【日本三名塔】山口の観光で瑠璃光寺五重塔は超必見

山口県の有名な観光地といえば、下関や角島大橋、秋芳洞などがまっさきに思い浮かびますが、山口県の県庁所在地でもある山口市にもぜったいに訪れたほうがいいといえる観光地が存在します。
今回は山口市にある日本三名塔のひとつ、『瑠璃光寺五重塔』について紹介します。

【山口観光】日本三名塔・瑠璃光寺五重塔

瑠璃光寺（るりこうじ）は山口市香山町にある
曹洞宗の寺院で、国宝である五重塔は
法隆寺（奈良県斑鳩町）、醍醐寺（京都市）と共に
日本三名塔と呼ばれる名塔のひとつです。

山口市は市内を流れる一の坂川を
京都の鴨川に見立てて『西の京』と
呼ばれるようになり、県庁所在地で
ありながら、古き良き街並みを残す
歴史と自然が融合した街です。

山口市は室町時代に京都の
北山・東山文化と大陸文化が融合した
大内文化が隆盛していました。
その大内文化の最高傑作ともいわれるのが
この五重塔です。

瑠璃光寺五重塔や洞春寺などは、
香山公園の敷地内にあり、
山口市の代表的な
観光スポットとなっています。

大きく反り返った檜皮葺き屋根が特徴の五重塔をそばから見上げた様子。迫力がある

池のほとりから見る五重の塔は自然と融合していて、まさに絶景。池の近くにハートの形をした「ハート岩」があるそうなので探してみては？

南北朝時代の武将、守護大名である大内弘世公之像

保寧山瑠璃光寺の門

瑠璃光寺。境内に「瑠璃光寺資料館」もあります

瑠璃光寺五重塔を見学し終わったら
時間があれば洞春寺（とうしゅんじ）にも
行ってみましょう。

洞春寺に向かう途中に2つの
歴史を感じる日本家屋があります。

香山公園内にある枕流亭（ちんりゅうてい）

茶室・露山堂（ろさんどう）

さらに歩いていくと洞春寺にたどり着きます。

洞春寺鐘楼門

洞春寺中門

洞春寺。本堂では座禅体験もできるそう（9:00～、要問い合わせ）

重要文化財である洞春寺観音堂

瑠璃光寺五重塔のほかにも
ぜひ訪れていただきたい観光スポットが
もうひとつありますので、
下記に紹介しますね。

瑠璃光寺五重塔 Information
住所：山口県山口市香山町7−1
アクセス：JR山口駅から山口市コミュニティバス香山公園五重塔前行きで13分、終点下車徒歩すぐ
TEL：083-924-9319（資料館）
開門時間：境内自由（瑠璃光寺資料館は入館料200円、開館時間：9:00～17:00、年中無休）
駐車場：香山公園駐車場100台

洞春寺 Information
住所：山口県山口市水の上町5−27
TEL：083-922-1028
開門時間：境内自由

山口サビエル記念聖堂

宣教師のフランシスコ・ザビエルの来日（山口での布教活動）
4000年記念として、1952年（昭和27年）に建築されました。
三角屋根と2本の塔が特徴の美しい外観の聖堂です。
1階はクリスチャン記念館として資料が展示されており、
2階部分が聖堂となっています。

荘厳な白亜の聖堂のそばにザビエルの像がたたずむ

井戸端で説教するフランシスコ・サビエルの像

アジアに平和を祈る大聖年の鐘。音量が大きいので鳴らす際はご注意を

駐車場とトイレの近くには祈りを捧げる聖母マリア様の像があります

山口サビエル記念聖堂 Information
住所：山口県山口市亀山町4-1
アクセス：JR山口駅から徒歩約20分
時間：9:00～17:00
休み：無休（臨時休館あり）
※私が訪れた時（2020年9月）は新型コロナウイルスの影響により休館していましたので、聖堂の中に入ることができませんでした。

※新型コロナウイルス感染拡大により、開館時間・定休日が通常と異なる場合があります。ご訪問時は事前にお電話および公式ウェブサイト等で最新情報をご確認ください。