「チューリッヒ」はスイスの空の玄関口で、飛行機で来たらまず最初に降り立つ場所です。
チューリッヒはスイス連邦最大の都市であり、散策が楽しめる旧市街や教会や博物館などの魅力的な観光スポットが数多く点在しています。
そこで今回はスイス・チューリッヒのおすすめ観光スポット6選を紹介します。
チューリッヒ空港から市内へのアクセスと市内交通
スイスの空の玄関口を担っているチューリッヒ・クローテン空港はチューリッヒ中央駅から北へ約10km少々のところへ位置しており、チューリッヒ中央駅からは列車で約12分で行くことができます。
空港が都市部から近くてアクセスがめっちゃ簡単ですが、空港駅は終着駅ではありません。
チューリッヒ中央駅方面とは別方向の電車も運行していますので、そこはご注意くださいませ。「Zürich HB」と書いてある列車に乗ればチューリッヒ中央駅へたどり着けます。
チューリッヒ空港駅のプラットホーム。こちらは東部の街ザンクト・ガレン方面へ向かう列車が停車していました
多くの人が行き交うチューリッヒ中央駅。ここから多くのトラムや市バスが発着しています
チューリッヒ市内を走るトラム。こちらは新しいタイプで古いタイプのも走っています
トラムの車内にUSBポートがあるのでスマホの充電も可能。乗車は決して難しくなく、海外旅行に慣れていない方でもわかりやすいので便利です
チューリッヒ市内は公共交通機関を利用せずに徒歩でも充分周れますが、市内をくまなく走っているトラムや市バスを利用するとより便利です。
1日券やチューリッヒカード、スイストラベルパスなどのいずれかを持ってさえいれば、気軽に乗り降りできます。
チューリッヒだけでなく、スイス国内のいろんな街や村を周遊するのであれば、スイストラベルパスの購入をおすすめします。
スイストラベルパスはおもな公共交通機関の乗り放題だけでなく、スイス国内にある約500ヵ所の美術館・博物館の入場料が無料になるので超絶便利です。
・スイス政府観光局 公式サイト
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スイス・チューリッヒのおすすめ観光スポット6選
スイス国立博物館
チューリッヒ中央駅のそばにひと際立派な城のような建物がありますが、それが「スイス国立博物館」です。
スイス国立博物館には、スイスにまつわる絵画や調度品、衣服や近現代の生活用品などが展示されており、スイスの文化や歴史を知るのに最適な博物館といえます。
常設展だけでなく、企画展も開催されており、見応えがありです。
住所:Museumstrasse 2 Postfach 8021 Zürich, Switzerland
開館時間:火〜日曜10:00〜17:00(木曜は〜19:00)
定休日:月曜
入館料:大人CHF10(スイストラベルパス有効)
公式サイト:https://www.landesmuseum.ch/en
リンデンホフの丘
チューリッヒ中央駅から徒歩15分ほどのところにある、チューリッヒ発祥の地「リンデンホフの丘」。
丘の上の広場は市民の憩いの場となっており、そこから眺める旧市街の景色は壮観です。
リンデンホフの丘の場所はこちら。
リンデンホフの丘から見るチューリッヒ旧市街。教会の向こう側に見える立派な建物は、チューリッヒ大学です(たぶん)
聖ペーター教会
チューリッヒでもっとも古い教会である「聖ペーター教会」。
1534年に建てられた時計塔により聖ペーター教会が有名になり、その時計の大きさはヨーロッパ最大といわれています。
教会の内装は白を基調としたシンプルなデザイン。それがかえって荘厳な雰囲気を感じられます
住所:St. Peterhofstatt 1, 8001 Zürich, Switzerland
開館時間:月〜金曜8:00〜18:00、土曜10:00〜16:00、日曜11:00〜17:00
公式サイト:https://www.st-peter-zh.ch/4.php?read_category=2650
フラウ・ミュンスター
12世紀から15世紀に建てられたゴシック様式の教会「フラウ・ミュンスター」。
フランスの画家マルク・シャガールが描いたステンドグラスと、巨大なパイプオルガンが見どころで、多くの観光客がステンドグラスを見に訪れています。
ちなみに教会の前にある馬に乗った男性の像は、チューリッヒ市長を務めたハンス・ヴァルトマンの像です。
教会の内部。奥に見えるのがシャガールのステンドグラスです
シャガールのステンドグラス。ほかの教会で見かけるステンドグラスとは違い、独特な色合いが幻想的な雰囲気を醸し出しています
住所:Münsterhof 2 8001 Zürich, Switzerland
開館時間:[夏期:3〜10月]10:00〜18:00、[冬期:11月〜2月]10:00〜17:00(最終入場は閉館15分前)
※時短営業の日がある場合あり。公式サイトにてご確認ください。
公式サイト:https://www.fraumuenster.ch/4.php?read_category=2770
グロース・ミュンスター
2本の塔が特徴的なロマネスク様式の大聖堂「グロース・ミュンスター」。
ステンドグラスと地下にあるカール大帝の石像が見どころ。
塔に登ることもできて、そこからの眺めはチューリッヒ市内を一望できて圧巻です。
塔へ登るのは有料で、支払い方法は現金かもしくはTwint(スイスのスマホ決済)のいずれかです。クレジットカードは不可でした(要確認)。
グロース・ミュンスターの塔から見るチューリッヒ市内。聖ペーター教会の時計塔やチューリッヒ湖を一望できます
住所:Zwingliplatz 7 8001 Zürich, Switzerland
開館時間:[夏期:3〜10月]10:00〜18:00、[冬期:11月〜2月]10:00〜17:00
【塔】[夏期:3〜10月]月曜~土曜10:00〜17:30、日曜12:30〜17:30
[冬期:11月〜2月]10:00〜16:30、日曜12:30〜16:30
※塔は教会の都合や悪天候で閉館の場合あり
入場料(塔):大人CHF5
公式サイト:https://www.grossmuenster.ch/4.php?read_category=2758
チューリッヒ美術館
旧市街の南にある「チューリッヒ美術館」は、スイスの画家や国外の有名画家の作品を展示している美術館です。
残念ながらチューリッヒ美術館はスイストラベルパスを利用できず、しかも入場料は高めです。
しかし、チューリッヒ美術館にはルノワール、マネ、ルーベンス、モネ、セザンヌ、ゴーギャン、ゴッホ、ピカソ、セガンティーニ、モディリアーニなど錚々たる有名画家の作品を見ることができるので、高い入場料を払ってでも見る価値は充分にありです
私が行った時はサルバトーレ・ダリの企画展が開催されていました。若い頃のダリがイケメンすぎて衝撃的でした
住所:Heimplatz 8001 Zürich, Switzerland
開館時間:火・金~日曜10:00〜18:00、水・木曜10:00〜20:00
定休日:月曜
入館料:大人CHF23(料金の詳細は公式サイトにて要確認)
公式サイト:https://www.kunsthaus.ch/
これまで紹介してきた観光スポットのほかに、チューリッヒ歌劇場、ル・コルビュジエ・パヴィリオン、サッカー好きにはたまらないFIFAミュージアムなど、まだまだ見どころがありますので、ぜひ訪れてみてくださいね。
・ブッキングドットコム【Booking.com】
・エクスペディア【Expedia】
・アゴダ【agoda】
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【スイスのおもなツアー予約サイト一覧】
・【HIS】エイチ・アイ・エス
・クラブツーリズム
チューリッヒで旧市街と博物館めぐりを楽しみましょう!
チューリッヒはスイス最大の都市だけあって、見応えのある博物館や美術館が数多くあり、旧市街は世界遺産ではないものの、新旧の文化が混在した魅力的な街で、観光もショッピングも楽しめます。
チューリッヒで2、3日は滞在したいところですが、時間がない方は1日でも要所要所をめぐれば充分に観光を楽しむことができます。
チューリッヒは飛行機で来たら最初に降り立つ場所なので、スイス旅行の際にチューリッヒ観光を日程にぜひ組み込んでおきましょう。
以上、スイス・チューリッヒのおすすめ観光スポット6選を紹介しました。
ご参考にしていただければ幸いです。