ドイツ有数の都市・ミュンヘンから電車で1時間半から2時間のところに位置する、ロマンティック街道の人気観光地のひとつ、ネルトリンゲン(Nördlingen)。
ネルトリンゲンは日本では漫画「進撃の巨人」のモデルとして知られており、1500万年前に隕石が落下した跡にできたという、城壁に囲まれた町です。
今回はこの歴史ロマンあふれるネルトリンゲンについて紹介します。
ネルトリンゲンの歩き方
ネルトリンゲンは冒頭でもお伝えした通り、ミュンヘンから電車で1時間半から2時間のところに位置します。
小さな町ですので、正直アクセスはそんなにいいとはいえません。ちなみに上の写真はミュンヘン中央駅です。
ネルトリンゲンのアクセス方法ですが、ミュンヘン中央駅から電車で行くとすると、ドナウヴェルト(Donauwörth)まで行き、そこで乗り換えてネルトリンゲンまで行くのが一般的。
ネルトリンゲンはロマンティック街道バスも停車し、メインの観光スポットである聖ゲオルグ教会(St. Georgskirche)のそばに停車します。
今回はミュンヘン中央駅から電車で行くルートを紹介します。
とりあえず仮として、ドイツ鉄道(DB)の公式サイトでミュンヘンからネルトリンゲンへ行く電車を調べ、2020年3月3日7:00AMから出発(適当に選んだ)で検索。
下の画像が検索結果です。
私が行った時はお得なバイエルン・チケットを使用してネルトリンゲンに行きました。
バイエルン・チケットについて詳しくはこちらの記事に掲載しています。
バイエルン・チケットでは特急列車は利用できず、普通電車のみ利用可能となりますので、ご注意ください。
上の画像のProductsの意味をざっくりと説明しますと、RE、RBが普通列車で、IC、ICEが高速(特急)列車です。
あと、ここには載ってませんが、EC(EuroCity)がヨーロッパ都市間特急です。
したがって、バイエルン・チケットを利用できる列車は上の画像内だと、7:35発のみとなります(ちなみにそのあとは11:35発)。
なお、日本のサイトでヨーロッパの鉄道チケットをお探ししたい方は、こちらのサイト
RE列車内の様子
普通列車のみ利用だと、ミュンヘンからネルトリンゲンまでは2時間くらいかかります。
ネルトリンゲン駅に到着し、駅を出ます。
左右どちらから回ってもいいと思いますが、私の場合は駅を出て右に曲がりました。
少し歩いて、Wemdinger Str.を左折すると、ダイニンガー門(Deininger Tor)が見えてきます、
ダイニンガー門
ダイニンガー門をくぐり抜けて、まっすぐ行きますと、マルクトブルネン(広場)に到着します。
マルクトブルネン
そこからすでに見えていますが、ネルトリンゲンのメイン観光スポットである、聖ゲオルグ教会の方へ向かいます。
聖ゲオルグ教会(ダニエル塔)
聖ゲオルグ教会はネルトリンゲンの中央に位置し、マルクト広場にあります。
そのそばには市庁舎と木組みの館タンツハウス(Tanzhaus)があります。
タンツハウス
ネルトリンゲン市庁舎
市庁舎そばにある地図
そして、ダニエル塔に上ります。
階段が350段くらいあるので、少々ハードです。上り切った後に見る、塔の上から見るネルトリンゲンの景色は格別です。
城壁の向こうから本当に巨人が出てきそうですね
その後、私は行きませんでしたが、時間に余裕があるなら、落ちた隕石の衝突時の様子や、その後の地質変化の様子などが説明されていて、アポロ16号が持ち帰った月の石も展示されている、リースクレーター博物館(Rieskrater-Museum)に行ってみてもいいと思います。
私は聖ゲオルグ教会とダニエル塔に行った後、城壁を歩いたりと、軽く散策しました。
城壁の様子
町のベーカリーで買ったドイツのスウィーツ・ビーネンシュティッヒ(Bienenstich)。見た目ほど甘くなく、それでいておいしい
私は駅から右に曲がりましたが、ちなみに左に曲がるとライムリンガー門(Reimlinger Tor)の方へ行って、城壁の中の町に入って行きます。
ライムリンガー門
私は電車の時刻の関係上、2時間ちょっとくらいしかいることができませんでしたが、小さな町ですので、それでも充分に楽しめました(少々駆け足でしたが)。
以上、ネルトリンゲンについての紹介でした。ご参考にしていただけたら、幸いです。
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・エクスペディア【Expedia】
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※この記事は2018年4月にネルトリンゲンに訪れた時のことをもとにして書いています。多少の差異はご了承くださいね。