紹介しました。

ご参考にしていただけましたら幸いです。

タイトルとURLをコピーしました