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【シャンブルズ!】イギリス・ヨークのぜひ訪れてほしいおすすめ観光スポット9選!

中世の街並みが建ち並ぶ、イングランド北東部の古都「ヨーク」。

ヨークにはイギリス最大級の大聖堂や観光客に大人気の旧市街など、訪れておきたい観光スポットが随所にあります。

そこで今回は、イギリス・ヨークのぜひ訪れてほしいおすすめ観光スポット9選を紹介します。

季節、諸事情などにより、概要・営業時間・定休日・メニューの内容・価格などが今記事と異なる場合があります。ご訪問時は事前に施設、店舗および公式ウェブサイト等で最新情報をご確認ください。
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イギリス・ヨークのアクセス

写真:ヨークの玄関口・ヨーク駅。駅から旧市街まで徒歩16、17分ほど

ヨークのアクセスは次のとおり。ロンドンから北へ350kmほど離れていますが、特急列車を利用すれば、アクセスはさほど難しくはありません。

【ロンドンから】キングス・クロス駅から特急列車ロンドン・ノース・イースタン・レールウェイ(LNER)でヨーク駅まで約2時間
【マンチェスターから】マンチェスター・ヴィクトリア駅から特急列車トランスペナイン・エクスプレス(TransPennine Express)でヨーク駅まで約1時間20分。またはマンチェスター・ピカデリー駅からトランスペナイン・エクスプレスでヨーク駅まで約1時間40分
【ニューカッスル・アポン・タインから】特急列車で約1時間

なお、特急列車LNERについて下記の記事で少しだけ触れていますので、よろしければご参照くださいませ。

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イギリス・ヨークの訪れてほしいおすすめ観光スポット9選

ヨーク・ミンスター

イギリス国教会の大聖堂である「ヨーク・ミンスター」。

ヨーロッパ北部ではドイツのケルン大聖堂と並び最大級の聖堂建築物で、かつイギリス最大のゴシック建築です。

カンタベリー大主教に次ぐ高位聖職者のヨーク大主教が管理しており、イングランド北部のキリスト教の中心地であり、代表的な大聖堂といえます。

由緒正しいヨーク・ミンスターの内部。装飾とステンドグラスは息を呑むような美しさ

ヨーク・ミンスター Information
住所:Deangate, York, YO1 7HH, United Kingdom
営業時間:月〜土曜9:30〜16:00、日曜12:45〜14:30
休業日:12月25日
入場料:大人18ポンド
公式サイト:https://yorkminster.org/

ヨーヴィック・ヴァイキング・センター

ヴァイキング時代の発掘品や生活の様子が展示されている、アトラクション型の博物館「ヨーヴィック・ヴァイキング・センター」。

ヨーヴィック”とは、ヴァイキングがこの地域を支配していた時代のヨークの名前です。

博物館に入るとまず見えてくるのが地下にある発掘の様子の展示。スタッフさんがガイドしてくれます

順路をたどっていくと乗り物に案内されます

乗り物に乗って音声ガイド(日本語もあり)を聞きながら、ヴァイキングの生活の様子をジオラマで見ることができます

乗り物を降りた後は骸骨や武器、靴などが展示されている部屋へ。ここではヴァイキングのコインを作る体験ができるようです

ハンマーで豪快に叩いて作る様子を、子どもが目を輝かせながら見ていました

ヨーヴィック・ヴァイキング・センター Information
住所:19 Coppergate, York, YO1 9WT, United Kingdom
営業時間:10:00〜17:00(時期により変動あり)
入場料:大人16.5ポンド
定休日:12月24〜26日
公式サイト:https://www.jorvikvikingcentre.co.uk/

ヨーク・キャッスル博物館

17〜19世紀末までのヨークシャー地方で使われていた家具、装飾品、衣服などを展示している「ヨーク・キャッスル博物館」。

特筆すべきなのは、ヴィクトリア時代の通りを再現した「カークゲート(Kirkgate)」。

まるでタイムスリップしたかのような錯覚がするほど精巧です。

当時の雰囲気を感じられる展示。馬車や建物、外灯、石畳もリアルに再現されています

ツイッギー[Twiggy](イギリスの歌手、モデルおよび女優)の写真など、ノスタルジックな雰囲気が感じられます

ちなみに真偽は定かではないのですが、ツイッギーは漫画『ONE PIECE』で登場したキャラクター「ミス・バレンタイン」のモデルではといわれていますね。

ヨーク・キャッスル博物館 Information
住所:Tower St, York YO1 9RY, United Kingdom
営業時間:10:00〜17:00(月曜は11:00〜)
入場料:大人17ポンド
定休日:1月1日、12月25・26日
公式サイト:https://www.yorkcastlemuseum.org.uk/

クリフォーズ・タワー

丘の上に立つ13世紀に造られた城塞の「クリフォーズ・タワー」。

塔の屋上からはヨーク旧市街の美しい街並みを見渡すことができます。

塔の内部。屋上へは階段を上っていきます

屋上では360°満遍なくパノラマビューを見渡すことができます

荘厳なヨーク・ミンスターが見えるヨーク旧市街

クリフォーズ・タワー Information
住所:Tower Street, York, North Yorkshire, YO1 9SA, United Kingdom
営業時間:10:00〜18:00(11月〜3月は〜16:00)
入場料:大人9.5ポンド(当日券:寄付ありは1ポンド追加。前売りオンラインチケットは7.7ポンドで寄付ありは8.5ポンド)
定休日:12月24〜26日
公式サイト:https://www.english-heritage.org.uk/visit/places/cliffords-tower-york/

シャンブルズ

ヨーク旧市街にある有名な通りの「シャンブルズ(Shambles)」。

映画『ハリー・ポッター』に登場する「ダイアゴン横丁」のモチーフになったことで知られています。

1階よりも2階、2階よりも3階が突き出ている木骨造りの建物が建ち並び、かつては軒下に肉屋が肉を吊り下げていたといわれています。

シャンブルズの通りに長蛇の列があり、何かをお買い求めに並んでいるようでした

長蛇の列の先にはこの小さな店があり、「The York Ghost Merchants」という土産物店でした

何を売っている店かを訪ねてみたら、「オーナメント(飾り、装飾品)」を販売しているとのこと。ゴーストの形をしたグッズが店内に並んでいました

夜のシャンブルズはとても幻想的でした

シャンブルズ(Shambles)は「屠殺場、食肉市場、修羅場、畜殺場、大混乱」などという意味です。

余談ですが、先述した漫画『ONE PIECE』の主要キャラクター「トラファルガー・ロー」の技の名前でもありますね。

もしかしたらここから名前を取ったのかもしれませんね。

ちなみに冒頭の写真はシャンブルズの通りで、シャンブルズのポーズをやってみた写真です。

シャンブルズでシャンブルズ! 一度やってみたかったんです。

シャンブルズ Information
住所:15-19 Shambles, York YO1 7LZ, United Kingdom

ヨーク・チョコレート・ストーリー

カフェとショップが併設しているチョコレート店「ヨーク・チョコレート・ストーリー」。

チョコレート製造されるまでの歴史を、映像や実演などを交えて紹介するツアーも開催されています。

店内には数多ものチョコレートが販売されています

私は自分用のお土産に板チョコ3枚を購入。帰国後に堪能させていただきました

ヨーク・チョコレート・ストーリー Information
住所:King’s Square, York YO1 7LD, United Kingdom
営業時間:10:00〜17:00
定休日:1月1日、12月25・26日
※ガイドツアーの時間と料金は公式サイトにて要確認
公式サイト:https://www.yorkschocolatestory.com/

ヨークシャー博物館

ヨークシャー地方で出土したものを展示している「ヨークシャー博物館」。

1995年に発見された恐竜の化石、ヴァイキング時代や中世の財宝、ローマ皇帝コンスタンティヌスの胸像など、貴重な品々が展示されています。

ヨークシャー博物館 Information
住所:Museum Gardens, Museum Street, York YO1 7FR, United Kingdom
営業時間:10:00〜17:00
定休日:月曜、12月25・26日
入場料:大人9.5ポンド
公式サイト:https://www.yorkshiremuseum.org.uk/

国立鉄道博物館

鉄道関係の博物館としては世界最大級の規模を誇る、ヨークの「国立鉄道博物館」。

高速鉄道ユーロスターやクラシカルなSL列車、または日本の新幹線など、たくさんの列車および鉄道に関連した品々が展示されています。

これだけの規模の博物館で、入場料が無料なのがうれしい点です。

年代や形式が異なるさまざまな列車が展示されています

日本の新幹線も展示されており、こちらは1976年のもの。現在の流線型の新幹線とは違い、丸っこいフォルムが懐かしさを感じます

車内も見学できる車両があり、こちらは新幹線の車内の様子。この当時はまだ車内(1号車デッキ)に灰皿があって喫煙ができたようでした

本当に広いのでくまなくじっくり見学していたら、半日はかかってしまうかもしれません

国立鉄道博物館 Information
住所:Leeman Road, York YO26 4XJ, United Kingdom
営業時間:10:00〜17:00(最終入場16:30)
定休日:12月24〜26日
公式サイト:https://www.railwaymuseum.org.uk/

城壁

ヨークの中心部は中世に建てられた城壁に囲まれており、その城壁の上を歩くことができます。

ヨークの美しい街並みの景色を見ながら、城壁ウォーキングを楽しんでみましょう

城壁から見るヨーク・ミンスター。さまざまな角度から見事な姿がご覧になれます

上の写真の位置はだいたいこの辺りです

城壁から見たヨーク・ミンスターの景色。某ガイドブックに掲載されている写真はだいたいこの辺りから撮ったと思います

上の写真の位置はだいたいこの辺りです。「North Eastern Railways War Memorial」という記念碑を目印にすればわかりやすいです

そのほかの観光スポット

今回の記事ではヨークを1日で周ったため、主要観光スポットの紹介に限られてしまいました。

しかし、ヨークには1760年代に建てられたジョージ王朝時代の邸宅「フェアファックス・ハウスFairfax House:上の写真)」や、ヨークにある中世の建造物でもっとも美しいといわれる「マーチャント・アドベンチャラーズ・ホール(Merchant Adventurers’ Hall)」、そしてヴァイキングやペストの流行、魔女狩りなどヨークで実際に起きた恐ろしい話を再現したお化け屋敷「ヨーク・ダンジョン(The York Dungeon)」など、興味深い観光スポットはまだいくつもあります。

ヨークを1日で周るのは厳しいので、できれば2日、ヨークシャー地方を周るなら3日かけるのが望ましいです。

なお、ヨークのおすすめグルメは下記の記事にて紹介していますので、併せてご参照くださいませ。

ヨーク・パスは観光の際にたいへん便利でおすすめ!

ヨークの観光スポットを周るのに便利な「ヨーク・パス(York Pass)」というトラベル・パスを活用してみてはいかがでしょう。

ヨーク・パスはヨーク市内にある20以上のアトラクション・観光施設に無料で入場できるパスです。

1日・2日(アクティベートした日から連続して2日間)・3日券(最初にアクティベートした日から6日間のうち任意の3日間)から選択できます。

1日券では元を取るのは難しいですが、効率的に駆け足で周れば可能です(私はなんとか元は取れました)。

そのほかの特典やアトラクションの種類について、くわしくはお手数ですが公式サイト(英語)にてご確認くださいませ。

ちなみに私は公式サイトでは購入せず、「【GetYourGuide】アクティビティ・現地ツアーのオンライン予約サイト」で購入しました。

特に不便な点もなく使うことができました。

ヨークへ観光で訪れた際に、ヨーク・パスをぜひご活用してみてくださいね。

以上、イギリス・ヨークのおすすめ観光スポット9選を紹介しました。

ご参考にしていただけましたら幸いです。

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