日本における海外旅行のガイドブックで代表的な存在といえば、地球の歩き方シリーズですが、残念ながら北欧の島国・アイスランドは地球の歩き方シリーズにはありません。シリーズ本には「北欧」はあるのですが、アイスランドを除いた4カ国(デンマーク・ノルウェー・スウェーデン・フィンランド)が掲載されています。そこで今回はアイスランドのおすすめガイドブックを紹介していきます。
アイスランドのおすすめガイドブック4冊
アイスランドのおすすめガイドブック4冊は次の通りです。
それぞれの魅力・特色が随所に散りばめられていますので、自分の旅の目的にあった本を選んでいただければと存じます。もちろん全部買うのもアリです。
地球の歩き方 Plat アイスランド
前述のとおり地球の歩き方シリーズにはアイスランドがありませんが、地球の歩き方編集室が出しているPlat(ぷらっと)シリーズ【「72時間でめいっぱい楽しむためのガイドブック」として、初めてその場所を旅する人や短かい滞在時間で効率的に観光したい、効率よく回りたいアクティブな旅人におすすめのガイドブックシリーズ】では、アイスランド編があります。
定番の観光スポットからあまり知られていない絶景エリアなど掲載。そしてアイスランドの基本情報、オーロラ、旅行する際の情報(地図、レンタカー、治安、服装、気候、アクセスなど)が一挙に網羅されているところは、さすが地球の歩き方といったところ。デザインやレイアウトも写真、文字、地図やイラストなどのバランスがよくてきれいにまとめられており、ガチャガチャしていないのでたいへん見やすい。アイスランドのガイドブックではいちばんおすすめです!
大自然とカラフルな街 アイスランドへ
アイスランドに精通した大丸智子さん著のガイドブック。紙面のデザインやレイアウトが北欧らしくカラフルでポップ。また、観光スポットやレストランはもちろんのこと、他のガイドブックではあまり掲載していないアイスランドのファッションブランドや音楽やアートなどのサブカルチャー、そして旅行には欠かせないスーパーマーケットの情報など、女性ならではの視点で描かれているのが目を惹きます。
アイスランド 地球の鼓動が聞こえる…ヒーリングアイランドへ
こちらもGEM STONEという地球の歩き方のシリーズ本で、最新のもので2015年と少し古いけど、たくさんの写真を活用したビジュアルガイドブック。目を通すだけでアイスランドの魅力が随所で伝わり、アイスランドに行きたくなる、または行った気分になれる本です。
旅名人ブックス 59 アイスランド・フェロー諸島・グリーンランド
こちらは2010年刊行と古いガイドブックですが、383ページと大容量でアイスランドだけではなく、デンマーク領のフェロー諸島やグリーンランドまで掲載されている貴重で珍しいガイドブック。ガイドブックというよりもむしろアイスランドに関する本で、調べるというよりも小説やエッセイを読書するような感覚で読む本。アイスランドの歴史や文化が事細かに書かれています。
このほかにも番外編として、私が以前に旅のイベント「ツーリズムEXPO」のアイスランドのブースで入手した、Visit Icelandが出したアイスランドのガイドブックもなかなかおもしろいです。市場に出回っているガイドブックではないので貴重。100ページ足らずのガイドブックだが、アイスランドのあらゆる情報が簡潔に掲載されているのでわかりやすくて重宝しています。もしツーリズムEXPOなどの旅行イベントで見かけたら手に取ってみてはいかがでしょう。
余談ですが、旅行ガイドブックの「地球の歩き方」は日本の旅人の間では、バイブル(Bible:聖書のこと)と呼ばれたりします。
以上、アイスランドのおすすめガイドブック4冊について紹介しました。アイスランド旅行の際にご参考にしていただけましたら、幸いなことこの上ないです。