【世界遺産】静岡・白糸の滝 〜絶景の名瀑〜

富士山の伏流水が流れ落ちる美しい滝が静岡県富士宮市にあります。
それは国の名勝であり、天然記念物であり、そして世界遺産でもある「白糸ノ滝」です。
世界遺産「富士山─信仰の対象と芸術の源泉」で、25の構成遺産のひとつである白糸ノ滝は、その名の通り白い糸のように細く流れ落ちる滝は、多くの観光客が訪れる屈指の観光名所となっています。
今回は白糸ノ滝の概要やアクセス方法などを紹介します。

白糸ノ滝のアクセス方法

白糸ノ滝のアクセス方法ですが、JR富士宮駅から富士急静岡バスに乗り約30分。バス停「白糸の滝観光案内所」下車後、徒歩約5分です。
ちなみに住所は静岡県富士宮市上井出273-1（白糸の滝観光駐車場）になります。
駐車場の台数と料金についての詳細はこちらをご参照ください。

バスの時刻表の写真を掲載しておきます（2020年11月のものですので、時刻が現在と異なる場合があります。最新の時刻表は富士急静岡バスのサイトにてご確認ください）。

【世界遺産】静岡・白糸の滝〜絶景の名瀑〜

それでは白糸ノ滝を案内していきますね。
バス停を降りてすぐのところに、駐車場と観光案内所がありますのでそこから歩いていきます。
観光案内所に記されていたのですが、白糸ノ滝で虹を見ることができるのです。
時間帯は午前中でよく晴れた天気の時に白糸ノ滝で虹が見られるそうです。
（私が訪れた時は朝一で、しかも天気は晴れでしたので、見られることを期待していました）

白糸ノ滝の案内図。ご参照ください

富士宮の名物、富士宮焼きそばを食べられる店もあり、この先を歩いていきますと音止の滝と、おみやげや名産品を取り扱う売店が立ち並ぶ商店街のようなところが見えてきます

高さ約25mの絶壁から水が流れ落ちている音止の滝。轟音が凄まじいです

売店の近くにある車椅子の方でも白糸ノ滝が見られるスペース

売店横の展望スポットからでも滝を一望できるので、あまり歩きたくない方はここから眺めていてもよいでしょう

階段を下り、滝見橋を渡ったところにある展望スポットから見た白糸ノ滝。虹と一緒に見ることができて、まさに息を呑む絶景です

高台にある展望スポットへ向かう階段を登っていく途中から撮影した白糸ノ滝

高台にある展望スポットの先に、源頼朝がほつれた鬢（びん）を直したという伝説が残るお鬢水というパワースポットがあります。

これがそのお鬢水です。透明度がハンパない。滝の音があまり届かない静かなこの場所は、富士講の霊場のひとつだそう

そして高台の展望スポットから見た白糸ノ滝です。撮影したのが11月なので紅葉真っ盛り。富士山もお見えして、写真には写らなかったけど虹も見えています。白糸ノ滝、富士山、紅葉、そして虹、最高の絶景です

ちなみに私が白糸ノ滝に行きたいと思ったのは、風景カレンダーで白糸ノ滝を見た時に「すごい滝！どこだこれ！？」と思ったのがきっかけです。要するに好奇心です。

白糸ノ滝は一生に一度は見るべき絶景と認定してもよいでしょう。比較的アクセスしやすいので、ぜひ訪れてみてくださいね。

白糸ノ滝を見た後に食べる富士宮やきそばが最高！

富士宮には白糸ノ滝と同様に、見逃せないものがあります。
それはやっぱりご当地グルメの「富士宮やきそば」ですね。
富士宮の観光名所は白糸ノ滝だけではありませんが、白糸ノ滝を見終わった後に、滝周辺の店で食べるか、それとも富士宮駅に戻って市街地で食べる（こちらの方がおすすめ）かは自由です。
富士山が生んだ絶景・白糸ノ滝、一見の価値ありです。ぜひ富士宮へ訪れてみてください。