【PR】当サイトは記事内に広告が含まれています。

【エディンバラ発】アニック城とリンディスファーン島をめぐるおすすめ1日観光ツアーをご紹介!

世界遺産の旧市街・新市街の街並みが美しい、スコットランドの首都「エディンバラ」。

そのエディンバラから出発の、スコットランド各地をめぐるツアーがいくつもあります。

その中のひとつに、北海にぽつんと浮かぶ「リンディスファーン島」や、映画『ハリー・ポッター』のロケ地にもなった「アニック城」をめぐる魅力的なツアーがあります。

いずれもアクセスが難しいところにあるため、ツアーに参加することをおすすめしたいです。

そこで今回は、そのリンディスファーン島やアニック城をめぐる「ノーサンバーランド1日観光ツアー」について紹介します。

季節、諸事情などにより、概要・営業時間・定休日・メニューの内容・価格などが今記事と異なる場合があります。ご訪問時は事前に施設、店舗および公式ウェブサイト等で最新情報をご確認ください。
スポンサーリンク

【エディンバラ発】アニック城とリンディスファーン島の1日観光ツアー

このツアーはスコットランドのエディンバラ発ですが、行き先はエディンバラから南東へ向かい、イングランド北東部の「ノーサンバーランド(Northumberland)」へ向かいます。

この地方にある「ホーリー・アイランド(別名:リンディスファーン島)」と「アニック城」がメインの観光スポットです。

ツアー予約サイトの口コミでは、このツアーは軒並み高評価ですが、少しながらもマイナス要因が書かれていました。

それは「ホーリー・アイランドの滞在時間が短すぎて、アニック城の滞在時間が長すぎる」という意見です。

そこで実際に私が行った時のタイムスケジュールを、ざっくりとですが紹介します。

その日によって多少のずれが生じると存じますので、そこのところはご承知おきくださいませ。

08:45 集合場所から出発
10:05 スコットランドとイングランドの国境沿いで写真ストップ
10:45 ホーリー・アイランド到着。自由時間
12:15 ホーリー・アイランド出発
13:05 アニック城到着。自由時間(ランチ)
15:25 出発(実際はガイド兼運転手さんが遅刻して10分後出発)
16:35 コールドストリームという小さな町で20分間の休憩
18:15 集合場所に到着。解散
※時間はあくまでだいたいです。

口コミと比べて時間配分は改善されている感があるなぁというのが、個人的な感想です。

欲をいえば、アニック城の見学を少し減らして(10分くらい)、その分をホーリー・アイランドに充ててほしかったなというのが本音ですね。

ただ、このツアーを参加しての感想は、ガイド兼運転手さんが親切で、観光をすごく楽しめてよかったので、個人的にはご満悦でした。

このツアーの注意点は、満潮の日はホーリー・アイランドへ行く道がなくなるので催行していません。

そしてこのツアーの催行日は4〜10月下旬までで、残念ながら冬期は催行していないようです。

日程についてくわしくは、ツアー予約サイトやこのツアーの催行会社「Timberbush tours」の公式サイトにてご確認くださいませ。

ちなみに私はツアー予約サイト【GetYourGuide】で予約しました。

それでは、ツアーについて順に紹介していきますね。

まずは集合場所から出発します。ちなみに宿泊施設への送迎はありませんでした。

ミニバス(上の写真)でエディンバラから南東へ南下していきます。

スコットランドとイングランドの国境に到着。ここで写真撮影ストップ。国境越えはいつもワクワクします(正確にいえば同じ国なので国境ではないけどね)

車窓から見るイングランド最北の町「ベリック・アポン・ツイード(Berwick-upon-Tweed)」。ホーリー・アイランド到着まで車であと30分くらいです

ベリック・アポン・ツイードを過ぎて約15分後、広大な干潟を横切るようにある道を渡っていきます。

さらに約15分後、島内にある駐車場に到着。これからホーリー・アイランドの観光です。

ホーリー・アイランド

北海に浮かぶ小さな島「ホーリー・アイランド(別名:リンディスファーン島)」。

満潮時は道が姿を消してしまうという、潮汐によって島へとつなぐ道が現れています。

これって、スケールは違いますが、どこかと似ていると思いませんか?

そう、フランスの有名な観光地であるモン・サン・ミシェルと同じと思っておいてください。

ホーリー・アイランドには海岸沿いにそびえる堅牢な城や、7世紀に造られた修道院跡があり、当時は多くの修道士たちが訪れる巡礼地として盛んでした。

今では数多くの観光客が訪れる、人気観光地となっています。

リンディスファーン城へ行く途中の道に何やら四角い建物があります

野鳥の観察する建物のようです

リンディスファーン城

16世紀に建てられた要塞のような「リンディスファーン城(Lindisfarne Castle)」。

エドワード王朝様式の城内と、城に併設された美しい庭園が見どころです。

11月以降の冬期は休業とのこと。

そのほか、営業時間や入場料などについてくわしくはこちらのサイトをご参照くださいませ。

リンディスファーン城 Information
住所:Holy Island, Berwick-upon-Tweed TD15 2SH, United Kingdom
Webサイト:https://www.nationaltrust.org.uk/visit/north-east/lindisfarne-castle

なお、リンディスファーン城へは中心部から徒歩で15分少々かかります。

そのため、時間が限られているツアーでは、リンディスファーン城内の見学はちょっと厳しいかも。

行って駆け足で見学して集合場所に帰ってきたら自由時間はおしまい! って感じになってしまうと思います。

私は外観を見るだけに留めて、街に戻りほかの場所をめぐりました。

リンディスファーン城から町へ戻る道から見る町並み。島全体は人口200人にも満たない小さい島なんですよね

町に戻って次の観光スポットに到着です

リンディスファーン修道院

7世紀に創設された「リンディスファーン修道院(Lindisfarne Priory)」。

イングランド北部のキリスト教布教の中心地として栄えた地として知られています。

16世紀にヘンリー8世による修道院解散令によって破壊され、今では廃墟となっていますが、その姿を見物することができます。

当時のまま残っている柱やアーチを見る限り、美しい修道院だったことを物語っています

修道院に隣接する「聖メアリー教会」

石造りの堅牢な教会の中。小さいながらも美しいステンドグラスやパイプオルガンもありました

リンディスファーン修道院 Information
住所:Lindisfarne Priory Museum, Church Ln, Holy Island, Berwick-upon-Tweed TD15 2RX, United Kingdom
Webサイト:https://www.english-heritage.org.uk/visit/places/lindisfarne-priory/

城と修道院の見学が終わったら、ちょっとだけ街を散策しました。

リンディスファーン島のカフェ「Pilgrims Coffee House & Roastery」。人気があり店内では行列ができていたので、時間に余裕を持って来店した方がいいでしょう

おいしそうなケーキも陳列しています

カフェに隣接するジェラート店「Pilgrims Gelato」。ジェラートだけでなくファッジ(キャラメルのようなお菓子)もあります

町の中心部にあるカフェ「1st Class Food and Post Office」。

ガイド兼運転手さんが、ここの塩キャラメルのアイスクリームがおいしいといっていたので実食

集合時間に駐車場に戻り、そして次の目的地へと出発です。

アニック城

北のウィンザー城”とも称されるイングランド北部を代表する名城「アニック城(Alnwick Castle)」。

14世紀にノーサンバーランド伯爵パーシー家によって建設され、1750年にほぼ現在の形になりました。

映画『ハリー・ポッター』シリーズのホグワーツ魔法魔術学校としてロケが行われていたり、『ロビン・フッド』などの映画のロケ地として使用されていたことで有名です。

ちなみにこのツアーでは入場料は含まれておらず、各自でお支払いします。

この広場にショップやカフェがあり、そこでランチタイムです

私の場合はとりあえず軽めに、スコッチ・エッグとヨーグルトにしました

堅牢な造りのアニック城。ここから城内へ入っていきます

上の写真の入口をくぐり抜けると、城内へと続く建物が見えてきます。残念ながら城内は撮影禁止です

アニック城を出る道があるので、まっすぐ歩いていくとアニック・ガーデンにたどり着きます

上の写真の左側の原っぱには何やら奇妙な鳥がたくさんいました。飛べないみたいですが、近づくと一目散に逃げていきました。見かけによらず走るのが意外と速いです。臆病な性格なのかな?

アニック・ガーデンにたどり着くと、左側にはガーデン・ショップがあります

右側の建物をくぐり抜けるとアニック・ガーデンが見えてきます

ガーデンを入って左側に行列ができていました。何を待っているかというと……

The Poison Garden」でのガイドツアーでした。毒草や麻薬植物などが植えられています

迫力ある見事な噴水

来た道から城へ入る前にスタッフさんに「入口から右側に行って景色を見てごらん」といわれたので行ってみました

その景色がこちら。のどかな雰囲気の広大な牧草地帯が広がっていました

アニック城 Information
住所:Alnwick, Northumberland NE66 1NQ, United Kingdom
営業時間:[2024年3月29日〜10月24日]10:00〜17:00(最終入場15:45)
※営業時間は予告なく変更される場合があります
入場料:大人22.8ポンド(Webは20.5ポンド)
公式サイト:https://www.alnwickcastle.com/(アニック城)
公式サイト:https://www.alnwickgarden.com/(アニック・ガーデン)

アニック城の見学が終わったら、エディンバラへ戻ります。

戻る途中に「コールドストリーム」という小さな町で20分間の休憩

ガイド兼運転手さんが「近くの牧場にハイランド・キャトル(スコットランドの牛)がいるよ」っていってたので、見にいきましたがいませんでした。

別記事でハイランド・キャトルの写真を掲載していますので、ご覧になりたい方はぜひ!

コールドストリームを出発してエディンバラに到着。これにて「ノーサンバーランド1日観光ツアー」は終了です。

スポンサーリンク

行きにくい場所にはぜひツアーを活用してみましょう!

今回紹介したホーリー・アイランドとアニック城は、なかなかの僻地にありアクセスがたいへんです。

アニック城はニューカッスルやエディンバラから電車とバスを乗り継げばいけないことはないですが、ホーリー・アイランドは潮汐の関係もありアクセスが難しいです。

そんな時はぜひツアーを活用してみましょう。

車に乗っているだけなので、移動は超絶楽です。

以上、【エディンバラ発】アニック城とホーリー・アイランドをめぐるおすすめ1日観光ツアーについて紹介しました。

ご参考にしていただけたのであれば幸いです。

タイトルとURLをコピーしました