海外旅行でマッサージといえば、タイやインドネシア、ベトナムなどの東南アジアや、お隣の韓国や台湾をまっさきに思い浮かびます。
韓国やインドネシアのバリ島などでは、エステが女子旅で定番となっていますね。
では、ほかの国ではどんなマッサージが受けられるのでしょうか?
そこで今回はひとつの例として、私がモンゴルへ旅行中にウランバートルでおすすめのマッサージ店に行き、“モンゴリアン・マッサージ”を受けた時のことを紹介します。
【ウランバートル】JOY MASSAGE CENTER
私がモンゴル旅行のプランを立てている時、ウランバートルでマッサージを利用したいと思い、インターネットで検索しました。
どうせならタイ古式マッサージとかではなく、モンゴル式のマッサージを受けてみたいと思いました。
そこで見つけたのが「JOY MASSAGE CENTER」。
場所はウランバートルの中心部に位置し、スフバートル広場やランドマーク的な存在のザ・ブルースカイ・ホテル&タワーからも近い。
ちなみの冒頭の写真の「Ulaanbataar」の“t”の上あたりに、JOY MASSAGE CENTERの出入り口があります。
コンビニエンスストア「CU」を指していますが、地図で示すとこの辺り。ストリートビューで見ると年代が古いので正確ではありません
外観はボロいですが、中はきれいですのでご安心なされい
上の写真のとおり、営業時間が11:00〜24:00と書いてあるので、22時過ぎに訪ねてみましたら、もう閉店とのこと。
お客さんがはけたら早めに閉めてしまう店があるのは、国内外問わず旅行あるあるですね。
仕方がないので仕切り直しとして、翌日の夕方に行くことに。
その前に情報収集をしようと思い、日本人オーナーが経営しているウランバートルで屈指の人気カフェ「さくら・ベーカリー・カフェ」に行きました。
その際、ひとりの女性店員さんと男性客(いずれも日本語を話せる)と話をして、「JOY MASSAGE CENTER」について聞いてみました。
女性店員「痛いから私はあまり好きじゃないな〜」
私「なるほど。モンゴリアン・マッサージは痛いんですね」
そう思いながらも臆することなく行ってみることにしました。
そして夕方、「JOY MASSAGE CENTER」に来店。さっそく受付でコースを選択しました。
受付と待合室はコンパクト。待つことなくすぐに呼ばれました
モンゴル語・英語そして韓国語表記のメニュー。そして「足つぼマッサージ」というロゴはなぜか日本語表記でした
私が数日前にテレルジ国立公園のプライベートツアーに行った際、ツアーガイドさん(日本滞在経験あり。日本語堪能)から「ここはコロナ・パンデミック前は外国人御用達のマッサージ店だった」と聞いていたので、メニューを見て納得しました。
私はボディ・マッサージ(60分)を選択。50000トゥグルクを支払いました(約2200円。1トゥグルク=0.045円で計算。クレジットカード払い可)。
呼ばれたら階段を登り、いざ部屋へ入りました。
静かな室内と間接照明が落ち着いた雰囲気を醸し出す。空気清浄機も完備。室内もトイレもきれいでした
私が着替えて待っている際、「男は嫌だ〜!おばさんは嫌だ〜!若い子がいいな〜!!」などと、しょうもないことを念じながら待つこと数分、すると若い女性のマッサージ師が入ってきました。
来たぁぁぁ!!願いが通じた!!!
身長は170cmくらいで割と大きく、艶やかな黒髪のロングヘアーを三つ編みで束ね、モンゴル人によく見られる特徴の切れ長の目をした女性でした。
はにかんだ笑顔から見えた八重歯がチャームポイントであろう、かわいらしい女の子でした。
「やったぜー!!」
ほんとどうしようもない奴ですね、私は。
さっそく私はベッドうつ伏せに寝そべってマッサージをしてもらいました。
マッサージを受けながら、女性と話をしたところ、ウランバートル在住で学生ではないとのこと。
あまり気さくに話すタイプではなく、シャイな性格の女性でした。それがまたかわいい!
肝心のモンゴリアン・マッサージはというと、肘で背中をグリグリ押したり、両手を後ろに引っ張られ体を弓形にされたりなど、プロレス技をかけらているような感じでした。
痛いというか、痛気持ちいいというのが率直な感想。
この女性のどこにこんな力があるんだと思ってしまうくらい、なかなかのパワーでした。
私が念のため「これ、モンゴリアン・マッサージ?」と聞くと、「イエス!」と回答。
なるほど、これがモンゴリアン・マッサージなのね。
指圧も強めにグリグリ押してきて、股間近くの足の付け根を指圧された時が1番痛くて「いてててて!」と声をあげたら、女性の顔を見ると、はにかみスマイルでした。なかばおもしろがっているように見えました。
そしてあっという間に1時間が経ち、女性が「フィニッシュ!」と言って私の両肩を叩き、マッサージが終了。
本当にがっつり1時間ちょっとやりました。その間あんなに力を込めてマッサージをしたのだから、さすがに疲れているだろうと思い、その女性には本当に頭が下がりました。感服ものです。
その後、女性がお茶が入った紙コップを手渡してくれました。ありがとう!
これだけ揉まれたのだから、翌朝に揉み返しがくるんじゃないかと懸念していましたが、それもなかったのでよかったです。
総じてご満悦の「モンゴリアン・マッサージ」でした。
ウランバートルのおすすめホテル
マッサージ店の紹介の次は、ウランバートルのおすすめホテルを紹介します。
観光地へのアクセスの良さ、快適さ重視でセレクトしました。値段は度外視です。
シャングリ・ラ・ホテル ウランバートル
2015年にオープンしたウランバートル市内で屈指の超高級5つ星ホテル。
レストラン、スパ、ラウンジ、トレーニングジムなど多彩な施設があり、隣接するシャングリ・ラ・モールでショッピングが楽しめます。
価格帯は1番安いのでひとりあたり3万円台から。値段は高いですが、逆に言えばこの価格でこのレベルの超高級ホテルに宿泊できると思えばお値打ちものです。欧米だったら軽く10万円は超すんじゃないかと……。
豪華なロビーで富裕層がくつろいでいました。もうね、ホテルに入った瞬間ね、ものすごくいい香りがするんですよ。トイレも高級感があってとてもきれいでしたよ
住所:19, Olympic Street, Sukhbaatar District-1, Ulaanbaatar, Mongolia
ザ・ブルースカイ・ホテル&タワー
半月状の形がトレードマークの「ザ・ブルースカイ・ホテル&タワー」。
フィットネスジム、プールなど施設も充実しており、レストランやラウンジでは多彩な料理を提供。ラウンジでウランバートルの夜景が眺望できる、5つ星の高層ホテルです。
ウランバートルでホテル選びに迷ったら、とりあえずここといえるホテルです。
住所:Peace Avenue 17, Sukhbaatar District, 1st Quarter, Ulaanbaatar, Mongolia
スプリングス・ホテル ウランバートル
スフバートル広場からもシャングリ・ラ・モールからも徒歩数分という、アクセス抜群のホテル。
日本大使館も(今は不必要かもしれないけど)PCR検査場があるモンゴル赤十字も近く、徒歩で余裕でいけるという立地。
マッサージやフィットネスジム、外貨両替などサービスが充実しています。
高級感あふれるきれいな客室。ゆったりと至福のひと時をくつろげます
住所:Springs Hotel, 2A Olympic Street, SBD, Olympic Street, Ulaanbaatar, Mongolia
そのほか、市内中心部にありアクセスがいい「バヤンゴル・ホテル」、ウランバートルの観光名所・ガンダン寺から徒歩圏内の「ホリデイ・イン・ウランバートル」、そしてスフバートル広場の近くにある「ベスト・ウエスタン・プレミア・トゥーシン・ホテル」などもおすすめです。
ウランバートルでマッサージを受けたい方で、滞在しているホテルにマッサージのサービスがあれば、そこを利用してみてもよいと存じます。
また、ウランバートル市内観光ツアーにマッサージが組み込まれている場合がありますので、現地発のオプショナルツアーを利用するのもひとつの手です。
以上、モンゴル・ウランバートルのマッサージ店「JOY MASSAGE CENTER」について紹介しました。
ご参考にしていただけましたら幸いです。
・ブッキング・コム【Booking.com】
・エクスペディア【Expedia】
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【モンゴルの現地発オプショナルツアーのおすすめ予約サイト】
・現地発オプショナルツアー予約 ベルトラ【VELTRA】
【モンゴルのおもなツアー予約サイト一覧】
・【HIS】エイチ・アイ・エス
・クラブツーリズム